2019/12/22 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にポチさんが現れました。
■ポチ > アルバイトとして働く水浴び場。
今日はその中で休憩中。
湯気立つその場所は外に比べれば暖かく心地よい。
今はぬるめの普通のお風呂の中で寛ぐ様に体を浮かせている。
「ぬくぬくー。」
■ポチ > 熱い湯ではすぐにのぼせてしまうと、ぬるめの湯を選択したのは正解であった。
体を包む湯の温かさと、浮き上がる体を撫でる風はひんやりと冷たく心地よい。
注ぎ込まれる湯によって生まれる波に任せ体を揺らめかせ、
ぷかぷかと浮かぶ少年。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からポチさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」に刀鬼 紫沙希さんが現れました。
■刀鬼 紫沙希 > 柑橘が足の踏み場に困るほどに散りばめられ、香りが上る風呂を独り占め状態の鬼。
檜の浴槽の香りも上り、鬼は広い風呂の中で全身を寛いでいた。
浴槽の縁を枕にし、手ぬぐいで顔を隠し、意識は半ば遠くへ…。
「外は寒いがここは相変わらず暖かいなあ。」
外から聞こえる風は強く、時々樹々が揺れる音が聞こえる。
鬼の一家は故郷の風習により、そろそろ新年を祝う準備が始まっていた。
家では一家の者たちが皆忙しくしており、鬼は邪魔になるからと追い出されてしまって。