2020/02/02 のログ
ホアジャオ > 「!痛――ッたい!」

じたばたした頭は抑えられ、びちーん!とお尻を叩かれる。
元々温泉の湯気に中って桜色くらいにまではなっていた肌が、そこだけ桃色くらいにまで更に色づく。

当然、男の手形に。

「你听(ちょッと)!止めてよ!子供じゃァ無いンだから!」

細い目が涙目になりながら喚く。
男の2発目の前に、まだ自由な方の脚がまたクセ悪く、男の横顔目掛けて飛来する!

ヒュー > 「むむ。 なかなか良い手ごたえだ。」
びちーんっと響く音。
桜色が男の手方に桃色に。
これはこれで何とも言えない楽しみがある。

尻を叩くために話した脚が暴れればいなす様に、手で何もない空間へと誘い、
その足がひき戻ってからもう一度尻を打ちに行く。

「じゃぁ大人しく入れるか? 大人しくすれば直に出も辞めてやるぞ?」

等と、じたばたする頭をぽんぽんと撫でていく男の手。

ホアジャオ > 振り回した足はいなされて、再度びちーん!と滝の音に混じって音が響く。

「!――ッたいッ!てば!
 ……大人しくするよ、もォ!!」

ぽんぽんと撫でられながら、やけくそ気味に声を張り上げる。
その後はぶすっと口を尖らせ、大人しく……というよりはややぐったりと男の胡坐の上で伸びる。
ちょっと、息も荒い。

男から見たらお尻は真っ赤だろうし、むかむかはするけど
取り敢えずゆだっても来たし、この場はおとなしくしてやろう……

「……おぼえてろ…」

とか言葉は零れるけども。

ヒュー > 「うむ。 痛くしなければお仕置きにならないだろう?」

はははと笑いながらビチーン。
情けない音が響く。
そして暴れる事に体力を使ったからであろうが息の荒い相手。

「なんだ 尻をぶたれて感じたのか?」

そんなわけはない。
知っているがつい揶揄いながら、赤くなった尻を撫でる手はいやらしいセクハラ的な触り方。

最後まで猫をかぶれない女についつい愉し気に笑い、そのとがった唇をふにと、つまんでみようとする。

「まぁ だが娘っ子、俺の前で惜しげもなく晒すと、食べるぞ?」

むしろ食べてしまおうか等と考えながら脇の下に手を滑らせ抱え上げると男の上に相手を座らせようとする。

ホアジャオ > じんじんと痛む尻を撫でられる。
労わっている、ようではない気がするが。

「そンなタマじゃァない事知ってンでしょ!アタシのほうがおっさんをぶちのめしたッてェならともかく……」

ぶたれるよりも,ぶつ側でありたい。
そんな事を言外に言っていると、伸びてきた指に唇をつままれる。
なによ、とじろりと細い目が険悪に男を見る。

「『娘っ子』じゃァないよ。アタシは『ホアジャオ』。忘れたの?おっさん。
 食べるとか、おっさん趣味悪いよ」

大人しくする、と言った約束は守っている。
抱えあげられて、されるがままに座るものの。
バシーン、バシーンと片手の拳を片手の掌に打ち付けながら、半分不貞腐れた表情で細い目が男を見上げる。
頭のタオルはすっかりほどけて、波打つ長い黒髪だけは少し、女らしいかもしれない。

ヒュー > 「人間どう転ぶかはわからんものだ。 まぁ 娘っ子が俺をぶちのめすぐらい方が無いだろうがな」

うむうむと頷きながらじろりとにらまれ、また始まる自己紹介。

「…うむ 覚えてるぞ? だが、風呂場ではしゃぐようなのは娘っ子で十分だ。」
嬢ちゃんから娘っ子へのグレードダウン。

この色気のなさでも、感じるのだろうがと試してみたくなる男。
趣味が悪いのは確かである。
不貞腐れた表情と、不満を表すように自分の手をミットに打ち付ける相手が面白く。
そしてちらりと見える波打つ長い黒髪。
相手の顔に掛かれば指で整える様に髪を撫で、

「趣味が悪いか?
まぁかもしれんな。
ホアジャオが男を知るとどうなるのか興味がわいてきたぞ。」

等と問いかけながら片手を相手の腰に回し、体の前側平坦な胸を滑らせ後ろから胸を探す様に男の手がワキワキと動き始める。
男の手でどんなふうに鳴くのか次第に興味がわいてくる。

ホアジャオ > 「はしゃいでたわけじゃないよ!ちょッと挨拶しようとしただけでしょ…
 ?……なあに…」

拳を手に当てていると、男の指が髪を撫で、片手が腰に。
もう片方が…後ろからワキワキと身体を探って前の方に回ってくる―――と

「自分で言ってたら世話ない――――ぅは
 はは、あはははは!
 ちょッと、くすぐったいよ!止してよ!」

もう大人しくしてるなんて無理だ。
じたばたと脚は暴れ、身体に触れている手を引きはがそうとしながら身を捩る。
濡れてるし、相変わらず滝の飛沫が掛かってくるのなら
しっかり捕らえてないとつるんと床か湯船に投げ出されるかもしれない……

ヒュー > 「随分な挨拶だな。
いや、胸の一つでも揉んでみようかと思ってな。」

わきわきと動く男の指、相手がくすぐったそうにじたばたとすれば愉し気に笑いしばらくじゃれる様に楽しんでから相手が離れようとした瞬間にあえて腰を抱く力を緩めれば、相手はすぽんっと湯船へ勝手に飛び出す形になるだろう。
男はそんな様を楽し気に眺めながら、ようやく打たせ湯から出て、しばし酒でも飲みながら絡んでくる相手とじゃれあっていったとか。
どうなったかは二人のみが知る事である。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からヒューさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からホアジャオさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 「ふ、は、……ぁー…………あー。」

変な声が出る、そりゃ、風呂は気持ちいいから仕方がない。
この寒くて寒くてどうしようもない世界で、ちゃぽんとゆったり湯に浸かっていりゃ、そういう声も出ようってものだ。
湯気の立ち昇る混浴の露天風呂――混浴といっても大抵は男性しか利用がないが。
ともあれ、だ、今はそれを独り占め。
夜の冷たい風も、あまり湯につかってりゃあまり関係ないというもんだ。

「んぐ、あー……ふへ、きもちーな、やっぱ、んむ。」

ぐへぐへと腑抜けた声が零れた。

イグナス > そうして暫く、お風呂を楽しんでいったのだとか――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイグナスさんが去りました。