2019/10/22 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシェラさんが現れました。
シェラ > ………ふぅ、ぅ………。
僅かに吐息をつきながら、大浴場の中で砂と汗を流して、溜息を一つ。
どうにもついていないな、なんて愚痴はプロの盗賊は口にするべきではないのだけれど。

「ついてないわね……」

思わず声にも出てしまう。
手に入れたネタは他の人に先を越され。
失態を咎められて穴を掘る肉体労働。
更に、汗を流す大浴場は女性専用が空いていない。

「……はー。」

岩場に腰を下ろして、足だけをお湯に浸かりながら、また溜息。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジュンさんが現れました。
シェラ > 「アイツ、腕も無いくせに勝手に人の依頼を横取りしてさ。」

ぶつくさと文句を漏らす。
一度失敗をした女盗賊に回す仕事は無い。
言われた言葉に、唇を尖らせて不満に顔をしかめて。

「………仕方ないか。 まあ、仕事をしっかりこなしていけば、そのうちいけるわよね。」

足をぐ、っと延ばしながら背伸びを一つして。
いろんなことがあってもへこたれない、そういった強さは持ち合わせていた。

ジュン > 一人の青年が大浴場へとやってくる
軽く体を洗い湯船へと入ると

「ふー…こういう時はやはりでかい風呂はいいよなぁ…ん?」
独り言をこぼしたところで同じように独り言が聞こえる
辺りを見回し、人影を見つけるとその人影へと近づいていき

「どうもこんばんは、近くいいかな?」
と声をかけるも、そのまま近づいてくるのだが

シェラ > 「……ひぇっ!」

思わず声が上がる。確かに共同浴場ではあるが、いきなり男性が。
しかも近くで、なんて言われてしまえばびく、っと。

「………そ、そうね。 近くはちょっと恥ずかしいかなー。」

あはは、と笑いながら一歩二歩遠ざかって座ることにする。
別に、男性に慣れているわけではないのだ。

ジュン > 「そうかい、まあじゃあそのくらいで」
少し離れた様子に一応はその距離を保つことにする

「それにしても足湯だけ?湯船浸からない?その方がリラックスできるよ」
岩辺に背を預けながら伸びをしつつ、疑問に思ったことをまず尋ねる

シェラ > 「ああ、………さっきまで浸かってて、ちょっと湯あたりしそうだったから冷ましてるだけ。
 それに、足湯は疲れを取るにはいいって聞いたんだ。」

微笑みながらそう言葉を返す。
まあ、少し無駄足になっちゃったんだけど、結構歩いたからさ、なんて続けつつ。

「おかげでもう大丈夫っぽい。
 明日もたくさん歩くことになりそうだからねー。」

肩を竦めて苦笑を一つ。

ジュン > 「あぁなるほどねぇ、のぼせると大変だものね」
と話を返しながらほんの少しだけ距離を詰める

「無駄足…そういやさっきもなんかぼやいてたみたいだけど、何かあった?
何なら愚痴くらいは聞くけれど、ほら、何も知らない人だからこそ話せることもあるだろうし」
と先ほどのぼやきも気になっていたのかそんな提案をしてくる

シェラ > 「ん、いや。 ………ギルドの仕事ってのも大変って話。
 私みたいな木っ端にはいい話は回ってこないよね、ってだけよ。
 必死に探してもなかなかね、実際にやるところまで回してもらえないからさ。」

相手の提案に対して、本気で愚痴ることはしない。
相手が分からないということは、それは信用できる、とは真逆。

具体的な名前も、どんなギルドかもぼやかして、よくある愚痴に落とし込んで口を開く。

ジュン > 「あぁ仕事ね、確かにそういうこともあると受け止めるしかないよなぁそういうのは」
伸びもしつつぐっぐとストレッチのような動きもし始める

「かと言ってー功を焦って失敗しても仕方ないしねぇ、地道にやるしかないのがつらいところだ」
色々ぼやかされていつつもそれにしっかりと返す
話をしているだけでも満足なのかもしれない

「まこういうお風呂とかで気分転換しつつ次に備えるしかないよねぇ」

シェラ > 「そゆこと。
 ………あ、あはは、そうだよね、焦って失敗しても仕方ないものね。」

遠い目をする。若い頃…といっても最近の失敗を思い出す。
功を焦りがちの若手。

「………そうね。次に備えて、次の機会に全力を出していかないとね。」

ジュン > 「なーんかその様子だとなんかあったっぽ去ね、まあそこまで深く聞かないけど」
遠い目をする様子になあに可を察するも追及はせず
こきこきと肩を回す

「ま、今はゆっくり入浴を楽しむといいと思うよ、あ、もう浸かった後だったね」
再び背を預けゆっくりと湯を堪能し始める

シェラ > 「あはは、ありがと。」

苦笑する。殺されるところが、身体をいいようにされて結果生き残ったなんて言えるはずもない。

「そうね、ゆっくりお風呂に入って……。
 とりあえず足が元気になれば、明日も大丈夫だしね。」

ジュン > 「どういたしましてと」
流石に苦笑いに含まれる意味は察せず
そのまま笑顔を返す

「あぁそうだ、俺はジュン傭兵みたいなことして旅してる
だからまあどっかで会うかもしれないからその時はよろしく」
と自己紹介をしながら握手を求めようと手を伸ばす

シェラ > 「あはは、そうさね。 ……私はシェラ。
 盗賊の端くれだよ。 街中で盗むんじゃなくて、冒険者としての盗賊ね。」

そっと手を差し伸べて、軽くぽん、っと触れるだけ。

ウィンクを一つ向けながら、足湯に口笛。

ジュン > 「シェラね、盗賊か、なるほどそれならやっぱりどっかで会うこともあるかも」
握手ができなかったこのには少し旬としつつも手が触れたことにはにっと返し

「さーてと今日はいい日だ、温泉はいいしシェラみたいな娘にも会えたし」
口笛に合わせるように鼻歌を歌いながらそんなことをつぶやく

シェラ > 「私は………そうだね、まだいい日って感じではないかな。
 これが終わったら報告に帰らなきゃいけないしねー。」

なんて、苦笑を浮かべながら足をぐっと延ばし。
背伸びを一つすれば、ふう、っと吐息。

ジュン > 「ははは、それは残念だ」
いい日ではないに笑いながらそう答え

「そういう時はきっとそのうちいいことあるってことさ」
そういうとも一つ伸びをしてから立ち上がる
何も隠していないので丸見えだ

「この後飲みにでも誘おうかと思ったけど報告があるんじゃ仕方ない
このまま先に上がらせてもらおう」
そのままざぶざぶと出口へと向かいながら最後に
「またな」
と声をかけてから大浴場を後にする

シェラ > 「ん、それじゃーね。」
手をひらりと振りながら笑って見送って。

「………はー、それじゃ、私もそろそろ行きますか。」
いつになったら尊敬されて、仕事を取られない立場になれるんだろうか。
ため息が漏れるが、まあ、仕方ない。

今やれることを精一杯やるしかないのだ。
褐色肌の盗賊は、思いを飲み込んでそう胸に刻むしかなかった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からジュンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシェラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > (男女混合で入れる浴場へ、タオルで
腰から下を覆った状態で歩いてくる。浴場のところどころにあ
る湯の中などにある岩場の影では、妖しく蠢く影があったり、
押し殺したような声が漏れていてのだが、今は静かで)

「おや、今夜は随分と静かですね…まぁ、そういう日もある、と
いうことでしょうか。それならそれで一人でのんびりできます
し、誰かがいらっしゃればそれはそれでいいですしね」

(身体を湯で流して、それから湯へと入っいく。ゆったりと良
く晴れた空を見上げ瞬く星を眺めていれば、風流な気分にな
るも、流石に一句読むまでは出来ず)

エイブラ > 「さて、そろそろ出汁が出ない内に上がりましょうか。
のぼせて茹蛸になってもいけないですしね」

(呟いて湯船から立ち上がり、軽く湯を払って。それから脱衣
場に向かい、服を着てとってある部屋へと向かい戻っていった)

ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」からエイブラさんが去りました。