2020/05/04 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 大浴場から十数歩ほど歩んだ先に設置されている、清め湯やシャワー、石鹸や化粧水などが並ぶ洗い場。
暖かなシャワーを浴びながらアーモンドほどの大きさの、琥珀色の宝石のような石鹸を取り出した少年は、
こしゅこしゅと掌でそれをこすりあげる。
またたく間に小さな手のひらからは、もこもこと白く質量感のある泡がたちこめてきて…。
「おおーっ! っふふ、特製の薬用石鹸、だいせいこう!
これくらいちっちゃくって、泡立ちが良ければ…冒険者のヒトも旅の途中、便利だよねー。」
少ない量と水で、身体や食器や衣類を清潔に保てる石鹸を作っていた少年。
その固形量に対する泡の生成量や、殺菌成分、美肌成分、泡の質感の心地よさにうっとりして、
ふわふわと掌に泡を乗せ、少女のように華奢な身体の、胸元やお尻や髪の上にぺたぺたと泡をはりつけて遊ぶ、
「―――あっ、ひつじ! ひつじさんみたい!」
洗い場の鏡に映った自分の姿は、胸元に綿あめのような飾り付けの、短いかぼちゃパンツ状のもこもこの白泡に包まれた、
子羊のミレーのような風貌で、子供っぽく泡で自分の身体や髪をいじりまわす、
最近お気に入りの、少年の一人遊び。
■タン・フィール > 「よし、ツノとかもつくってみよっ!」
掌で泡をねりねり、まるでホイップクリームを入念に泡立てて、
形状を変化させ維持させやすくするように馴染ませながら、
そのクリーム状の泡を黒髪にちょこんとのせて、
羊の耳や巻き角を表現していく。
お尻にも、綿あめのようにふわふわの泡を形成して、真っ白の泡パンツと合体させ、羊の尻尾をイメージして。
少年の想定する「ひつじさん」の造形にあわせた仮装の化粧をほどこしていく。
「ん~! このかっこ、気に入っちゃった、こういう服とかって王都で売ってるのかな…。
―――いや、いっそ、ホントに羊さんに変身できるお薬でも、つくっちゃおうか…
…ええと、まず必要なのは、ホンモノのひつじさんの毛と、蒸留酒…
ミレー族の遺伝子情報の、なにか…」
ぶつぶつと、羊のミレー属に一時的に変身できる薬を思い描いて、
それを作るにはどのような素材や調合が必要か、ぶつぶつと呟き始める。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジラさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からジラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
■リス > かぽーん、そんな音が響き渡る、九頭龍の水浴び場、そのうち一つ、ふたなり用の温泉の浴場。
普段とは全く違う趣の場所に少女は戸惑いを隠せなかった、元々、シェンヤン風……の温泉だったとは思うのだけれども、今宵の場所はさらに異彩を放っているように思える。
真四角の浴槽は、細かく白い陶器のようなタイルが張り付けられていて、そのタイルに色があり、温泉に入ると背面になる場所―――には、大きな山の絵が有る。
陶器のタイルに色付けしての、絵画と言うべきなのだろうか、見たことの無いタイプの絵画に唖然とせざるを得なかった。
その下の洗い場には、木で出来た水桶と、陶器の座椅子、穴が開いてる。
端っこには、陶器のライオンの焼き物があり、其処の口からお湯がドバドバと出ている。
何というか―――何といえば良いのか。
東洋の人が、此方のお風呂を無理やり真似た、というイメージなのだろうか。
それとも、逆にこちらの人が、東洋を無理やりイメージしたと言う物なのだろうか。
判断に困る少女は、凄く、凄く大きな、壁一面の山の絵画に、何これ、と呟くしかできなかった。
気を取り直し、お湯を流して白い肌を磨くように洗い、髪の毛を纏めて。
お風呂に入ることにした。
お湯は薄緑色のお湯であり、変な匂いはしない、むしろ、ほんのりといい香りで落ち着く。
全身がほぐれるような感じがしつつも、背中にあるその絵画―――何という山なのかは知らないが、それが気になり、ちらり、ちらりと視線を向けるのだった。
■リス > 本当の所、温泉で体を磨きながら誰か来ないかな、と待つべきなのだろう、そういう場所なのだから。
しかし最近はあまり人と出会う事がないし、この宿も人が少ない模様、仕方のない事なのだろう、だから、入り口から背を向けて少女は山の絵画を眺める事にするのだ。
とはいえ、絵を見るよりも誰かと話をする方が楽しいし、誰かとエッチな事をする方が大好きだ。
一人ですることがないから、という事なのが一番の理由なのである、凄く目立つから、というのも有るし。
ぱちゃり、ぱちゃり、と音を立てて己の体にお湯をかけて少女はのんびりと、眺める。
うーん、と腕を組んで見上げるのだけれど、そろそろ疲れてきた、というか飽きても来たので、反転することに。
山の絵を背にして、風呂の縁に体を預けて大きく伸びをする。
はぁ……と、大きく吐息を吐き出しながら、白い手を、こする様に撫でて、自分の体を確認する。
むっちり、というべきなのだろう、デブとぽっちゃりの境界線にある少女の肉体、柔らかな脂肪で包み込まれた腕。
フニフニ、とどこもかしこも柔らかくて、そして、それなりの大きさのある自分の乳房は、弾力はあり揉むとそれなり。
磨いておかなくちゃ、と、優しく肌に掌を這わせて、お湯を刷り込むように、撫で上げる。
いつ、だれが来ても、良いように、と。
■リス > 先日、此処のお風呂のお湯が媚薬になっていたことを思い出した、其れって、お願いすればしてもらえるのだろうか。
毎回は勘弁だけれども、偶にはそう言うのもいいかな、と思えたりもする、何も考えずに只々、ヤるだけの獣になる、其れも気持ちいいわね、と。
あと、雰囲気が良い所、例えば……安らかな空気のする部屋、とか、甘い空気の部屋、とか。
部屋でなくてもお風呂でも良いのだけれど、そう言うのも有ると良いのかもしれないわ、少女はそんな風に考えた。
たぷん、ちゃぷん、とお湯を自分の体に掛けて少女は考える事にする、それを頼むのは基本的に誰かとのデートの時になるだろうけれど。
此処ならば、してくれそうな気もしなくもない、ただ……幾らぐらい取られるのかしら、偶に遊ぶのは良いけれど、それを日常的にと言うのはあまり好きじゃない。
お金は正しく使うのが一番なのであり、浪費するものでは無いのだ、と。
はふ、と甘く息を吐き出して全身をお湯に浸からせる。
顔も少しばかりお湯につけてぷくぶくぶく、と、息を吐き出して泡立ててもみせた。
金色の髪の毛の少女、青い瞳は、湯気の先、誰か来ないかな、と見るのだけれど、何となくこんなことをしてると、獲物を待ち構える気分になる。
あくまで気分であるし、襲い掛かっても普通に避けられる程度の運動能力しかないが。
■リス > 「…………――――。」
ゆっくり、少女は体を起こして、誰もいないだろうか、と周囲を確認する。
さっきは、やってみたかったのでしてみたのだけれども、とても恥ずかしい行為である、見られたらちょっと棺桶にでも入りたくなるぐらい。
子供じゃないんだし、と思いながら、誰もいないことを確認して、ハフ、とため息一つ。
大丈夫、今のところは誰もいない、見られてないわ、と。
そして、居住まいを正して、もう一度湯船に両手両足を伸ばして、縁に寄り掛かる様にお湯に浸かりなおす。
温かなお湯の中、ぎちぎち、とそそり立つ肉棒は、並みの男性のそれよりも大きな、まさに、人竜クラスと言って良いだろう強直で。
そっと手を伸ばして、少女は己の肉棒をなぞり始める。
肉棒に振れてしまうと欲情が強くなり、したくなってしまうのだ、とは言え、此処は公共の場である、我慢しないとな、と先端を軽くなでて、名残惜しく手を離す。
「~~~~~~。」
零れる吐息は艶めかしく、目元はほんのりと赤くなる、ああ、と思いながらも、昂り始める情欲に、発散の場所を求める。
水ぶろにでも入って、少し頭を冷やさないとだめかしら、と立ち上がった。
■リス > 「とりあえず……。」
水ぶろに入って、少し冷静になってから、何かをしようかと考えましょうと少女は呟く。
とは言っても、別に何かをしたいとかそう言うのは―――エッチなこと以外は特になくて。
水ぶろで冷えた体をもう一度温め治して、というのも存外に気持ちいいものなのだ、今日もお風呂を楽しんでおきましょう。と。
今は誰もいないし。
公共の場所で一人遊びほど悲しい事は無いのだ、残念ね、と、小さく呟く少女。
ちゃポン、と冷たいお風呂。水ぶろに浸かったのち、また、お風呂に入って温まり。
己の体を磨いていくことになるのだろう―――
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。