2020/05/31 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリリウムさんが現れました。
リリウム > 大浴場の隅っこに、銀髪の少女の姿。
旅の剣士である彼女、今日も魔物退治の仕事を終えて下宿へと帰る道すがら、たまの贅沢に、と湯浴場へとやってきたのだ。
幸いにも、今日は客もまばら。
剣を振るって疲れた手足を、広々と伸ばして疲れを癒す。

リリウム > 少し熱めの湯船に浸る、至福のひと時。
しばらくの間、贅沢な時間を存分に堪能した彼女は……

「……うむむむ……。」
完全にのぼせて目を回していた。
一旦湯舟からあがり、縁に腰かけ火照った体を冷ます。

リリウム > ふと、少女が目を冷ます。
どうやら、のぼせたまま気を失って倒れていたらしい。
そのまま、結構な時間が経ってしまった様だ。

(……うぅ……
 ……ダメだな、最近気が緩んでいる……
 …………疲れているのかな……?)
慌ててキョロキョロと、辺りを見渡し、自分の身体を確認する。

こんな所で無防備な姿をさらして気絶していたのだ、
何か悪戯をされてしまっていてもおかしくはない……。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > ガラッと引き戸を開ける音が響く。
大浴場と言えど人が少ない時間を選べばこんなもの。
さてひとっ風呂浴びようか…と足を踏み出したところで…

「…あ」

女性の姿が見えた。
というか、目があったかもしれない。
なんで風呂場で周囲の警戒をしているのかわからないが…
キョロキョロしている少女を目撃してしまった。
気まずい。

リリウム > 「……ひゃっ!?」
ブレイドと目が合うと、素っ頓狂な声を出して、
晒していた裸体を手で覆い隠す。

「…………。」
そもそも、この浴場は混浴。
男性も入ってくるのは当然の事。
今更慌てるのも逆に怪しいだろう、と平静を取り繕う。

裸体も隠すから恥ずかしいのだ、と、
覆っていた手を外して細身の身体を晒す。

……その一連の態度が、やっぱり怪しく映るだろう。

ブレイド > 小さな悲鳴を上げる少女。
慌てて身を隠す仕草。
混浴であったとしても、流石にいきなり男と遭遇するとは思わなかっただろう。
というか、湯から上がってなにをしていたのかはしらないが…

「あ、え、えーっと…わりぃ」

なんとなく謝ってみるも、様子が少しおかしい。
悲鳴を上げたわりにはすぐに落ち着いた様子で…
隠していた手も外してしまう。
一度隠した裸体を晒すというのもおかしな話だ。
これはいったい…

「あんた、のぼせてんのか?水、持ってくるか?」

逆に心配になってしまった。

リリウム > 「い、いえ…こちらこそ、すみません……」
気まずさから、何がと言う訳でもないが少女も謝る。

「の、のぼせてなんかいません!
 大丈夫ですので、お構いなく……!」
そして謎の強がり。
なんで強がってしまったのか自分でも良くわからず、
さらに気まずい空気にしてしまって後悔。