2020/01/09 のログ
黒須 > 「ふぅん!…ふぅ…!んん!
ぬぉぉぉぉ!たっぷりと…受け止めろぉ!!」

(さらに加速の付いた腰振りの末に一番奥まで叩き込んで射精した。
子宮口を突き破り、子宮の中に入り込んで、直に中に大量に注いだのだった。
熱く、どろどろとした精液がネコの子宮にたっぷりと注ぎ込まれる。)

「んぅ!ふぅ…!
おら…残さず…受け取れ…」

(射精は長く、ネコの腹はまるで妊娠したかのように巨大化していく。
たっぷりとボテ腹のような大きさまでになるとやっと射精が終わり、子宮口をひっぱりながら 膣から抜き、そのまま、愛液と精液塗れの固いままの男根を尻に乗せる。)

ネコ > 『にゃあぁっ♪ にゃうぅぅぅうっ♪』

もはや少女の快楽への忍耐は限界。
そんな状態で、子宮への直接射精などされれば……。

『~~~~~~~~~~~~っっっ!』

瞬間、ガクンッ! と少女の体が跳ね、絶頂する。
声も出せぬほどの衝撃。続けざまに、まるで壊れた操り人形のように。
びくびくびくびくんっ! と痙攣を繰り返す。

『……にゃ……あ……ぁぁ……♪』

腹部を圧迫する、大きな質量。
絶頂の最中に注がれた精液の熱さに、少女が意識を朦朧とさせる中。
相手がペニスを引き抜けば、またその感触だけで絶頂する。
感触から、ペニスが尻に乗せられた、と分かれば。
少女は、もたもたとした緩慢な動きで振り返り、そのペニスを、清めようと、ぺろぺろと舐め始める。

『んっ……ぁむっ……ちゅ、ぅっ♪』

逞しくも、自身を犯してくれたペニスに陶酔した表情のまま。
夢中で肉茎をしゃぶる少女。

黒須 > 「ふぅ…中々に言い締め付けのマンコだったぞ…。」

(小さな穴にで抜いたためにかなりたっぷりと射精できた。
しかし、あれだけ、大量に射精してもまだ男根は萎えることを覚えておらず、いまだに固さと暑さを維持したままであった。)

「んぅ、すっかりと減らず口も無くなって堕ちたな?」

(すっかり自分の男根の虜となる猫の様子にニヤリと笑い、舐めている少女の頭を撫でて竿に付いた精液を拭き取らせる。)

「だが、これで終わりじゃねぇ…。
そろそろ、お待ちかねのやつと行くか…。」

(そう言うと、ネコを持ち上げて、足の関節に手をかけて持つ。
自分に背中をくっつけさせ、秘部が見えるよう足を御開帳させた状態にさせ、近くの鏡の前に立つ。)

「良い眺めだな?
こっから俺の大好物をいただくとするか…。」

(そう言うと、そのまだ大きくそそり立った男根の先をネコの尻穴にくっつける。)

ネコ > 『あ……うぅぅぅっ……♪』

相手の言葉に、的確に言い返せぬまま。
少女は、腰をひくひくと跳ねさせる。どうやら、かなり盛大にイったようだ。

『……にゃうぅっ♪ にゃっ……♪』

相手の声が聞こえているのかいないのか。
ただただ少女はまるで感謝の気持ちを表現するかのように。
一心不乱にペニスを舐め、清めていくのだが……。

『……にゃうぅんっ♪』

続いて、相手に抱き上げられれば、更なる性交を期待し。
甘い声を漏らす少女。だが……次の瞬間。

『……ってちょっと待てえええええっ!
 入るか! そんなん! そっちに!』

なんと、少女は相手のほうを振り向き、いきなり叫び始める。

『待てよ! 考えろよ! 可能かどうかを!
 確かにアンタのチンコ凄いし気持ちよかったからサービスしてやったけど!
 それは! ムリだろ!? なぁ!』

さすがに相手のサイズのペニスでアナルセックスは厳しい、とばかりに。
少女、懸命の叫びである。まぁ、それはそうだ。
一歩間違えれば大惨事なのだから。

黒須 > 「ほぅ…その様子…。
デカいチンポ相手にマンコでの相手はしてあったみてぇだがこっちの穴の開いてはしたことねぇみてぇだな?」

(今まで蕩けて、堕ちていた様子の少女が一瞬にして素に戻り、慌てるのを見る。)

「安心しな?こっちの穴はマンコより良いからよ。
ひょっとすりゃ、病みつきになるかもしれねぇがよ?」

(ニヤリと鏡に見えるゲスイ顔を晒して、自分の手の平にたっぷりと唾液を付ける。
そして、自身の男根を握り、ローション変わりに塗っては挿入しやすいようにする。)

「んじゃ、記念だ。
お前のケツマンコ処女、受け取ってやるよ!!」

(そう言うと、容赦なく根元まで挿入していった。
誰も入れてないであろうそのよく引き締まった穴に太い竿が入り込んでいった。
腸の曲がりに亀頭がぶつかり、秘部以上の締め付けをしているためか、互いに腸と男根の形がよくわかる。)

ネコ > 『け、経験無くはねぇけど! このサイズはおかしいってぇ!』

一応、経験自体はある。あるけれども……。
この、相手のような、超巨根相手となれば、当然、一度か二度、あるかないか、というレベル。

『安心できねぇってぇ! ま、マジ、ヤったらぶっ殺すかんな!?』

笑う相手に対し、更に必死に訴える少女であったが。
相手が準備を進めるのを見れば、その表情が、恐怖に歪む。
過去、数回。経験したアナルセックスだって、もっと丁寧に解したりしてからやったのだ。

『……ひぃっ! ひっ! ……っぎっ!
 いいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃいいっっっ!』

なので。こんな、手荒いのは初めて。
挿入された瞬間、少女は痛みと苦しさに絶叫し、身を硬直させる。
体勢の関係上、少女には、抵抗できず。抜くこともできない。
まだまだ、経験浅い少女の腸壁は、侵入してきた肉槍を、ちぎろうとするかのようにキツく締め上げていくが。

黒須 > 「マンコでも受け止めてんだ、こんぐらい余裕だろうよ?」

(かなり浅はかで馬鹿な考え方で言う簡単か答え方。
それとこれとは別だが、今の黒須にとっては関係なかった。)

「んぅおおぉぉ…。
こりゃ…なかなかいい締め付けじゃねぇか…。」

(ぎゅうぎゅうと痛いぐらいに締め付けるケツ穴に息が荒くなる。
痛みを好むわけではないが、締まりはきついのが好みである為、興奮する。
そのまま、ゆっくりと雁首が尻穴まで行き、穴の肉を引っ張るように伸ばそうとする。)

「まずは、ほぐしていくか…。」

(そのまま、穴まで引っ張った男根をまた勢いよく奥まで突っ込む。
体系上、まるで串刺しにでもあったように強い衝撃が下から上へと飛んでいく。
奥まで突っ込めば、またゆっくりと引き抜くように引っ張りを繰り返し、腸を解していく。)

ネコ > 『どういう理屈だよおおおぉおおおっ!』

懸命に叫ぶ少女。もう涙目である。
そんな、少女の必死の抵抗むなしく。
見事、少女のアナルは、相手によって貫かれることになってしまい。

『……っ……! く、ぅっ……!』

快感を得ている相手に対し、少女はかなり辛そうである。
呼吸するのもやっと、という息苦しさ。
そんな中を、更に腰を振られてしまえば、少女は更に全身を硬直させるので精一杯。

『ふ、ぅぅっ、うっっくっ……!
 く、あ、ぁぅっ!』

締め付けキツいがゆえ、相手が腰を振るたびに、否応なく刺激を送り込まれてしまう。
なんともいえない、奇妙な感覚に襲われる少女は。
脂汗を浮かべながら、ただただ息を殺し、声を殺していた。

黒須 > 「ん…うぅ…ふぅ…!」

(太い竿で何度も腸内を拡張していき、少し余裕のあるほどまでに柔らかくなった。
一気に入れて、ゆっくり引くような腰の動きはなくなり、普通の速度で尻穴を出たり入ったりと繰り返し、秘部の様に犯していく。)

「最初は…んぅ!いてぇが…徐々に良くなるだろうよ…んぅ!」

(体制を変えて、少女を立たせて壁に手を置き立たせる。
前後にズコズコと尻穴を犯していき、徐々に穴を拡張しては動きやすいような広さにしていこうとする。)

ネコ > 『は、うっくっ、うっ……。
 あ、ぁ、ああぁっ……』

相手の努力の甲斐もあり、少女の声に変化が生まれる。
苦しげな息の吐き方が。いつしか、甘い喘ぎ声そのものに。
そう、確かに、感じ始めていた。

『う、る、っせ……!
 いい、か、らっ……はやく、おわらせ、ろよっ……。
 あ、ぁ、あぁぁんっ……♪』

まさしく、相手のいうとおり。確かに、少女は腸内への刺激を、快感として受け止め始めていた。
締め付けは、ただキツいだけではなく。ある程度リズミカルに。
きゅっ、きゅっ、とペニスへと絡みつくようなものになっている。

黒須 > 「ん、お?大分…慣れて来たんじゃねぇのか…?」

(さっきまで息を殺して苦しがる声が甘くなるような感じがしてきてたい。
動いていればわかるが、尻穴の方も大分柔らかくなり動きやすく、腸が程よく絡みついてきている感じもして来た。)

「良いのか?慣れて来たのによ…もっと、楽しませてもらうぞ…?」

(背中にくっつき、耳元で囁けば、手を顔に回し、口に指を入れて舌を挟み、ねちねちと弄る。
その間にも腰は動き方を変えて、早く動いていた。
より一層濃しによるスパンキングが強くなり、根元まで入れるたびに尻を叩き、心地いいぐらいの音を室内に響かせ、自身の欲を掻き立てながら太い雁首と竿でアナルを責め続ける。)

ネコ > 『う、にゃ、あっ……♪』

少女としては、なんとか反論したいところなのだが。
それどころではなく、ただ甘い声が溢れてしまう。

『う、る、せえ、って……♪
 んあああぁぁあぁあああっ♪
 奥、ふか、いぃぃぃいいっ♪』

体内だけでなく、口内ももてあそばれ、少女が甲高い声を出す。
早くなる腰使いをも受け入れ、腸壁が抉られる度に腰が跳ねた。
少女の左腕が、何かを掴むかのように、空を掻くが。
それもまったく無意味であり、ただただ、犯されていく。

黒須 > 「ハッハッ!いいぞ!ケツマンコほぐれて来て、中々、具合が良いぞ!」

(すっかりと蕩けて来たケツ穴も気持ちよくなるぐらいの引き締まりとなり、動きやすくなって来た。
何度も雁首が腸に擦りつき、口内を遊んで唾液を漏らしながら、空いている片方で乳を揉み、指先で乳首を抓んではコリコリと転がして刺激する。)

「ん、ふぅ…!
オラ!ここも、ちっとは寂しいんじゃねぇのか?」

(そう言うと、口に入れていた指を取り除き、股の方へ移しては指先を膣に入れ込む。
一本だけでもかなりぎゅうぎゅうなのに、容赦なく二本を入れ込み、ぐちゃぐちゃと指先で子宮口をくすぐり、ざらついた表面で膣壁を擦り、二穴を攻める。)

ネコ > 『くぅぅぅ、うっ♪ か、ってに、良くなり、やが、って♪』

なんとか漏らした憎まれ口も、甘い声色では迫力に欠ける。
腸内、口内、胸。複数個所を攻められれば、少女の中の快楽はどんどん膨れ上がっていく。

『くぁ、あ、あぁああああああああああああっっっっ♪』

次の瞬間、膣内へと指を入れられれば。
少女は、叫び声を上げ、絶頂してしまう。
二つの穴を同時に攻められてしまい、脱力してしまう少女。
そんな中でも、腸と膣の締め付けだけは、ゆるまずにいた。

黒須 > 「ケツ穴掘られてよがっている女になって居りゃ、好き勝手にやるだろうよ?」

(憎まれ口もここら辺になれば興奮の一つになる。
喋れば喋るほどに自信の中にある性欲は強くなり、そのすべてが行動に出て来る。)

「んぅぅ…!ふぅ…ふぅ…どうやら、イったみてぇだな?」

(大声で絶頂する少女の様子を見ては根元まで入れて止まる。
荒い呼吸を繋がったままになりながら整えるように続け、そのまま、自分に乗っかるように自分は床に横になり、仰向けになるようにネコを乗っける。)

「まだまだ俺はイってねぇが、こうしていると面白い事を思いついたな…。」

(そう言うと、片手でまたあの魔術を発動する。
そうすると、何もない空間に人型のオーラが現れ、強い光と共に人間が現れる。
それはもう一人の黒須であった。
同じ身長、容姿、そして男根をした黒須が目の前に立っていたのだ。)

「このまんま、二穴を責めたら…中々に気持ちがよくなりそうだな?」

(現れたもう一人の黒須はその大きな男根をネコの秘部にくっつける。
現れた黒須と本体は繋がっており、互いに快楽を共有できる為、受ける快楽は二倍となるのであった。)

ネコ > 『く、あ、は、ぅぅぅっ♪』

相手の言葉は、否定できない。
実際、少女はアナルセックスで感じてしまっているのだから。

『……ふ、ぁ、っぅ、んあぁぁっ♪』

絶頂の余韻に浸っていた少女だが、そのまま騎乗位の姿勢になれば。
ただただ、弱々しく息を吐く。しかし、体位が変わる時の衝撃でさえ、今の少女には強いもので。

『……んぁ……?
 ……って、ちょ、ちょっと……!』

ようやっと呼吸が整った瞬間。目の前に、もう一人の相手が現れれば、少女は困惑する。
今度は何をするつもりなのか、と問うまもなく。二人目の相手が猛りをクレパスに押し当ててきて……。

『ちょ、っと、ま、って……♪
 今、そんなこと、されたら……♪』

相手の意図を察し、少女が弱々しく拒絶する。
だが、既に体に力は入らないし。なにより、体勢的に、逃げることはできない。
もしもこのまま、二つの穴を同時に犯されてしまえば。
少女は、その快楽にもだえることになるだろう。

黒須 > 「おら…ただの雌犬に…してやるよ!!」

(そのまま、一気にねじ込んだ。
巨大な竿が二本、ネコの体に入り込み、圧迫する。
膣と腸がぎゅうぎゅうになるまで外側に押され、尻穴と秘部の間の壁は擦れて千切れてしまいそうに広がっていく。)

「んぅぅぅ…!!…ッハッハッハ!中々良いな!マンコとアナルを同時に犯すとわよ!」

「このまんま、一気に決めるぞ…!」

(二人の黒須は交互に喋るようになっており、それぞれが言い終わると動き始める。
少女に対しての容赦ない腰振り。互いに腰をぶつけ、今まで以上に大きな衝撃音と水を掻きだす水音を立てる。
腸も膣も太い竿と大きな雁首により削られ、擦られるたびに強い衝撃が三人、基二人に襲い掛かり、脳みそが溶けてしまいそうなぐらいの快楽に飲み込まれる。)

ネコ > 『にゃああぁぁぁああああううううううっっっ!』

まさしく。何の躊躇もない一撃。
少女の体格に見合わぬ、巨大なペニスが、二本とも体内に侵入してくる。
比喩ではなく、体を引き裂かれそうな苦しさが、確かにあった。

『にゃ、あ、あ、ぅぅっぐぅううぁぁっ……!』

二穴攻めの経験は、さすがにない少女。
ましてや、この相手のように凄まじい大きさのペニス、となれば。
少女にとっては苦痛と快楽の無間地獄といったところ。
苦しいのにキモチイイ、という厳しい状況に晒され、少女は、もはや声すら上げられずにいた。

黒須 > (ネコを責め続ける激しいピストン。
何度も何度も破くように動き回る極太の肉棒は余裕を与えない動きをしていた。)

「ぬぉぉぉぉ!!!」

「ネコ!イくぞ…!同時に…二穴、同時に…雄汁注ぎ込むぞぉぉぉ!!!」

(二人の獣は大声を上げ、更に激しい腰振りを続ける。
突き殺すかのような容赦のない突きがネコの体を襲い、快楽さえも地獄のような味わいを生むように何度も股と尻に腰にぶつかり、ついに限界を迎えた。)

「「ぬおぉぉぉ!!!」」

(奥深くまで入れ込むと、そのまま爆発する様に射精した。
一気に腸と子宮を埋め尽くすまでの大量の射精が同時にネコの中で起き、どくどくと注ぎ込まれる。
密着するように竿が穴を塞ぐも、射精の勢いには負け、隙間から噴き出すように周りに噴出する。
熱く、濃い臭いをした精液が自分たちの周りに水だまりを作り、むせかえるような空気を作り上げる。
射精が終われば、同時に穴から男根を引き抜き、秘部に挿入した方は軽く扱いて、ネコの体にドレッシングの様にどろどろ精液をかけて消え、尻穴に入れていた方もネコの下で横になり、固かった男根もようやく萎えを覚えた)

ネコ > 『い、やっ……。そんな、どうじに、なんて……。
 そん、なの、むりぃぃぃ……!』

二人に同時に犯されるだけでも参っているのに。
その上、同時に射精などされたらどうなってしまうのか。
少女は、怯え、何とか相手に思いとどまってもらおうとするのだが。
その努力も虚しく、射精をされてしまう。

『にゃうううううううううううううううううううううっっっ!』

同時に、少女もまた、大きく達し、鳴き声を上げてしまう。
少女は、何度も何度も痙攣しながら、力なく倒れこみ。
体に精をかけられるも、小さく呻くのみであった。
何度も何度も達したことによる疲労はいっそ心地よく。
少女は、眠るように意識を失ってしまう。

黒須 > 「はぁ…はぁ…はぁ…。」

(何度もネコの体に向けて射精を行い、男根が萎えるまでに精を出しつくすと自身にも疲労がやって来た。
普段は疲労により倒れることが無いが、久しぶりのセックスでもあることと魔術による疑似3Pが疲労を生んだ。)

「はぁ…ふぅ…スッキリしたぜ…。
…あ?おい、平気か…?」

(自分の体の上で動かなくなったネコの様子を見る。
どうやら、あまりの激しいセックスの為か、気を失ってしまったようだ。)

「…ちと、無理させ過ぎちまったか…。
…めんどくせぇ。」

(ひとまず、床に寝かせて部屋を見る。
周りに飛び散った汗と愛液、精液など様々な物が飛散っていて掃除が面倒であった。
幸い、魔力の方は事情があり、より一層溜まっていたため、今回は綺麗になかったことにすることが出来た。
ついでに布団も敷いてあるようにし、綺麗になった裸体のままのネコを寝かせ、自身は窓を開けて、一服をする)

ネコ > 『……にゃうぅぅぅ……』

意識を失い、少女の口から漏れるのは、まるで寝言のような声だけ。
そうして、そのまま寝かされ、夜が明ければ……。

『……』

少女は、のそっ、と起き。夢遊病患者の如く、ふらふらと歩き。
宿の経営者に裸のまま会いに行き、給料を貰い、私服に着替えて宿を後にするだろう。

『……あんにゃろぅ。今度会ったらただじゃおかねぇ……』

その小さな胸のうちに、相手へのリベンジを誓いながら。
少女の宿でのお仕事は。ひとまず幕を下ろすのであった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からネコさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」から黒須さんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
リス > 今日は、少し早く仕事を切り上げて、少女は九頭龍温泉へとやって来た。
 特に問題は無かったし、店員たちに早く上がった方が良いよ、と言われて上がったのだけれど、行きたいところもあまり思い浮かばずに家よりも大きくて楽しいお風呂に少女はやって来たのだ。
 運が良ければ、此処で可愛い女の子をナンパできるかもと言う欲望を全力で燃やしてもいる。
 しかし―――。

「あらぁ……?」

 今日は、お客の入りがあまり良くない模様、少女は広々としたお風呂、殆ど居ないお客様たち。
 そんな様子を眺めて、そっかぁ、とつぶやきながらも、後から来るかも、何時もより速いし、とお風呂で楽しむことにする。
 体を洗い、埃を落としてから、少女は温泉に入ることにする。
 今宵のこの場所は、露天風呂らしい、外が綺麗に見えるのであった。

リス > 「こういう所だと……お酒、とか良いのかしら……。」

 露天風呂と言うのは東方のふーりゅーなるものらしい、そして、ふーりゅーには、米の酒を片手に、星を見る星見酒というふーりゅーが良いらしい。
 商人としてはいろいろ情報を手に入れてる積りだが全てが判るわけでもないし、聞きかじった情報と言うのは色々齟齬も多い。
 知り合いに詳しい人が居るので、今度訊いてみるのも良いだろうと思うのである。
 ちゃぷん、とお湯を体に掛けてお湯に体を預けることにする。ぷかり、と少女の二つの胸がお湯に浮くので沈まないのである。
 誰もいないことをいいことに、お風呂に一人ぷかりぷかり。
 それでも、さみしいなぁ、と思うあたり、人恋しくも有るのだ。
 とは言え、お風呂は気持ちが良いので、全力で伸びてだるぅん、と蕩けた様子で風呂の淵に寄り掛かるのである。

リス > 「うーん………。」

 少女は、薄く長い息で体内の熱を吐き出して見せる。人間ではない故に熱などにはめっぽう強いので、この程度で逆上せたりはしないから、長く長く入っていても問題はない。
 でも、喉が渇いたりするのでそこはどうしようかしら、と思うのである。
 先程お酒の事を考えていたからか、何か飲みたい気分にもなる、何か注文して飲もうかしらと、少女は考える。
 此処は宿でもあるので、サービスはお金を払えば持ってきてくれるのである。
 どうしようかしら、とお風呂から出る気が起きないので、ちゃぷりちゃぷちゃぷ、とお湯の上で揺れて流れるのである。

「……?」

 流れる?別に泳いではいないのだが、ゆるりゆるりと流れているのであった。
 対流しているのだろうか、何処に行くのか興味が湧いたので少女は流されるがままに流されてみるのである。

リス > ぷかりぷかり、お湯にゆらゆられ、少女は流れていく。ゆっくりと流れていく状態で夜空を見上げると、少しずつ流れていく景色が少し楽しく思える。
 たまにはこういうのもいいわね、と少女は思いながら、温泉を流され揺られ進んでいくのだ。
 そして到着したのだろう、こつん、と頭に軽くぶつかる感触にざばり、と立ち上がって周囲を眺めてみる。
 ざばぁ、とお湯が流れて体を滑って行って、お湯を垂らしながら見れば、浴場自体は変わってはいないけれど、少しばかり離れたところ。
 そういえば、奥の方は行ったことなかったわね、と少女はもう少し奥に移動してみる。
 同じ浴場でも広さが違ったりするので、思わぬ発見と言うのも有るのだ。

 何かあるのかしら、と、ざぶり、ざぶり、とお湯をかき分けで進み、湯煙の中を歩き進んでみることにした。

リス > ざぶりざぶり、温泉の中を少女は進んでいくことにする、ちょっとした探検気分、冒険者の方々から見れば何を言っているんだという所かもしれない。
 しかし、冒険なんてしたことの無い町娘の箱入りドラゴン娘なので、冒険とかそういうのは寝物語として聞くぐらいのものなのである。
 ちょっと本人的にはワクワクドキドキしながら、広いこの、九頭龍温泉の中を歩いていくのだ。

 そして、そのまま、湯煙の中に消えていくのだろうけれど。
 結局はとことこ歩き回って飽きて、冷えた体を温めてから、体をぬぐって去っていくのだった―――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。