2020/01/14 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
■リス > 九頭龍の水浴び場と呼ばれる温泉が有る、その温泉宿に、少女は何時ものようにやってくるのだ。
此処の温泉の質は良いし、色々な場所もあるし、何よりも、性的なサービスが充実しているのもいい、お金を払ってプロにお願いするのも良いのだけれど。
出会いを求めてやって来て、初めてや、知っている相手といちゃいちゃするのもいい、むしろ、少女としてはそっちの方が好きだ。
なので、今日もお金を支払って、温泉宿に入り、お風呂に行くのだ。
何時ものようにふたなりが相手を求めて入る性的なお湯に移動して、体を洗い湯船に身を投じる。
今回のお風呂はミルク風呂らしい、お肌がつやつやになるからとてもいいわ、と少女は笑う。
「そういえば、ここ……。」
媚薬の風呂とか有るのだろうか、在りそうで怖いが見たことはない。
使おうという気にもなれないし、有るのかないのかだけ、知りたいな、と思う好奇心。
―――まあ、後でいいわ、と全身を包み込む暖かさに、少女は長く息を吐いてゆっくりするのだった。
■リス > 温泉の温かさは少女の思考も体も弛緩させる、疲れが湯に溶けていくような、そんな気もするのだ。
体が温かくなり、血行が良くなってそれが少女は元気が回復するような気がする……というよりも、元気になっているのだろう。
人竜は、確かに人よりも頑丈であるけれど、だからと言って疲れなかったりするわけでもないのだ、日々の疲れのケアは必須と言って良いだろう。
綺麗になるし、一石二鳥よねと思うのだ。
ただ。
「人恋しいわね……誰か、いませんかぁー?」
そんな風に声をしてみるのだけれども、さて、誰か来てくれるだろうか。
こう、疲れが取れて綺麗になったら、女の子が抱きたくなる。
性欲は、正直人よりも強いと思うし、それを悪いとも思わないし。
むしろ誰かを襲う前に、処理したいなとおもうのである、言い方は悪いけれども。
少女はふう、と熱くなった吐息を吐き出してみる。
■リス > 「ん~……。」
温泉のお湯がちゃぷりと揺れ動く、少女は自分の体にお湯をかけたから、白いお湯は白い肌を滑り、そして、お湯に戻っていく。
撫でられるような感覚が心地よくて、少女は息を大きく吐き出して見せるのだ。曰く生き返る、と言う奴である。
湯煙の中には、他に誰かいるような気配は薄く、多分こちらに来る様子は今のところない、では、入り口の方だろうか。
視線を向けるがただそれだけで、少女は直ぐに視線を戻すことにするのだ。
満足できるだけ温まったら、上がりましょうか、と
誰かが来ると嬉しいけれど、誰かが来るとは限らないし、むしろ来ない方が多い。
これはめぐりあわせと言う奴だから、仕方のない事なのだろう。
ちゃぷんと、湯船のへりに体を預け、ぷかと浮かぶ二つの双丘を眺めて息を吐き出した。
あたたかいわぁ、と。
■リス > 「は、ふぅ……ん。」
少女は全身を震わせる、ほんのりと桜色に染まった肌がお湯を揺らし、お湯が揺れて流れていく。それなりに温まって来たわねと体を流す。
うーん、と体を震わせて、お湯をゆっくり肌に流すのだ。
どうしようかなぁ、と考えて、大きくお風呂の中で伸びをするのだ。
「水ぶろ、とかあったっけ。」
少女は、立ち上がり、お湯を流しながらざぶざぶと歩くのだ。
水ぶろはあまり使わないけれど、偶に使ってみるのもいいかしら、と、奥の方まで。
冷たい水ぶろを見つけて、ああ、之だ、と少女は近づいていく。
「冬場にこれは、無いかしら……ね。」
水ぶろを眺めて、少女はちょっと勇気がわかないのか、むう、と悩むのである。
■リス > とは言え、興味本位とは言えども。水ぶろに興味を向けてみたし、水ぶろの前まで来ている。
湯気などで暖かなはずの温泉宿、この周囲だけ凄く寒い、湯気も見えない、そして、絶えず水道から流れるのは冷たい水、外の空気で冷やしたのではないかと思えるような、水だ。
水ぶろの前に立ち、少女は、少しばかり深呼吸を。
「すーはーすーはー……。よし。」
気合を込めて、少女は足の先からゆっくり水ぶろに入り込んで行く。冷たくて、足の指の先から痺れてしまいそうで。
ぶるぶると震えながら、ゆっくり水ぶろに入っていく、先程まで温められていた肌が冷たくなる、寒い、でも我慢して少女は肩までつかるのだ。
「さむいさむい……っ。」
あ、駄目だこれ、と思うけれど、少しだけ頑張ってみよう。風邪ひかない程度に。
ぶるぶる震えながら、少女は、子供のように、いーち、にーぃ、とゆっくり15を数え始めるのだった。
■リス > しっかりと15を数えてみると、体はかなり冷えてしまった、寒い寒い、というだけではなくて、くしゅんと言う、くしゃみ迄。
「あ、本気でダメ……っ。」
ぶるぶる震えながら、慌てて温泉に行くのだ、そして、湯船に飛び込むと、お湯の温かさが最初よりも気持ちが良い気がする。
でも、寒くて凍えそうだったので、先ずは体を温める事を先に。とお湯を何度も自分に掛けるのだ。
やんなきゃよかったかも、とそんな風に後悔するのも後からでしかできないのだろうけれど。
取りあえずは、再度体を温め治すために、ぶるぶる震えながら、温泉に体を浸からせるのである。
「……そういえば、何で水ぶろって、有るのだっけ。」
そういう種族用、だったっけ、ふと、思い出そうとする少女。
極東の思考形態は、ちょっと良く判らないし、説明文とか、在ったかしら、と。