2018/12/31 のログ
コスモ > 「シーフの才能はないみたいね?あんなに水の音がすれば嫌でも気づくわよ」

(苦笑しながら香油を馴染ませた髪へと優しく櫛を入れる。栗色の髪が艶めき、湯に火照った体との対比でより色気を滲ませるだろうか。
いつまでも振り向いた姿勢は辛いので、改めて男に向き直れば隠す物のない肢体が露わになるだろう。女らしく成熟したそれは、いかにも柔らかそうに見えるだろう。豊かな胸は重たげに揺れて、腰や尻のラインは細いが、細すぎるわけでもない女性らしい曲線を描く)

「そう?ならこういうのも『よくある事故』なのかしらね。色男さん」

(パッと見で解る逞しさ。古傷から察すれば歴戦の戦士というヤツなのだろうか。股間のそれもなかなかのもの…そう思えば、女の口元は楽し気に弧を描いて)

エズラ > 「おおっ……こりゃたまげたね……――」

わざわざこちらに向き直ってくれたので、いよいよその豪奢な肢体が露わとなる。
まるでここまでその色香が漂ってきそうな艶めく身体を惜しげもなく見せ付けられてしまえば、雄の本能がゾクゾクと刺激される。
わけても、その胸元の双丘に対して、あきれるほど素直に視線を注ぎ――

「色男、たぁ嬉しいね――いやなに、確かに『よくある』ことっちゃそうだが――」

浴槽から上がり、彼女と同じく洗い場にまで歩み出る。
そして、野生の獣がそうするように、彼女の周囲をくるりと回りながら、間近にその身体を眺め――

「もし、よけりゃだが――この浴場のいろんな秘密、教えてやってもいいぜ――たとえば、『それほど広くない個室浴場』とかな――そこなら、『よくある事故』つうのにも遇わずに済むからよ――」

ムフフ、と笑う男の誘い文句は、ある意味真っ向からで。
つまるところ、その場所は――

コスモ > 「まあ、普通の女なら悲鳴なり上げて逃げちゃうんだろうけどね」

(別に春を売る商売でもないのに、自分の落ち着きぶりに戸惑っていることくらいは解る。そして、その視線の先には女の手には明らかに余るだろうボリュームの柔肉が揺れる。男の手にも、収まりきるだろうかというようなサイズのそれ。薄紅の先端まで惜しむことなく視線に晒し)

「秘密?それは面白そうね。案内してくれる?」

(体や髪は洗い終わったものの、男のいう誘いは普通の風呂の利用法ではないだろう。それに、個人的には秘密というのも気になったワード。
時折、この温泉には公衆浴場らしからぬ風評も聞こえるが故、自分よりも詳しそうな彼へと情報の提供を求めよう。
勿論、対価も支払うつもりで誘いに乗ろうと)

エズラ > こちらの誘い文句に、驚くほどあっさりと乗じてくれた。
それに気をよくしたのか、彼女の腰へと手を伸ばし――

「お姉さん、そういうノリのいいの、オレ好きだなぁ……ほら、こっちこっち」

そうして腰を抱くことが叶えば、漂う良い香りに鼻先をくすぐられて上機嫌になりつつ、彼女を浴場の奥へと誘っていくのであった――

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエズラさんが去りました。
コスモ > 「遊びなんだから、構える事もないじゃない?」

(多分商売女なら抱きなれているんだろうなとか思いながら、そのままエスコートされていく。腰を抱く手には小さく微笑を向けて)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からコスモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリスさんが現れました。
リス > 九頭龍の水浴び場の、一角、ふたなりの女の子がメインで使える温泉に、ひとりの少女が入ってくる。
 この場所は、ふたなりの女の子が女の子を……求めてくる場所であり、俗に言うエロい事するための場所なのである。
 早く来て、相手を見つけてエッチなことを……衣を被せずに言えばセックスしてる人もいる。
 少女はついさっき来たばかりなので相手はいなくて。
 
「ああ、寒い、寒いわ。」

 と、そんな事を呟きながら、温泉に入っていく。
 エロい事メインの場所とはいえ、温泉の機能はあるし、寒い時は温かいお湯に浸かりたいものである。
 なので、少女はまずは人を探すよりも温泉に入ることを優先し、体を洗い、温泉に身を落とす。
 この寒さで冷え切った体を温めてくれる温泉に、大きく長く息を吐き出す。
 ちゃぽり、ちゃぷり、と体に掛け湯をしつつ、温かいお湯を堪能するのだ。

リス > しばらくお湯に浸かって、一心地を付けば、欲しくなってくるのは相方――――今宵のお相手である。
 せっかくこういうところ……えっちな場所に来たのだから、たっぷり気持ちよくなって帰りたくなるもので。
 きょろり、きょろり、と周囲を見回してみるものの……流石に誰かがいる様子はなく。
 既に相手を見つけたカップルが遠くの方で甘い声を響かせている模様。
 いいなぁ、と素直に思いながら、自分の胸に手を這わせ、己の肉棒を軽く擦る。

 けれど、ここで本格的にしてしまったら、なんか負けた気にもなるので、今回は、このへんでやめておこうと思う。
 はあ、と甘くも、切なげな吐息をこぼして、少女は周囲を見回す。
 こう……誰かいないかしらねぇ、と。

 お湯の中で反転し温泉の縁に上半身をあずけ、パチャリパチャリと足でお湯を蹴って遊んでみせる。

リス > 「んー………。」

 ぱちゃぱちゃ、ぱちゃぱちゃ。はしたないとは思いながらも、少女は足をばたつかせてお湯をける。
 というか、何かをしていないと寂しくて寂しくて。人恋しさが爆発してしまいそうなのである。
 家でもないので、ここで自慰をするのはそれこそ死んでしまいそうである。
 面白くないなぁ。と少女は天井の方を見上げる。
 温泉は広いからか、天井も高い、外から見た警官よりも大きく見えるのは、魔法のせいなのだろうか。
 それとも、そういう作り、だからなのだろうか……よくわからないけれど、良く出来てるものね、と思う。
 少女は、大きく伸びをして、お湯の中に体を再度預ける。
 ぷかり、と温泉の中で浮かぶ様なかんじになる。

リス > 温泉の中、ずっと入っていれば、体は温まってきて、それなりの時間を過ごしているので、そろそろいい感じに熱くなってきた。
 とはいえ、人間ではなくなったこの体は、この程度の熱でダメになったりしないし、逆上せたりもしないけれど……なんとなく大丈夫なのだろうか、という気分にもなる。
 ちらり、とお風呂にかけられている時計を見れば、それなりの時間入っていることがわかった。
 そろそろ、家に帰る時間でもあるので、どうしようかしらなんて考えて。
 もう少しだけいようかしら、そろそろ帰ろうかしら。
 迷いながら、ちゃぷりちゃぷ人と浮かぶ少女。

 今日はもう諦めたほうがいい気もするし。
 もう少しだけ待っていたい気もするし。

 うーん、と、少女は悩む。

リス > 今日は、日が悪かったのであろう、長く待っていても、誰も来る気配がない。
 まあ、そういう時もあるのだろう、少女は軽く息を吐き出す。
 そして、立ち上がろう、じゃばりと音を立てて溢れていく温泉のお湯。
 体は真まで温められてホカホカと湯気を出している。
 これなら、家に帰るまでは持つだろう。
 少女は、脱衣所へと歩いて行き、脱衣所で、己の濡れた体を大きなタオルで拭っていく。
 そして、服をもう一度着直してから、息を吐き出して。

 あとは振り返ることなく、帰っていった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリスさんが去りました。