2020/04/29 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
■リス > 九頭龍温泉郷、九頭龍の水浴び場に、少女はやって来た珍しく朝風呂を選択したのは、今日は休日だから。
家に居ても、嫁と娘は出かけているし、妹は引きこもっているし、一人でいるのと変わりないので、気晴らしに来てみたのだ。
受付でお金を支払い、体を洗うための道具を借りる。朝からお風呂もいい気分になるわね、なんて軽く呟いて、内心でこっそり笑った
今回も、性的な行為が大丈夫な方を選択し、追加料金を支払う事にする、その程度は少女としては痛くも痒くもないから。
受付で、場所の案内を聞いて、順路を確認する事にするのは、この温泉自体普段から店の中が変わっているようで、昨日と今日で風呂の場所が全然違うことも有る様だ。
だから、飽きが来ないのよね、と説明を聞きながら少女は思うのであった。
場所を確認したら、少女は一式を持って、説明を聞いた道順で歩く、それは案外重要らしく道を間違えると大変なことになるのは、先ほど言った理由から。
程無くして、目的の場所に到着し、看板を見ると、確かに、ふたなりの女の子が女性を相手に求めるための場所の看板が掛けられている。
間違いないわ、と頷いて、引き戸を開けて脱衣所に。
しゅるり、しゅるりと服を脱いで、籠の中に己の服を入れて行く、プルンとした乳房、柔らかなおなか。ぽっちゃりと言えば聞こえがいいけれど。
「――――~~~。」
■■と言う所だと少女は思うのだ、妹とか、妹とか、娘とか、嫁とか、ちょっとうらやましい。
白く、弾力のある乳房に指を滑らせてみたり、お腹を触れてみたり……ダイエットした方が良いのかしら、と悲しくなって。
取りあえずは、今は保留にし、浴場へと。
「うん。」
朝の朝、とても明るい大浴場、窓から見える太陽の光も綺麗で、少女は小さく微笑みを零してこう言うのも良いわなんて独り言ち。
洗い場にまず移動をして、体を洗うのだ、ごしごし、ごしごし、と。
■リス > 時間をかけて体を洗い、隅々まで綺麗にしていく。ざばり、ざばり、とお湯をかけて己の体を綺麗にして、埃を全て洗い落とすと、気分がすっきりする。
流したお湯でほんのりと桜色に染まる肌、するり、と滑り落ちて行く水滴、洗い残しはないわねと、確認をして、立ち上がる。
髪の毛をまとめたうえで、タオルで緩く縛り、お湯に着かないように気を付けつつ、少女はペタリペタリと石畳を歩いて温泉へと近づこう。
今日のお風呂は―――。
「凄いわね、透き通るぐらいに青いわ。」
お湯は、透明と言うには少し青みがかって居るが、下まで見える位に透き通っている、海の色に近いわと少女は思うのだ。お湯も毎回違うのよね、と見る。
思い出してみれば、ミルク風呂、緑色のお湯、無色透明のお湯は普通か。泥のようなお風呂も有ったし、どの様な仕組みか判らないけれど、石鹸ではなく泡立っている、沸騰していないお風呂もあったか。
多分、まだ自分の知らないお風呂と言うのがあるのだろうなぁ、と透明な温泉を眺めて考えて、少女は足を進める。
爪先からゆっくり温泉に浸かっていき、腰、胸、肩まで。ぷかり、と二つの双丘が浮かぶのと、熱で温められたから、少女の肉棒がぎちり、とそそり経って、お湯の外へ、唯、先端は乳房に埋没するので多分目立たないけれど、見ればそそり立ってるのは解るはず。
あ、ちょっと恥ずかしいかも、と青く透き通ったお湯を見て思う、興奮してそそり経ってるのバレバレであるのだ、ミルク風呂とかなら隠れるのに、と少女は思う。
「ま、いっか。」
そもそも、それが目的のお風呂だ、なら……今はセックスアピールになると割り切ることにした。
周囲を眺めてから、解放的な天井に視線を向ける。
ふぅ、と大きく息を吐いて、湯船の縁に背中を預け、温かく包み込むお湯を堪能する
■リス > 「……ふぅ。」
のんびりお湯に浸かりながら視線は天井に向けられたまま、思考はとろんとしてくる。温かくて心地よいので、眠くなっても来るのだ。
人竜だから、逆上せる事は無いので、油断仕切っている事この上ない、仕事の事を考えてもいいけれど……この状況で考えたくもない。
むしろ、其れよりも。
「女の子、抱きたい……遠慮なく、むしゃぶりついて……種付けしたいわ。」
最近ご無沙汰もいいところ、日照りと言って良いような状況で、欲望が駄々洩れてしまう、家に居ても、誰も帰ってこない。
外には仕事ばかり、貯まるのである、それでも、少女の生命力はぎゅんぎゅん作っていくのだ、欲望だって溜まっていく。
はぁ、と熱い息を吐き出してみるが、今ならそう、エッチなブレスでも吐ける気がする、そんなブレスなんてないけれど……多分。
今現在も、そそり立つ肉棒が乳房に挟まれて、ぐりぐり擦れているのだ。慣れている刺激とは言え、其れでも興奮はしてしまう物だ。
朝風呂で、肉体的にさっぱりしたら、今度は精神的に、欲望的にさっぱりしたくなる。
流石に、公共の場所で自慰行為などはしたくない。
恥ずかしいというのではなくて、単に精液が勿体ないというそれだけの理由だったりする。
「う……ん。」
ちゃぷり、ちゃぷり、お湯を自分に掛けて少女は、のびぃ、と大きく背を伸ばして体を解す。
桜色に染まっている肌も、軽く揉みほぐすように、特に肩のあたりを重点的に、触れて解すことにした。
ちょっと、気を紛らわせないと、という自己防衛。
■リス > 白い指で、己の肩を撫でさする、マッサージは強くなくて、この程度で良いと、何かの本で読んだことがある。コリをほぐすのは血行を良くするのが良いらしく、特にお風呂で遣るのが良い模様。
もみもみ、さすりさすり、と己の肩を優しく撫でまわして、しばしの後、やっぱり凝っているのかしらね、なんて思うのだ、基本的には商人と言っても、仕事場―――トゥルネソル商会の中で事務仕事が殆ど、凝るのも仕方ないかしら、と考える。
揉んで、撫でて、それから……じ、と視線は落ちる。
お湯に浮かんでいる白い双丘は、先端が桜色に色づいているそれで、自分の胸に触れていく。ぴり、とした刺激を覚えて、甘く息を吐き出す。
胸での刺激も……と、思ったけれどしかし、それは結局同じだ。そのうち堪らなくなる。
両手を離して、はふ、ともう一度息を吐き出した。
「そろそろ、出ようかしら。」
余り此処に長くいても仕方がないし、休みの日、一日中此処でのんびり……と其処迄思って、待って、と首を傾げる。
そういえば、此処は温泉宿なのである。
温泉宿なら、食事とかも、料金を払えば食べられるだろう、それもそうだけれど。
「お風呂以外のサービスって、何かしら。」
エッチなサービスはあるのは知っているが、それ以外の方、まともな方のサービスには何があるのだろう。
其れこそ、普通のマッサージとかもあるのだろうか?どうなんだろう。
周囲を見回してみるけれど、従業員すらいないので、聞く事が出来ない。
少しだけ沸いた好奇心、聞いてみようか、と考えて出入り口を眺めてみるが、もう少しだけ、居ようかな、とも。
待っていたら、従業員来るのでは、とか。
■リス > 「―――うん。」
もう少しだけ、待ってみよう。従業員成り、そうでなくても別の客なり、来るだろう。その際に、従業員なら質問、客ならナンパで良いと思う。
そして、来なかったら食事するために出よう、出ると言っても、このお風呂からという意味で、温泉宿の食堂に行こうという考えだ。
一日この宿で過ごしてみる気になったので、後で受付に言って追加料金支払わないとね、と笑ってみた。
何かあれば、呼びに来るだろうし、全てはその時でいいや、と。
少し長湯したので、思考を変えてみることにした。
例えば、仕事の事、父親はどういうのだろうか、アスピダが落ち着いたらあそこにも支店を作りたいと願うのは。
其れのためのコストや、売り上げの推移などをちゃんと利益になる事を説明しなければなるまい、以前であれば無理だった、だから今まだ無いのだ。
しかし、今はドラゴン急便がある、あの場所にちゃんと移動もできるし、品物だって安全に送り届ける事が出来る。
それならば、有りなのではないか、他に見落としている点は無いか、と。
あとは、バフート店の店長、あそこを誰にするのだろうか、今は父様が仕切っているけれど、ちゃんとあそこにも専任で店長を作らなければなるまい。
場所が場所なので、難しい所は色々あるし、どうしたものかしら、と悩む。
実力と商才。若しくは、あそこを知り尽くしてうまく立ち回れる人。
「お父様がどう考えているかを聞かないと、なのですわね。」
自分が考えていても、仕方のない事かもしれないが―――それでも、考えておかねばならない。
少女は腕を組み、悩むのだ。
これもまた、父親の課す宿題なのだから。
■リス > 「―――うーん……。」
ことん、と後頭部を縁に置いて少女は小さく唸る。流石に、人材をとなると、頭が痛くなるのだ。
正直な話で言えば、奴隷は飽く迄奴隷であり、幾ら信用しているとは言っても、店員レベルまでしか使えない、店長となると流石に……。
娘や妹たちは、商人と言う物には魅力を持たずに自由にしている、其れに関しては父親も嫁も了承している事なのである。
そうなると、誰かを……というのだけれども、商人は自分の店を持つのがステータスであり、雇われ店長は長く続かない。
それに、素人を無理やり引っ張って来るとしても、育成する時間も必要となるし、悩ましい所である。
「ゼナの弟たち……。」
彼らは今勉強を必死にしている、その中で誰か、商売に興味を持ってくれる子が居ればいいんだけどなぁ、と。
とは言え、義理の弟や妹、無理はさせたくない。最年長……次女のシスカちゃんは望んでメイドをしてくれているけれど。
決め手に欠けるのである。父親ならどういう風に考えるのだろうか、少女は腕を組んで悩む。
ある程度の骨子が出来たら、父親に提案という名の相談をしてみる積りだが。
「大本が決まらないとね……。」
少女は軽くため息をついて、ぐでり、と全身を投げ出す。
やっぱ、休憩中にお仕事の事を考えるべきじゃないわね、と小さく苦笑。
■リス > 「―――さてと。」
お湯に長々と浸かり、思考もたっぷりしていて、時間が過ぎているのに気が付いた。そして、くぅ、とお腹も鳴り響いたのだ。あ、ご飯食べて無かったわね、と思い出した少女。
じゃあ、そろそろ、と長く浸かっていたお湯から出て、洗い場の方を通り過ぎて脱衣所に。
タオルで、水滴をパタパタと拭い去ってから、再度服を着なおす。
胸元にネックレスを確認するように掛けて、左手薬指にある指輪、もう一度綺麗にタオルで拭いなおして嵌めなおす。
そして、少女はそのまま、去っていくのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
■リス > 本当に、一日中入っている少女は、お腹が空いたので、宿の方で食事をとって、そして、マッサージを受けたり、水浴び場の宿の中を軽く散策して過ごしていた。
そして、今日の最後に、と再度ふたなり湯にやって来たのだけれども、昼間とは打って変わっていた。
昼間見た時には、透明な蒼いお風呂で、透き通るようなそれだったのだけれども、今回は真っ黒いお風呂であった、湯船の其処も見えない真黒なお湯はちょっと勇気が必要に思える。
大丈夫かしら、と軽くかけ湯をして体を流してから、少女は恐る恐る湯船に近づくのであった。
暖かそうな湯気が出ているので、間違いなく―――お湯なのだろうけれど、と思いながら少女はお風呂の中に入っていく。
白い肌が、少しずつ黒いお湯……に沈み込んでいくのは、沼にはまり込んでいくかのような錯覚もする。
多分大丈夫なのだろうけれど、多分。
「―――あら?」
思ったよりもさらりとしているお湯で、全身がぽかぽかと温かい。
昼間の温泉とは違うのよね、と目を瞬いてお湯を眺めれば、ちゃぷんとお湯を肌に掛けて、見るのだ。
そして、試すように何度も何度も、体にお湯をかけて。掌で塗り込むようにしてみる、思ったよりも肌に滑るような感じがして。
それともう一つ、凄く、熱くなってくる。
何かしらね、これ、とほんのりと頬を桜色に染める、昼間のお風呂と違い、あまり熱く無いはずなのに―――熱くなってくる。
芯から、温まっている、という表現なのかしら、と。