2018/12/30 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にコスモさんが現れました。
■コスモ > 「あ~~~…」
(泳げそうなほどに広い浴槽に浸かりだらけた声を上げるのは栗色の髪を適当にアップにまとめ上げた若い女。
白人らしく色の白い肌は、今は湯の温かさでほんのり朱に染まり、あげた髪は、首筋の細さを強調するように幾筋かの後れ毛が肌に張り付く。
しっかり肩まで湯につかっているから、全体的なプロポーションは見えないが、肩の薄さや、腕の細さ。半ばほど湯に隠されていてもその柔らかそうな胸の大きさは容易に想像できるだろう)
「気持ちいい~…なんかもう、色々溶けそう」
(自由人な所も多いが、ストレスから完全に開放されているわけでもないし、最近は本ばかり読んでいたせいで肩や首の筋が凝っている。疲れもイライラもこれを機に全て流してしまおうと)
■コスモ > (しっかりと温もってから湯を出て髪を洗う。お気に入りの香油を髪に馴染ませてる間に一度洗った体の方も、保湿の為に香油を塗り込む。これをやると湯には入れないが、先ほど十分堪能したのでいいだろう)
「ここまで大きくなくていいけど…家にも欲しいわね。温泉」
(源泉引き込もうかしら、なんて呟きを漏らすあたりで相当な温泉好きであると知れようか)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 「ふぅ~っ、おお、やっぱ浴室はあったけぇ~……――」
巨大な浴場にいくつかある出入り口のから、一糸まとわぬ姿の男が現れる。
湯気の立ちこめる中、先客には気付かぬままに、まずはひとっ風呂浴びようとかけ湯を済ませ、肩まで湯に浸かって人心地。
「お、おお~……――」
冷えた身体の隅々までぬくもりが伝わるのを感じて天井を仰いでいると――視界の隅に。
「んおっ……ありゃあ……――」
湯気の向こうには長い髪を洗う女の姿があった。
その後ろ姿からは、成熟した大人の肢体が垣間見えている。
ムフフ、と助平心を隠そうともしない顔で、湯の中をそろりと泳ぎ、接近を試みる――
■コスモ > (この香油は無臭の市販品を元にいくつかのハーブを組み合わせて作ったもの。効能も髪質に合わせたものでなによりも匂いが気に入っている逸品だ)
「そういえばそろそろ無くなるわね。新しく作らないと…」
(自分用なので、少量を小まめに作っている香油。まあ冬仕事としては丁度いいかなんて思っていると、ふと湯の音を聞いた。不自然な水音はだれか客が来たということだろうか。まあ、今まで貸し切りだったしここは公衆の温泉だ。気にしないが、一応は視界に収めようと振り返り)
「……ここ、混浴だったかしら?」
(目の前にいる全裸の男に向けて首を傾げた。女風呂に入った気がしたけれど、こういう店は時間帯によって混浴になったりもする。その類なら相手を痴漢よばわりするわけにもいかない。
なにより、男の裸をみて悲鳴を上げるほど、初心でもなかった)
■エズラ > ちゃぷちゃぷと、巨大な浴槽の端までたどり着いたあたりで――視線が交わった。
男の方はといえば、女とは逆に、その瞬間ビクリと身体を震わせる――まるで、悪戯が見つかった少年のように。
「たは~、バレちまったか……――」
こちらに振り向いたその艶姿に、暫し視線を奪われたまま。
しかしながら、悲鳴を上げるでもないその対応には、大人の女を感じさせる。
「この浴場はいつ何時、混浴に変わるか分からねぇらしいぜ」
遠慮なしに彼女の瑞々しい肢体を眺めつつ、ざばぁ、とこれ見よがしに湯から立ち上がる。
全身余すところなく戦闘に特化した肉体のそこかしこには、戦傷が見つからぬ場所はない。
そして――股間にさがる剛剣が揺れた。