2019/10/06 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にゾエさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエダさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエダさんが去りました。
ゾエ > 「わぁ、わぁ!お湯がいーっぱい溢れちゃってるよ旦那さま!
 これ、ゾエも入ったらもっと減っちゃうなぁ…
 お風呂からあがったら次の人が困っちゃうね。まぁ入るけど!」

先に入った彼から遅れて、一応は裸にバスタオルを巻いて少女が姿を現す。
聞く者によっては恐ろしく感じるだろう野太い声も、自分の旦那となると
ラブ目線でなんのその。少女はにこにこだ。

「寒くなってきたから、お風呂がキモチイイ季節になってくるね♡
 ゾエも暖まりたいから、お膝に乗せてくれる?旦那さま…♡」

イグナス > 「あー、だいじょーぶ、大丈夫。
 案外すぐ、もとに戻るさな。」

ひらひらと手を振りながら、心配する彼女に声を掛ける。
こっちに寄ってくるならば、おうおうと、こちらも機嫌よく腕を伸ばして。

「いつでも風呂ァ歓迎だけどな。——もちろん。
 ほら、おいで、おいで。」

むしろ腕を引っ張ってぐいと。
己の膝の上にどっかりと乗せて、後ろから身体を抱いて、温めてやろう。

ゾエ > 「そうなの?じゃあー次の人にも安心だね♡
 それならゾエも遠慮なく入っちゃおう!」

おいでおいでと招き入れてくれる主人に少女はすっかりと気をよくし。
わぁい♡ と子供みたいなはしゃぎ声をあげながら、
後からすっぽりと巨躯に覆われるかたちで少女も入浴しよう。

「んぅー♡ 相変わらず旦那さまのお膝の上は安心感があるなぁー。
 確かにお風呂はいつでも入れるけどぉ…
 ゾエは、旦那さまと一緒に入るのが一番好きー♡」

イグナス > 「おうおう、こう、なにせ俺もだいぶ今まで零しているからなァ。」

からからと他人事めいて笑う。店の人間にとっちゃあ迷惑千万だろうが。
ともあれ、可愛らしい女の子が膝上に。
起きな身体で後ろから抱きすくめつつ、片手でよしよしと頭を撫ぜてやろう。
なんとなく雑で動きが大きいのはご愛敬

「そうかー?…ンむ。そういわれると悪い気はせんなァ。
 いいここだ、…風呂一緒に入るのは久々か。」

こういう混浴露店は特に、あまり経験がないかもしれない。
はてと首を傾けながら問いかけて。

ゾエ > 「そうだよねぇー。旦那さまくらい大っきいヒト、そうそうお目にかかれないけど、
 でも全く居ないってワケでもないもんねぇー」

きっと彼のような大男が入浴しても困らないよう、
対策などしているに違いない、と少女もまた楽観的。
頭を撫でられるというまるでな事も扱いにも、少女はムフーとご満悦である。

「良い気になっちゃえなっちゃえ♡
 んー…そうだね、久しぶりかな?
 だからー、ゾエ、余計に嬉しいのかも♡ えへへ♡」

肩越しに振り返りながら、少女はそうはにかみ笑う。
暫くはまったりと入浴を愉しんで、体も心もぽかぽかと暖まってゆこう。

イグナス > 「だからだいじょーぶ。
 風呂屋で湯ー零れンのは当たり前だしなあ。」

なんだか腕の中に、撫で心地のいいぬいぐるみでも手に入れたみたいだ。
わしゃわしゃ、なでなで。
湯に浸かって楽しみながら、こっちも楽しんで。

「っく、く。お前が喜ぶンなら、よかった。
 今度どっか、観光地でも行ってみるかー……。」

なんともなしに呟いてみる。こう、お風呂場だとか近場もいいが。
あたまには可愛がっている娘をどこか連れまわしてやるもいいだろう。
どうせさほど、外のことも見たことはあるまいし。

ゾエ > 「それはそうなんだけどー、旦那さまの場合は零れちゃうお湯の量がちょっとね?」

けれども彼が暖まってくれるのが一番だ、と少女はノロケ炸裂。
好き勝手撫でられて、大分髪が乱れてしまったが、
完全に子供(或いはヌイグルミ)扱いだと言うのに、割といつもの光景ではある。

「ええーほんとう?旦那さまは冒険者だもんねー
 ゾエが知らない、いろんな観光地知ってそうだなぁ」

己などより余程広い世界を見てきているであろう己が伴侶。
そんな自由な彼を少女は愛しているし、連れて行ってくれるのなら、
否、彼と二人なら別に近場だって遠出でも良かったりする。

「…でもゾエは。まだ見たことない場所よりも、
 目の前の旦那さましか見えないかなー♡」

立ち上がってくるりと体を反転させると、
彼が座っても燃えるような赤眼を見上げるかたちで、己の愛しい人の顔を覗きこんで。

「ね、旦那さま…♡ ゾエがずーーーっと夢中なのは、旦那さまだけなんだからぁ…♡♡」

そうしてゆっくり近づいてゆく顔。唇同士を触れ合わせんと―――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からゾエさんが去りました。