2019/01/27 のログ
アマーリエ > 「……嗚呼、キけてくるわね。何杯でもいけそうなのは好きだけど――酔っ払うと、明日大丈夫かしら私」

いつぞや呑んだ酒にも似ている。頼む前にも確かめたが、安酒の類ではない。
此の透明な酒は何杯でも遣れそうな代わりに、地味に響いてくるくらいに高級である代わりに重みのあるものだ。
故に水のように呑むのではなく、じっくりと舌の上で味わいながら嗜むくらいがいい。
殊に今宵は寒い。魔術で保温や風圧の保護を行っても染み入る高空の寒さを、地上で味わっているかのようだ。

「遣ること、多いくせに、ね」

ぽつ、と。背凭れ代わりの巨岩に背を預けつつ、顔にかかる髪の端を退けて嘯く。
休日が開ければ、補充の人員の確認と編成の再検討、国境警備に遣る竜騎士隊のシフトを考えなければならない。
実際のところ、長たる自分が居なくとも回ると言えば回るものだ。
そうやれるように、隊は編成している。否、自分が着任する前の体制でもある。
一番強いものが長を張る。長は部下を鼓舞するため、前線に出る事を誉れとする。であれば、その不在を考慮せずにおけることは重要だ。

放っておいてもやってくれる?
否、把握しておかねばならない。

アマーリエ > 「……ン、っ」

ああ、いい気分になる。
タオルの下で足の付け根をもぞつかせれば、湯と酒の熱を吸ったかのように肉竿が鎌首を擡げる。
そう言えば、と思うまでもなく最近使う機会がなかった。そのせいかもしれない。
困ったものね、と思いつつ杯を持ち上げて、徳利に手を伸ばす。

「……え。もう空にしちゃった? 参ったわね」

ところが、気づけば徳利は空になっていた。
唇を歪めて逆さにしても雫も出ない陶製の瓶と酒器を盆の上に戻し、思いっきり両手両足を伸ばす。
湯が波打って、その所作で身体の前を覆うタオルがズレ落ちる。
隠す必要もなければ、今更恥じる必要もない。人の目を意識する必要が無ければ、こんなものだ。

アマーリエ > 「そーゆーデリバリーとか、無いわよね。どうだったかしら」

ああもう。特に結ってもまとめてもいない髪を掻き上げ、生理現象に嘆息と共に湯の中から立ち上がろう。
それだけの所作で揺れるものが、三つある。豊かなと形容できる双丘と隆々とした肉棒だ。
それ等の欲求を鎮め、満たすとなればそれなりのものとコトがあれば良いが、ひょいひょいと転がってこないものである。

少なからず弁えていれば、苦笑が滲む。
身体を冷やしたうえで呑みなおすか、それともその手の店に足を運ぶか、だ。

「――……」

ま、どちらもありだろうか。そう思いつつタオルを纏い直して脱衣室へと足を進めて――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアマーリエさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にランバルディアさんが現れました。
ランバルディア > ふと夜中に目が覚めた。
此処暫くはよく冷える夜ばかりが続いたせいもあるだろう。
この際きちんと身体を温めて寝るか、と旅籠に繰り出した……とは言うものの。
期待しているのは当然、湯でだけ温まる心算ではない。

「ふー……、……とはいえ、純粋に真夜中でも空いてるってぇのは助かるよなあ……。」

巨躯を浸す、白濁とした湯。
単にそういう色というだけで、上等な温泉だ。
少しぬめりがあってよく温まり、水面の中で何をしていようがよく隠す。
持ち込んだ酒を湯桶に入れて水面に浮かべ、ちびり、ちびり、一人の酒盛り。

ランバルディア > 湯桶に突っ込んであった燗もすっかりからっけつとなって冷えきった。
冷たい岩肌に背を預け、次第にうとうとと睡魔が襲ってくる。
空気の感触も深夜から早朝のものへと変わった感触がして、夜這いという気分でも無くなってきていて。

「欲張んねぇでどっか往診にでも行ってヤッときゃよかった、……つってもしようがねえか。」

そろそろあがってもいい頃合いかも知れないが、今外気に身体を曝すのは最も寒そうだ。
どうせここまで浸かってしまったなら、もう少し。
陽がのぼるのを見てからでもいいだろう。
なんてことを考えているうちにも、船を漕ぎ始めてしまう。

ランバルディア > 大きく一度、船を漕いだ。
そこでパチリと目が覚める。
冷えた肩から湯をかけ直し、大きく伸びと欠伸を一つ。

「……妙にスッキリしちまったなあ、まだ日の出までちょいとありそうだが……。
 おはようさんついでに襲うってのも、わるかなさそうだ……行ってみるか。」

不思議なもので、目が覚めると肉欲まで復活してきたようで。
それとも、朝だから、という思い込みからくる生理現象だろうか。
兎も角、寒さを物ともしないくらいには欲望が膨れてきていた。
そうと決まればと湯船から立ち上がり、男は早々に姿を消して――――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からランバルディアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > ちゃぷ
広い温泉に響く水音、天然の温泉が贅沢にこんこんと湧き続けてる
ぬるめの透明な温泉は香りも良く、長く入るには最適
さて――そんな温泉を独り占めしてる少年
今日はおとなしく、岩に座って半身浴の格好、気持ちよさそうに身体をゆらゆら、目を細めて

「あはー、気持ちいい~♪」

綺麗なソプラノボイス。一件女の子にも見える少年が手をのばす。ぶどうジュースである。くぴ、くぴ、と喉を鳴らして

シャルティア > 温泉であったまったら…どこに遊びに行こうか
じゃば、と温泉から出ながら考える
タオルでワシャワシャと乱暴に身体を拭って、王都へと、とりあえず向かう

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。