2020/05/23 のログ
■キール > 体も温まったところで、来る途中に頼んでおいた盆が届く。
盆の上には細かく砕かれた氷の上に東から渡ってきた酒。
それを小さな猪口に沈め口をつけ猪口を傾ければ、冷やされた酒は胃の中へと流れ落ちていく。
「ん。 美味いなやはり…。」
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にダソさんが現れました。
■ダソ > 本格的に賑わう前の、真昼間の大浴場。
夜勤明けの仕事人や、夫が帰る前に身を清めに来た子連れの主婦などが訪れて、
その客足も落ち着き、ひとときの無人となった水浴び場…その、床に広がった水たまりがぷるぷると震えて、
徐々に渦巻きながら一箇所に集まり…肌色のスライムの集合体となって立ち上る。
「とぷっ…っ あれが、にんげん、 にんげんの、カラダ、う~んと…うん、しょ、うん、っしょ…っ」
スライム体は、じっくりと観察した人間の身体を真似るように、
一所懸命に粘液を5体へと伸ばし、頭と、足と、腕とを、
最初はヒトデのようなおおざっぱな不格好さで形取り…
徐々に、徐々に、精度を上げて人の形をつくりだしていく。
■ダソ > やがて性別の判明が難しい、起伏の少ない130cmほどの幼体に肉体はできあがる。
始めたてに比べれば大分人間そのままのシルエットに近づいたが、
まだひと目見てスライム体が人の形を真似しているだけとわかる半透明具合で…
(もっと、もっと練習、しないと…)
そのまま、青年体に肉体を引き伸ばしたり、女性体を模したりと、
人の気配が感じない内は、湯煙に紛れて見て覚えた様々な年齢・体格の身体に化けていく。
(う~ん… オトナの人の身体より、まだちっちゃい身体のほうが、楽に変身できるのかも)
ひととおりの年齢層と性別を試した結果、今のところは気軽に化けられる幼年体に身体を固定しようと変形して。
誰かが、自らの在り方や姿を望んでくれれば、もっと変身は楽なのだろうと思案しながら、
やがて変身を終えれば、素肌の子供がぽつん、と浴場に佇む光景。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 朝帰りの人々が汗を流し、混み合う時間も外れてのどかな水浴び場。岩や壁を伝うお湯がどこかにあたって、ちゃぷ。軽やかな音を立てる中で新しい足音がひとつ増える。
「今日はギルドの依頼を引き受けてないからだいぶ寝坊しちゃった。
この時間にお風呂入りに来るの初めてだなー。のんびりしよ、っと。……あれ?」
胸元をタオルで覆った人影が、まだ寝起きの顔つきでぺたぺたと素足を鳴らして歩いてくる。
浴室へと向かいながら軽く伸びをしていると、どうやら先客が居たらしい。小さな背丈、しなやかな体つき。
自分の目には、年下の男の子に見えた。
「こんにちは!……こんなところでぼーっとしてどうしたの?一緒に来た人とはぐれた?
……良かったら、一緒にお風呂に入りながら、探しに来てくれるのを待とっか?」
その様子から、家族や姉弟からはぐれた迷子の男の子。
そう判断したらにこやかに声をかけ。しゃがみこみ、視線をあわせて笑みかける。
■ダソ > 「―――っ」
鼓膜ではなく、足裏から周囲の音を探っていた少年は、ほぼ貸し切りに近い状態の水浴び場に増えた足音を敏感に察知して、
声をかけられるとほぼ同時にくるりと振り返る。
濃い黄色人種の肌に、くりりとした目の中性的な容姿。
幼い裸の肢体に、無防備かつ無遠慮にちょん、とぶら下がる突起が、
性別とあどけなさを示していて。
「ぁ、 こんにち、は。 んーん、ボク、ひとりで、きたよ。
ここ、ヒトがいっぱいきて、見てるの…おもしろいから。
うんっ、おふろ、いっしょにはいろっ 」
と、人間観察と、人間との接触が目的のスライム体は、これといって隠し立てすることもなく素直にここに居る理由を話して。
もうひとつの目的、ヒトと話し、触れ合うために一緒に入浴することは、彼にとっても喜ばしい誘いだった。
ヒトを見るためにお風呂に来た…という言葉は、素っ頓狂に聞こえるかもしれないが。
「おねえちゃんは、からだ、洗いにきたノ? きれいな、こむぎいろの、カラダ。」
と、これまた無遠慮にタオルに包まれた、しなやかな褐色に目を輝かせて、
しゃがみこんで目線を併せてくれる少女の顔や首筋、腕、胸元や太ももなどを、触れるほど顔を近づけて観察していく。
■タピオカ > 「こんな小さいのに、1人で……?
――わ。……あは!キミのお肌、とってもきれいでお菓子みたい!
そっかそっか。じゃあお姉ちゃんと一緒にお風呂はいって、
キレイキレイしながら遊ぼ?」
相手の見た目的な年齢ではもちろん1人で沐浴はできるだろうけれど、九頭龍の水浴び場まで1人で来るというのは不可思議な点だった。瞬きを繰り返しながらまじまじと彼を見遣ると、どうだろう。湯けむりに阻まれて気づかなかった、プリンのような艷やかな肌の色に目をひかれ。思わず綻ぶ笑顔。
不思議に思った点はさておき、何かを楽しむのには1人より2人のほうがいい。笑顔のまま頷いて。
「そうだよー。今朝寝坊しちゃったから、目覚ましにお風呂入ろうと思って。
えへ。ありがと。この色は、このあたりじゃ珍しいかな?
――お姉ちゃんの名前はタピオカだよ。キミのお名前、聞かせてもらっていい?」
こくんと頷きつつも、肌色に目線を受けて少しはにかむ表情。きっと小さな男の子だから好奇心も旺盛なのだろう。視られるままでじっとして。
――やがて名前をねだりながら、彼の手をとろうとし。すぐ先の広い湯船に、一緒に浸かろうと。
■ダソ > 「うんっ、 そうお? ボクのお肌、きれい?
ふふ、たべたらきっと、あまくておいしいよーっ
うれしい! ぅん、いっしょにおふろはいって、キレイキレイして、あそぶー♪」
相手のほころんだ笑顔と言葉に、少年も笑顔で返す。
スライム体が喜びを感じた時に、この表情をとるべきだと学習した結果で、当初はただの模倣にすぎなかったが、
今では本物の笑顔と言って差し支えない感情の発露。
少年の肌は、もし舌を触れさせれば実際に甘みを感じる味わいではあるが、冗談と伝わってしまうかもしれない。
彼女が少年の手を取って湯船へと向かおうとすれば、その手のひらには普通の人間の指よりもはるかにつるつるで、すべすべで、
少女の指先に張り付くようなしっとり感と、ゼリーのようなぷるぷるの感触。
もし強く握られれば、粘土細工を握りつぶすように少年の手はたわんでしまうほどの柔らかさ。
「たぴおか、 タピオカおねえちゃん、だね。
ボクは、だそ、ダソって、呼ばれてるよ。
ぷるぷるで、とろとろで、ニンゲンがだーいすきなの。」
と、誰かに呼ばれた自分の個体名称を告げ、スライムと呼ばれる存在であることは、足りぬ語彙で伝える。
もし少女が少年の正体に気づこうが、気づくまいが、
今のところは一切の害意や敵意を感じさせない、無垢な表情でおねえちゃんに釣れられて…。
湯船へと共に入れば、
水面ののゆらめきによる錯視ではなく、実際に湯面の中でほんの少し少年の半身が輪郭をとろかせる。
その熱や、お湯の感触や、気を抜くととろけてしまいそうな感覚に、
心地よさそうに目を細めて。
「んぁ… あーっ… これ、きもちいっ♪ 」
■タピオカ > 「そんな事言ったらー。……食べちゃうぞー!ぱくー♪」
プリンにしか見えない潤肌で無邪気な笑顔を浮かべられ。
なんだか年の離れた弟でもできたような気分。
戯れ混じりに大口をその場で開いてみせ。ぱく!冗談っぽくそれをとじあわせて声音を弾ませる。
きっと遊びでこの子は自分の肌は甘くて美味しいとそう言っているのに違いない。今のところは、そういう認識だった。
うっかりすると本当にスプーンですくってみたくなりそうな衝動にかられつつ。
「うん!よろしくね。ダソくん?
……ほんとにつるつるだねー。ダソくんの手ー。
そうなんだー。ニンゲンが大好きなんだ!
って。え?ニンゲンが大好き?
うーん、ダソくんってもしかしてー」
彼の子供の声音が自分の名前を繰り返してくれるのが嬉しくて。にー!緩んでいく頬。
しかしどうも綺麗すぎる手やその柔い感触。
そしてその物言いに小首を傾げ。
「――きっとぷるぷるの精霊さんなんだね!
だからヒトの里に遊びにきたんだね!
お姉ちゃんで良かったら、これからもいっぱい遊ぼ?
……わー……!ほんとに精霊さんなんだー……!」
目の前の敵意の欠片もない様子に、相手の正体を取り違えた。スライムと戦った事はあるが、ダンジョンに住まい犠牲者をドロドロに溶解させた残忍なモンスターと彼の愛らしい様子はまるで結びつかなかったのだ。
……手をつないだまま湯船に沈めば、彼の輪郭が明らかに人間ではない反応をしている。未知なる精霊だと勘違いしたまま、その様子に目元を緩め。
「ダソくんー。ダソくんにはちょっと、お風呂が深くて口にお湯が入っちゃいそうでしょう?
お姉ちゃんが抱っこしてあげるから、こっちにいらっしゃいなー?」
気持ちよさそうにしている相手につられて表情緩むも、
彼の背丈の関係上、お湯の水面が喉元に迫っているように見えて。湯船の中で横座りのまま、相手を自分の膝の上へ抱きかかえて迎えようと。
■ダソ > 「あははっ、わーっ たべられ、ちゃうっ♪
っふふ、ほんとーに、たべたくなったら、いってね? タピオカおねえちゃんにだったら、ちょっとだけ、あげる」
目をきゅっと閉じて、あわや食べられてしまう被食者のものまねをして、彼女にごっこ遊びで、遊んでもらう。
しかし、次いで出てきた言葉は、少年からしてみれば、別段痛みも苦痛もないゆえに出た、嘘から出た真。
つるつるの指先を、外れてしまわないようにきゅっと絡ませ直し、
小首をかしげて少年の素性を伺っていた相手をきょとんと見上げて…
取り違えられた言葉に、ぱあっと顔を明るくして頷いて。
「せーれー? …あはは、そうなの、かも、ぷるぷるの精霊♪
ぷるぷるでー、とろとろでー、ニンゲンが、だいすきでー。
ふふ、あそぶのも、だいすきっ♪
うん、あそぼ? いーっぱい、あそぼっ」
すっかり懐いた様子で、湯船の中で溶けかけた半身のまま、ぱしゃぱしゃと水しぶきを上げてはしゃぐ。
ニンゲンではないと判断されつつも、警戒も嫌悪もなく受け入れてくれた相手に嬉しそうにすり寄って、
少女が招くままに小さな体を抱きかかえてもらい、膝の上に裸の矮躯をちょこんとおさめる。
少女の腕や太もも、胸元には、水にくぐらせた白玉だんごのように、ツルツルでもちもちとした感触が心地よく伝わり、
ぼんやりとその肌からは、微小ずつではあるがスライム体が溶け出していて、
少女の肌までも極上のローションや化粧液、あるいはシロップでぬめらせたように照り輝かせていく。
少女が己の素肌や美容を気にするタイプかは少年には知り得ないが、
自身の肌がきめ細やかに修復されていくのを感じるだろうか。
「んぁ… あは、ありがとっ ふふ、タピオカおねえちゃんのだっこ、うれしい!
ボクからも…おれい、 …ぎゅーってしてぇ… っちゅ♪」
背面を抱きかかえてもらう態勢だったのを、くるりと少女の腕の中で器用に大勢を前後反転させ、
少女の控えめな胸元と少年の平たい胸をくっつけあうように密着し、
少年も細腕を少女の背中に絡めて… ちゅう、と啄むようないたずらっぽいキスを一度。
少女の唇には、つややかなで甘酸っぱい果実が触れたような甘みが広がって、それを舌で舐め取れば先程の少年の言葉が、
ある種の冗談や遊びでないことがわかるだろう。
少女が拒まなければ、唇にもう2度、ほっぺや、おでこ、鼻先や顎に、
まるで子犬がじゃれて舐めるように、何度もちゅっちゅっと、小さな体を伸ばして下からキスの雨を降らせる。
■タピオカ > 「お姉ちゃんの膝の上はー、ダソくんの王座だよー!
ほらほらー。おいでーおいでー。王様おいでー。……えへっ!いらっしゃいませー!」
小さな子供の容貌でも、人間離れしたぬくもり。
口に甘い、お茶の後のお菓子のような触れ心地を指の先で感じながら抱き上げ。
弟あやすような声音で戯れたら、湯船の中で自分の膝の上に抱き寄せ。
お湯の中でも彼から伝えられる、なんとも言えない快い感覚。
美容品を使った事はほぼないけれども。
肌がほんのりあたたかくて、今まで自分が使った事のあるどんな香油よりもしっとりとした潤いが与えられるのを感じる。
その正体が微量のスライム体だとは気づかないまま、精霊と触れ合うとこんな気分になるんだ、と1人感動してしまう。正面向き合うと、お互いの小鼻と小鼻の先で笑顔を綻ばせて。
「お姉ちゃんも、ダソくんとくっつくの気持ちよくて嬉しいなー!
お姉ちゃんのお胸もほらー、すりすりー。すりすりー。
うんっ。ぎゅーってしちゃって……。ゎあ♪」
幼い弟とじゃれあう姉そのものの顔つきで湯船の中抱き合って。
彼の薄い胸には、小さな膨らみかけた乳肉がふるふると触れる。
乳首同士を絡ませてつつ、触れた口づけに嬉しそうにはしゃぐ声。
「ん……っ♪
お姉ちゃん、ダソくんにキスしてもらっちゃったー!嬉しい!
それに……はぁぁ……っ……。ほんとにダソくんの唇って、甘い味……。
えへへ……。ぁっ……、あっ……。いっぱいキスしちゃお、ぎゅってしながらキスしちゃおうね……!」
ほわんと頬を染めながら、彼の頭を後ろから撫でる。
口にほの甘い、物理的に甘いキスという体験に酔ってしまう。
何度も何度も口づけを貰いたがるように、自分からも無防備に顔を近づけて。
リップノイズが鳴るたびに、喜色でぶるっと腰を震わせる。
■ダソ > 「ぎょくざ? …おーさまの、すわるとこ? えへへ、やったー♪
…じゃあじゃあ、タピオカおねーちゃんは…ケライのひと?…それとも、じょおうさま?
ふふ、タピオカおねえちゃんのおひざ、とってもすわってて、ふにふにで、きもちぃ…」
大きな目をくりくりさせたり、きゅっと子猫のように閉じたりを繰り返しながら、
ヒトの子供の姿に、スライムの特性を併せ持ったまま、精霊と思われながらなついてくる、お互いに不可思議な出会いと体験、接触。
肌や唇に僅かずつ溶け出し、彼女の唇や肌に染み込んでいく少年自身の成分には、
媚薬や催淫の類は含まれてはいない、それでも、もっともっとと感じてもらえるのならば、
ひとえに癖になりそうな温もりと心地よい感触、こそばゆさ、そして甘さか。
少年自身も、少女の温もりや肌に触れるスキンシップを求める貴種のスライムだけに、
拒まれなければ拒まれぬほど、ずいずいと小さな体をどんどん寄せて、
くにくにと突起した薄胸の乳首が少女の露出した乳首と何度も触れ、上下に左右に擦れ合う。
少女の悦びに震えた腰は、ふにふにの少女の足とぷるぷるの少年の足を何度も絡み合わせ、
下腹と下腹を密着させ、鼠径部やおへそに、
少年の小さく可愛らしくも、ピンと張り詰めつつある肉棒を、なんどもこすりつける。
「ぅんっ…♪ あまぁい、きす、ちゅう、いっぱいあげる…♪
ん、っちゅ、 っは、ぁむ、…はぷっ…ッ
…ボクをいっぱい、なめて、あじわって? おねえちゃんの味も、おいしい…♪」
近づけられた顔に、嬉しそうに少年は頬ずりして、もっともっとと唇のふれあい、離れる音、重ねてずらす音が、貸し切りの浴場に響き渡る。
ちろ、と少女の唇を優しく割り開くように少年の唾液まみれの舌先が侵入すれば、
舌の形と感触をした、極上の飴細工が忍び込んできたように少女には感じられるだろう。
その舌が少女の舌をれろれろとくすぐり、巻き付くように愛撫し、
上下の歯列をなぞったり、上顎を舐めあげたりと縦横無尽に味わい尽くして、
ひとしきりその味を叩き込んだあとに、少年はまたイタズラめいた顔で微笑むと、
べえっと長く伸びた舌を突き出したまま、唇を引き抜いてしまう。
まるで、少女に舌フェラを求め、貪るさまをみせてほしい、というように。
「んべぇ~♪ …べろちゅー、しよっ♪ して♪ それとも、他のトコロ、舐めたりしたい?
ゆびでも、顔でも、おちんちんでも…♡ カラダのどんなのとこでも、いーよっ♪」
と、少年が自らの身体を、好きにしていいよと言う、その代わりを求めるように少年の手のひらも、
右手を少女の淡いふくよかさの乳房に添えてゆっくりと揉み回し、
左手を、ゆっくり太ももからお尻に這わせて、足の間の割れ目を探り、
指の腹で優しく撫でたり、ぐ、と押し込んだりして弄ぶ。
■タピオカ > 「それじゃあー……。家来になっちゃう!
王様、王様ー。タピオカにしてほしいことがあったら、何でも言ってくださいな……!」
少し視線を上に向けて悩むと、王に対して服従する立場になった。
いつでもそばに控える側女のように甘くささやくと、その愛らしい大きな瞳のまぶたの上に優しく唇を触れさせて忠誠誓う戯れ。
「はぁっ……♪甘い、甘いよぉっ、……ダソくんのお口、……っ、
んっ……!んっっ……!美味しくて止まらなくなっちゃう……。
あっ……、あっ、……はぁぁぁぁ……♪ダソくんに舐めてもらえて気持ちいい……。
――ダソくん、べーってしてる。……ということは……。……えーいっ!レロレロっ!」
お酒か、あるいは媚薬かその両方か。スライムの舌愛撫という神秘的な行為を通じて、
その愉悦に溺れていってしまう。彼という甘いご褒美ケーキの匂いがする。
唇も舌も、相手とくっつくたびに心地よさが痺れのように行き渡っていく。
いつの間にか口元は半開きになって、彼に舐めてもらうたびにぞくりと首筋を粟立たせ。
下腹部に触れる、元気な勃起。肌ごしに子宮が疼き、湯けむりに混じって、雌の甘い発情臭が漂い始める。幾分か赤みが増し加わった顔で口腔を確かめてもらう気持ちよさを言い表すと、突き出されたままの舌を見つける。――微笑むと、なんとなくしたい事を察して。……ぶじるるるるるうっ♪はむはむはむっ、レロロロロロっ……!じゅっ、ぷっ!じゅっ!ぷっっ!じるるるるるるううううっ!わざと大きな水音をたてて少年の飴細工の舌をむしゃぶりつき。
いやらしい舌フェラをお披露目する。
「あっ……、あぁぁぁ……!……えへへ……。ダソくん……。
お姉ちゃん、ダソくんにえっちに触ってもらえて気持ちいいよう……。
んっ……、んっ……。ふぁぁぁ……。
じゃあ、……ダソくん……。ダソくんのおちんちん、……お姉ちゃんにおしゃぶりさせて……?」
幼子の触れ合いとは違う手つきで胸や尻肉、足の付け根を触ってもらえて。
ひくんひくん、そのたびに背が浮つく。相手の頭を撫でて可愛がりながら、
そっとそっと、彼の身体を湯船の縁に腰かけさせ。自分は少年の膝の間に顔を埋める。
一度弟を見上げると、安心させるように微笑みかけ。上を向いたまま、……ちゅっ……。
優しく肉棒の先端に口づけをした。そのまま頬張り、舌のざらつきを裏筋に押し当てたまま、ぬる、ぬる、にゅるぅ。首を前後させて少年の肉棒を愛でていく。
■ダソ > 「えへへーっ!うれしい! こんなに可愛くって、きれいで…おねえちゃんの、ケライ、 すてき…♪
じゃあ、じゃあ、王様のためにいっぱいキモチよくなって… いーっぱい王様をキモチよくして、ね…っ…ん、っぁ…」
言葉と仕草は、年端も行かぬ子供と、ちょっぴりお姉さんのごっこ遊びのよう。
けれども、その唇同志と、湯船の下で行われている行為は、ますます過激さを増す背徳的な「じゃれ合い」に発展し始めていて。
「んぁ、おねえちゃんの、おくち、くちびりゅ…した、も、…♪ んっ…れろ、っちゅ、♪ んぁ、おい、し♪
はむ、っちゅう、れろ、じゅぷ、んむぁ、あむう♪」
声変わりのない声をところどころ巻き取る、少女の情熱的な舌フェラ。
突き出された少年の舌は、少女が口を窄めたり、吸い上げるようにむしゃぶりつくたびに、
まるでほかほかに温めた硬い水飴のように僅かに伸びたり、変形したりして、
彼女の口の動きと絶妙の相性の長さや太さ、厚みや味わいに変化していく。
そうして、すっかり少女の口内からも身体からも、甘さと淫らさのブレンドされた体臭を放つようになった頃、
唇を開放されれば、お互い火照った顔で見つめ合い…彼女の言葉にこくん、っと素直に頷いて、促されるまま円に腰掛けて。
「んぁ、ん、っく、んんぅ! っふ、ぁ… おしゃぶり…♪
けらいの、おねえちゃんの、おしゃぶり…っ、 すご、く、ん、
きもち…!きもちぃ…♡ えへへ、じょうず、ぅ…♡
いーこ、いいこ、けらいのおねえちゃん、いいこ…♪
細くて華奢な少年の膝の間に顔を潜り込ませて、優しい口づけから一転、
美味しそうに頬張って顔を前後に揺らめかせ、舐めしゃぶり、
卑猥なリズムで揺らめくきめ細かな銀髪を、ごっこ遊びの延長で小さな手が撫でる。
幼い少年が年上の少女を跪かせ、奉仕させ、労うような、奇妙に背徳的な行為。
少女の奉仕が続き、どんどんとスライム体の興奮が高まるほどに、人間の生態を真似た肉棒は、可愛らしい子供のサイズから、
唇と舌でひと舐め、ひと扱きするたびに形状を変化させ、勃起していく。
少女が夢中でしゃぶり続ければ、そのサイズは上限を知らずに膨れ続けて、彼女の口も頬も喉までもぱんぱんに埋め尽くすほど肥大化し、
とろとろのはちみつのような先走りを分泌させて
「っはあ、あ、ん、っぁ、じゃあ…ごほーび…♪ けらいのおねーちゃんに、ごほうび、あげるね?
…約束通り、おいしい、あまい、ボクをあげる…っ っく、んあ、あああああっぅああああ♪」
ごぶんっ!ごびゅりゅびゅびゅう♪
と、最初は水飴を大さじ何杯も口に叩きつけられたような固形の、甘さと生臭さの混じったシロップ精液がぶちまけられ…
そこから、放尿のようにみずみずしく熱い液体が、しょわわわわ…と少女の口内と喉に直接注がれる。
飲みきれず、あるいは口内の容量が限界に達して少女の唇から亀頭がまろびだせば、
それはぶるんぶるんと盛大に首を振りながら、少女の顔や髪に、
とろとろのスライム体の放尿をあびせていくだろう。
その味も、匂いも、色も、湯船に溶け出して、
少女に全身が少年の一部に浸かっている、と錯覚…否、自覚させ、覚え込ませていく。
■タピオカ > 「ダソくんっっ……♡ダソくんんっ……♡
んっ、……ぎゅっ、……はっ、……はむうううっっ♡
んじゅっ♡んむぅううぅっ♡れ、ろぉおっ♡はむっ♡はむぅうっ♡んじゅるぅううぅ♡
ッ……、ダソくんのぉちんぽぉっ♡んっ……!んっ……!んっっ……!んむぅうう♡
はっ、はっ、おちんぽ美味しっ♡おちんぽ美味しいぃいいぃ……♡
しゃぶらせてっ♪もっとおしゃぶりさせてっ♪
ダソくんのおちんぽ食べさせてほしいのおおぉ♡
おちんぽっ♡おちんぽぉっ♡ァーーーーーっ♡おちんぽおちんぽっ、おちんぽぉぉぉ♡」
弟に淫らな奉仕をする姉。そんな架空の背徳的な関係性のもと、腰かける少年の太腿の中でぶじゅっ、ぐじゅうう、ぐじゅるるるる、ぶじゅぷ、じゅるうううううう!それだけで卑猥と判断させてしまうような盛大な水音を立てる。短い銀の前髪が揺れるほど首を前後させ、思い切り喉を進めて、喉の入り口のコリコリとした肉輪で亀頭を締め付け、頬をぴったりと肉棒に密着させるほど息を吸いながら、首を戻していく。そんないやらしい首振りを続けると舌が乾きを覚えてしまう。
それは、子供サイズだった勃起がどんどん大きくなって、その水飴の味も練られてコクも豊かになり、いくら味わってももっと味わいたくなってしまうから。
王様に奉仕する側女じみた痴れた顔つきで、先走りのはちみつを必死になって飲み下し。
「あっ♡あぁぁぁあっ♡王様ぁあっ♡ご褒美くださいっ♡
とってもあまーいご褒美くださいっ♪
タピオカのお口に王様からのご褒美いっぱい、いっぱいくださいぃいいっ♡
あむうううぅ!?ん、ふぁぁ、あぁあああああああああああん♡」
伸ばした片手で、少年の尻たぶを支えて。もう片手は、相手の手を愛おしそうに握りたがる。
今やオーガサイズの巨根と反り立った肉棒へ一心不乱に首を揺すり、口を離してお強請りしながら頬やおでこをすりすりと擦りつけて懐き。
ぬぷぷっ♡ぬぷぷうぅっ♡ぎゅーーーーーっ♡
口全体を性器にかえて、喉の中まで亀頭を押し込める。
狭苦しい喉の肉輪に閉じ込めた肉棒を、思い切り。下唇を陰嚢にまで触れさせるほど少年の股座へ頭をつっこむ格好でご褒美を強請り。――喉に精液の熱が爆ぜると、嬉しそうに目元が蕩け。
「んぐ……♡んっ、……んんんんっ……♡
はっはっ……♡……あぁぁぁぁ……ッ……♡
甘いぃ、……甘いよぉおおっ……♡ご褒美嬉しい、ご褒美甘くて美味しくて嬉しいぃっ……♡
ぁ……ッ!ぁっ……!あぁぁぁ……!ダソくんのおしっこまでかけてもらえるの、お姉ちゃん幸せ……♡」
口いっぱいの巨根から、口にあふれるほどのシロップザーメン。
その禁断の味に溺れながら、喉を鳴らして飲み干していく。
直接流される熱い汁気も、いつの間にかタオルがはだけた胸元をびくつかせて飲んでいくけれど。
勢いに負けて亀頭が浮かび跳ね。髪におでこに。頬に、胸に。少年のおしっこを浴びて至高の表情浮かべ。
「ご褒美ありがと、ダソくん……!
はぁっ、はぁっ、はぁ……。でもね、……お姉ちゃん、ダソくんのおちんちんしゃぶってたら、
えっちな気持ちになっちゃった……。ダソくん……。
お姉ちゃんの一番大事な場所にも……おちんちん、ちょうだい……?
お姉ちゃんのあったかくて気持ちいいところで、ダソくんのおちんちん、たくさんおしゃぶりさせてほしいの……っ♡」
シロップ精液を飲み干し、浴びた放尿を顔や胸になすりつけて味わって。
もっと、彼とひとつになりたいという願望が強く生まれる。
お湯から上がり、縁に腰かける少年を優しく押し倒して。
汁気の粒が滴る太腿を持ち上げ、腰を巨根へ運んでいく。
お湯以外にも明らかに濡れ、つやつやと湿って火照る太短い割れ目を亀頭に触れさせながら。
そのふくよかな丸い恥丘で鈴口を舐めながら、そんないやらしいお強請りをして。
■タピオカ > 【継続予定】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からダソさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシロナさんが現れました。
■シロナ > 戦士ギルドで思う存分汗をかいた少女、元気に全身を動かして、体術や武器の扱い方を訓練していた。
体を動かした後は、お風呂でさっぱりすると気持ちいいと、ギルドの人に言われたので、さっそく試してみることにした。
母親が良く通うという、九頭龍温泉……九頭龍の水浴び場、其処はどこか遠くの国のお風呂を模した温泉場。
そこに一人でやってきてみた、受付でお金を支払い、とことこ、と、教えてもらった浴場へ……女湯へと歩いていくことにする。
「やっぱり、運動して汗をかいたなら、次はエッチして、汗をかかないとね!」
白いの髪の毛、赤い釣り目で、勝気な笑みを浮かべる少女はどこからどう見ても、悪ガキという感じで、その唇から零れるには十分以上にちぐはぐなものだ。
とはいえ、母親が母親であり、姉も淫魔という不思議な姉妹、妹だって、ドラゴン成分多めでも、淫魔。
その辺りを聞けば納得できるだろうけれど、知らぬ通りがかりが聞いたらぎょっとするやもしれぬ。
実際に、基本的に妹は性的なことよりも、健康的に活動して、スポーツ(?)で汗をかく方が好きなのだ。比較的。
発情期が来たなこれ、と思うのもある。
ドラゴン1/4ヒューマン1/4淫魔1/2(先祖返り)となれば、仕方がない。それでも、比較的健康的なのは、きっとドラゴンの因子が強かったという事なのだ。
「くんくん……まだ、大丈夫だよね?」
自分の肌に腕を伸ばし、匂いを嗅ぐ、淫魔の証拠というべきか人よりもフェロモンが強い、それこそ、媚薬を常時嗅がせているようなレベルで。
その辺りは注意している積りだけれども、たまに戦士ギルドのおっちゃんたちが発情しすぎて大変になることもある。
その際は、全力で叩きのめしているから今の所は問題がないけれど―――だから、受付のお姉さんに言われたのかもしれないなぁと、ぼんやり考える。
難しいことを考えるのは得意ではないし。
「おっふろ、おっふろ。」
先ずはお風呂に入ってさっぱりしよう。見えてきた女湯の扉を開き、脱衣所で装備を外して、浴場の中へ入っていった。
■シロナ > 「ワァオー。」
初めて入る、九頭龍温泉のお風呂は広かった、確かに家の風呂もそれなりに広くはあるけれど、ここの風呂はそれを凌駕している。お風呂屋さんだから当然ではあるのだけれども、それでも広いお風呂は感動的だった。
少女の声が響いて、反響して消えていく、お客さんはほかにもいるだろうけれど、きっと気にしないでいてくれるだろう、と信じたい。
広いお風呂に気分のいい少女は、洗い場へと近寄って、お湯で体を流していく。
ざばり、ざばり、と何度も体にかけ湯をして、汗を流してから石鹸を泡立てて、体にこすりつけ洗う。褐色の肌を、丁寧にこするように、わきの下、とか腹筋、とかお尻、とか背中、とか、タオルを使って丁寧に汗をぬぐい落して、石鹸をこすりつける。
石鹸の香りのほうが、安全なはずだし。
泡立てて、良く体を洗って終わってから、少女は再度かけ湯をして。プルプルと肌を振る、水滴がすごい勢いで飛び散って、少女は満足に笑った。
「よし、これでいいよね!」
全身をきれいにしたら、今度は、お風呂だ、湯船の淵は岩が並べられている、床も医師が敷き詰められているのが見える。
それなりの深さがあり、泳げたりしそうだ、というか、誰かは泳ぎそうだ、誰とは言わないが。
褐色のつま先からゆっくりお湯に浸けて、少女は肩までお湯に浸かる。
ふぃ、と息を吐き出して青く澄んだお湯を眺める、それを持ち上げてぱちゃり、とお湯を落とす。
ポカポカする温度に、全身を弛緩させて少女は温泉の中でだらんと伸びる。
「あぁ、生き返りますなぁ。」
おばあちゃんみたいだ、と感想を覚えて、少女はお風呂を眺める、何十人でも入れそうな広いお風呂は円形だ。
ほかにもお客さんはいるみたいだけれど、湯気でよく見えない。
ああ、ほかに人いたんだ、と思いどうしようかな、と考える。
■シロナ > 「…………」
それはとても心地の良いお湯であった。母親が好んで入るのも納得できると、後になって思える。
なぜ後かというと―――。
「くかぁ。」
余りの心地の良いお湯、やさしい空気、全身を弛緩させるような湯質に、思わず本気で意識が飛んだのである。
ぐでーとしている少女は、お湯の中で眠りに落ちてしまう、お布団でやさしく包まれているような、それ以上の心地よさなのだ。
力が抜けて、抜けて、気分が軽くなって、気が抜けて。
そして、その結果、少女は眠ってしまった。すやすやと、安らかに眠りに落ちているのだ。
運が良いのか悪いのか、背もたれにしている温泉の淵に寄り掛かるような形だから、そして、足元も石だから。
ずり落ちるという事もなく、少女の体をしっかりとホールドしていた。
くかー。くかー。温泉で、眠りこけてしまう少女が、其処にいた。
■シロナ > 少女は眠っている、気持ちよさそうに、むにむに、声にならない寝言を呟きながら、幸せそうな夢を見ているのだろう、ほんにゃりとした緩やかな笑顔のままに眠っている。
眠りはいよいよ深くなってきたのか、舟をこぎ始めるゆらり、ゆらり、頭が揺れて、ぴく、ぴく、と体はお湯の流れに反応するように引くついて。
時折手のひらがぐぱ、ぐ、ぱと、握ったり開いたりして。
―――そして、大きくがくんと頭が揺れた。
「ふやっ!?」
ビクンと大きく痙攣して、少女は目を覚ます。口元には涎がたらりと垂れていて。
顔中にクエスチョンマークを張り付けながらきょろりきょろきょろと、右に左に視線を揺らす、ここは誰?ワタシドコ?混乱が目に見えるようだ。
一通り周囲を見回して、初めて、ああ、ここかぁ、と少女は息を吐き出す。
その場所は―――ここは、九頭龍温泉宿である、という事を思い出したのだった。
「あ、ふぁ……ぁ、そっか。」
戦士ギルドで訓練して、汗臭いからお風呂に入ることを進められて、ここに来たんだっけ、と思い出しつつ、周囲をもう一度眺める。
大きく欠伸を零しつつんー、とプルプル震えながら伸びて、はぁ、と息を吐き出す。
そして、下のほうに、視線を向けた、お湯の中にある、己の雄の象徴のほう。
ギンギンにそそり立っている少女の肉棒は、欲求不満というモノもあるけれど、寝て起きたからであろう、しっかりきっちり存在を主張する。
そういえば、それも目的だったんだっけ、と思うも、周囲には誰もいなさそうだ。
仕方がないかぁ、と苦い笑みをこぼす。
そういえば、寝ている間ずっとお風呂に入っていて。汗をかいていて―――。
「マズク、無い?」
少女の汗は――その体質からもあるが媚薬のようなフェロモンである、温泉とはいえずっと浸かっていれば汗もかくし。
そしてそれはまき散らされるものである。
やらかした?思いながらもう一度、先ほど見たときには誰もいなかったし―――と。
■シロナ > 「―――は。」
誰もいない、多分大丈夫だと少女は息を吐き出す。好みの相手に嗅がせて発情させるのは兎も角、こう、不特定多数の誰かを意図せず発情させるのは好みではない。
だから、誰もいない今の状況は、良かった、と思い、今のうちに、空気などを換えてしまおう。
とことこ、とお風呂の窓に近づいて、窓を開けていく、広い温泉だからそれなりに数があるから、順番に開いて開いて開いて。
それから、出入り口のドアを開ければ換気は大丈夫。
しばらくすれば、自分の体からこぼれたフェロモンも抜けていくはずだ。そうなれば安全安全。
「これで、ショーコ隠滅だよな……!」
大丈夫、大丈夫。満足した少女はそろそろ上がるか、とぷるりと肌を震わせる。
まだ最近は暑さ寒さが一定ではなくて、扱ったり寒かったりするので、いろいろ面倒だ。
湯冷めしないうちに、と急いで脱衣所に戻り、体をふいて綺麗に。
そして、じゃあ、またね、と軽く笑って装備を付けなおし、急いで富裕地区にある自分の家へと戻っていく―――。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシロナさんが去りました。