2019/02/05 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリリーさんが現れました。
リリー > 「は~~、ここのお風呂は最高ね~。
この国でもこういう場所があるなんで思わなかったわ~。」

独り占め状態の湯の中で両手両足を伸ばして寛いでいる。
女は仕事で疲れた身体を癒し、汗を流すに一番と言う評判を聴きつけ初めて九頭竜にやってきたのだ。

月明かりを周囲を照らし、ぬめり気のある泉質はとても肌に良さそうで。
誰も居ないことをいいことに鼻歌を歌っては湯を体中に塗りたくっている。

特に外仕事でがさついたりしている手のひらと手の甲には念入りに。

リリー > 「どうしても外仕事は手が荒れるわね。
早く中での仕事だけで稼げるようになるといいんだけど。」

女は白い手の隅から隅までお湯を塗ってから、ちゃぽん湯の中に沈める。
元の世界でやってきた研究を始めるにはそれなりの施設が必要であり、
それには資金に加えて広い建物も必要になる。

今の女に出来る仕事の範囲ではいつになるか見通しすら立たない。

「あんまり危ない仕事には参加したくないしね~。」

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリリーさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にトルテさんが現れました。
トルテ > 「ふぁぁ…♡ これが温泉、という物なのですね。 皆が話していた通り、本当に心地良い……♡」

(脱衣所からの覗き見であちこちの温泉を渡り歩き、ようやく利用客のいない露店温泉を見つけ出したお嬢様は今、湯船の中でふにゃりと童顔を緩めていた。亜麻色の長髪をくるりと纏め上げた頭部を岩風呂の縁に預け、立ち上る湯気を追う様に蕩けた吐息を星空に漏らす。その胸元、湯水の揺らめきに合わせて揺蕩うのは、肌と同じミルク色の風船か何かと見紛う程に巨大な1対の柔肉。先端を彩るピンクの色彩が、その大ボリュームの肉塊の中で一際可憐に映るだろう。 湯気立つ水面に沈む裸身は、指先で肉を摘めるくらいのぽっちゃり感を有していても、しっかりと腰を括れさせている。そこから胸にも負けぬ豊かさを誇るお尻へと繋がる稜線は、まだ年若い少女に過剰なまでのメスを感じさせていた。しかし、恥毛の一本すら見当たらぬ恥丘には、思わず二度見してしまうほどの違和感が存在する。それは、おっとりとして上品な顔立ちからは想像も出来ぬ、萎えていても十分に野太く凶悪な男の逸物。入浴当初は周囲を気にして胸やら恥部やら隠していたが、温泉の心地よさに緊張を溶かされたお嬢様は今やすっかり油断の最中。)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にナインさんが現れました。
ナイン >  …ふ、む……?

(時折訪れている温泉宿。…身分を忘れて愉しめる、数少ない場所の一つ、と言って良い。
好い加減寒い季節という事もあるのだろうが、普段から、比較的利用客が少ない一角。
其方の方へと、勝手知ったる、と言わんばかりの足取りで踏み入れば。…どうやら珍しく先客が居るらしい。
一瞬眉を顰めたものの。流れる湯の水音に紛れ、聞こえてきた声音は。
人畜無害を思わす、恐らくは年頃近い少女然とした物だったから。
それならば問題は無いだろうと決め込んで、奥へと足を進める事にした。)

 やぁ失礼。入れて貰っても――構わない、だろう、か …?

(が。覗き込んだ所で、声音は揺れた。
先客の姿。…少女と比較にならない、量感に溢れた膨乳故か。
湯の向こうに揺らぐ、此亦極度の質量備えた――牡、のせいか。)

トルテ > 「ほわぁぁぁ……………ッぴゃ!?」

(岩棚に預けた後頭を乗せてしどけなく四肢を伸ばし、そのまま眠ってしまうのではないかといった弛緩ぶり。そんなタイミングでの声掛けにビクンッと湯水を波立たせた少女は、内股に寄せた白脚で恥部を、己が身体を抱きしめるかの様に回した細腕でたわわな肉鞠をそれぞれに隠した。野太い巨根はむっちりとした肉付きの太腿にて隠れた物の、スイカ大の乳肉は少女の細腕で隠すには無理のある大きさである。華奢な前腕から溢れ出した白肉は、先端の尖りこそ隠されてはいても乳輪のピンクの端を微かに覗かせ、押さえつけられた分余計に柔感を主張する様にいやらしく拉げてしまう。)

「―――――どっ、……どうぞ、ご遠慮無く……」

(自身の慌てぶりが気恥ずかしかったのか、それとも単に裸を見られる事に羞恥を感じているのか、白皙の頬にカァァァ…と朱の色彩を広げつつ、それでもどうにか淑やかな笑みを浮かべて彼女に答える。自分と同じくらいの年頃の、どこかシャープな印象の美少女に。)

ナイン > (おぉ、と。思わず声が出そうになったやもしれず。
なまじ不完全に隠された分。いっそ卑猥さを増したのではないか…
そうとすら感じる豊かな稜線。
しげしげと、良し悪し半端な…可も不可もなく、な。己のそれと見比べたくもなる。
何とも羨ましげな。或いは怨めしげな。視線の色と向け先とに惑うのは、己も同じく。
ともあれ少女が相席…というべきか、それを許してくれたのだ。
頭を下げて軽くいらえ、一旦躰を洗ってしまえば、いそいそと湯の中へ。
流石に、膚身その侭湯船の外で語らうのは。剰りに寒い。)

 …いや。少し、悪かった。
 別段驚いたというのではないさ。何というか、見惚れた、のかな。
 そもそも貴方のような人は。我々の身近にも、少ないとはいえ、存在しない訳じゃ、ぁ……――――?

(湯に浸かり。改めて、少女へ瞳を向けたところで。ぁ、と小さく。
身近。己にとっての近場とは。偏に王宮やその周囲に他ならない。
落ち着いて見てみれば、例えとして示そうとした、王宮等でも見掛ける、両性の――と。
その中に目の前の少女の姿が、含まれていた気がするのだ。
見掛けた程度、名も知らぬ程度、だったとしても。)

トルテ > (小動物の本能が反射的に身体を隠してしまったけれど、ふたなり部分は別として、それ以外はここまで必死に隠すのも不自然かも知れない。彼女は年頃も近い同性なのだし。とはいっても、雪の彫像の様な彼女に比べて自分の肉付きのだらしなさと来たら羞恥を覚えずにはいられない。そんなただでさえ目につく駄肉が、湯船の中においてはぷかぷか浮いて更に存在感を強めるのだから堪らない。でも、あんまり必死で隠しているのも何やら彼女の視線にいやらしい物を感じていますと言っているかの様で申し訳ないし――――などなどぐにゃぐにゃ考えて、赤い顔はつぶらな黒瞳を脇に逸したまま、そっと乳肉の拘束を解いた。手持ち無沙汰となった両手は、浮かぶ乳房に触れる膝上に居心地悪そうに置かれる形。)

――――……? …………ッ! …そ、そう、でしたか……え、と……。

(そしてそんなトルテの傍らに身を沈めた彼女の言葉。あれこれ無駄な思考を回していたせいか、最初は意味が分からずきょとん。少しして、先程彼女が目にした肉蛇に対する言葉なのだと気付いたならば、寄せた両脚で巨根を隠した裸体がピクンッと小さく強張る。それでも何か言葉を返さねばと開く唇は、結局気の聞いた台詞を奏でる事無いまま湯気の様に消えてしまう。そわそわきょときょと視線を彷徨わせ、ただただ緊張の中にいるトルテには、彼女が今何を考えているかなど分かるはずもない。)

ナイン > (わたつく少女が何を考えているのか。全てを察せたという訳ではないが…ある程度は解る。
見られている、そう意識する事自体を。相手にどう取られてしまうのかという不安。
――以前は自分も、そうして世の諸々に対して、怯えるばかりのお嬢様でしかなかった…などと。
懐かしさ半分で頬を緩ませてしまおうか。
とはいえ。一度抱いた疑問を忘れた、投げ出した訳ではない。
淡い記憶を掘り返し、頭の中で矯めつ眇めつ。…やや有って、あぁそうか、と。)

 そうだ。あぁ、そうだよ。…貴方のような人は。決して受け容れられていない、等という事はないのだから。
 もっと堂々としていれば良い――何、いっそ開き直って。知らしめてやれば良いのさ。
 存外、城に暮らすお歴々には。惚れ込まれるかもしれないだろう?
 殿方とは亦違う、それでも、女を悦ばせてくれる、希有な存在なのだと……
 なぁ、そういう事は無かったのか?城の中で、何処ぞの令嬢に恋い焦がれた視線で見つめられたり――という事は。

(少なくとも、王城に関わっている人物なのだと、知っている。そう言葉に忍ばせた。
湯の中、向き合うような位置に座っていた腰を浮かせ。
少女の前に真っ直ぐと立てば。小首を傾げながら、上から覗き込むような。)