2020/03/05 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアキ・メイガスさんが現れました。
アキ・メイガス > (貧しい村の出であるアキにとっては風呂は仕事が終わってから遠出して入るもので。というわけでこんな時間になってしまったがのんびりと湯船でくつろいでいた。入浴が終わったら歩いて村に帰らねばならないのが憂鬱であったが、今はそんなことを考えずに入浴を楽しもうと決めていて)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアルファさんが現れました。
アルファ > ギルドの依頼帰帰りに立ち寄った水浴び場。男女共同の温泉となれば腰に白い布を巻きつけて入った。
素足張り付く音を響かせて向かう露天風呂の湯気に浮かぶ影に気がついたのなら足を止めて湯の縁に座り込み。

「ここ、ご一緒してもいいかい?」

女の背後からそっと語りかけた。

アキ・メイガス > 「ひゃっ!?」

寛いでいたところに声をかけられると変な声を上げてしまい。しかし断りはせずにどうぞ。と隣を薦めた。タオル一枚の女は身体のラインを余すところなく見せてしまっていたがそんな自覚はかけらもない経験不足な娘で

「今日はすいていますね」

とかどうということのない世間話を始めようとした

アルファ > 「それじゃ遠慮なく」

人間の肌より白く透き通った足をゆっくりと湯に浸す。
電流が流れるように肌が泡立って震える肩も湯に浸して。

「ふぅ。そうだね。今日はすいている」

短く息を吐きながら返事をするときには体の芯まで熱が浸透して気分良さそうに細めた瞳を向ける。
そして初めてあられもない隣人の姿に気がついて。

「なんですいてるのに自分の側にきたか……不思議って感じかな?」

小さく首を傾げて尋ねた。

アキ・メイガス > 「はい」

こくりと短く頷いた。

「これだけ広いのだからのんびりなさればいいじゃないですか」

と答えるアキはいかにも無防備で。

「気持ちよさそうですね……」

別に隣に来た男にどうこう思っている様子ではなくふわっと笑んで男が気持ちよさそうにしているのを喜んでいた。

アルファ > 「ふふっ、まぁそうだよな。こんなに広いのだから広々と浸かった方が良さそうだが」

自分の顔が映る水面を掬い上げて、隣にいる女の肩にそっと温かい湯を掛けてゆく。

「一人じゃ話もできないし、こうして湯に触れることもできないからな」

喜ぶその顔を見てまた目元に熱が昇った。

「ああ!いい気持ちだ。ところで、あっちの方の湯が熱そうなんだが行ってみないか?」

指先が茂みに囲まれた奥の湯を向く。

アキ・メイガス > 「ああ……なるほど」

世間知らずのアキは近づいてきた男を村にいる話好きのおじいさんぐらいに思った。

「熱いの好きなんですか?私は構いませんが……」

ならばお話ぐらいは付き合おうと奥の湯へと案内してもらって。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアルファさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアキ・メイガスさんが去りました。