2019/04/14 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > こんな時間には流石に人影もなく、ゆっくりと温泉を浴びてきた男は湯上りに火照った身体を夜風に晒していた。
簡易的な寝装束を開けてぱたぱたと風を身体に通しながら。

「長湯も限界があらぁな」

考え事に更けて誰も来ないまま、のぼせる寸前まで湯に居た所為か、まだ体が熱い。

グスタフ > やっと冷めた身体を持ち上げて去っていく。
どこかふらふらとした足取りで。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 「………ンむ。……?」

ギシギシと廊下を歩く最中に、大男は首を傾けた。
アレおかしい、ここではなさそう。
――たまには、と普段の大浴場とは違う場所にでも入ろうかと、そう思っていたのだけれど。
……どうも迷ったらしい。
上がったり、下がったり。そういうのを繰り返して、行き止まり。
んんん、と呻いて首を傾げた。

「……よほど迷宮めいてンな、おい。」

悪態ついて、ぐるりと振り返って歩き出した。
足取りは軽め、迷ったところで、最初に出会った誰かに聞けばいいだろう、なんて。