2018/12/12 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエウロペさんが現れました。
■エウロペ > 日中ですら凍えるように寒く、吐く息は白くなるほどの季節。
たまにはゆったりと身体を伸ばして温まりたいと、九頭龍の温泉に足を運んでいた。
広大な面積を誇る大浴場は、大小様々な風呂がひしめいており、数多くの利用客がいるにもかかわらず、その広さと立ち込める湯気のおかげか、人の気配はあれど姿はほとんど見えなかった。
故にあまり他人の視線を気にせず風呂を楽しめるというのもあって、個室風呂よりも大浴場の方が好みなのだ。
もちろん、誰かと一緒にお風呂に入るのも大好きなのだけれど。
「ふー…」
エウロペが入浴しているのは、5~6人は入れるような小規模の温泉の一つ。
乳白色の濁った湯が、お肌を滑らかにコーティングしてくれる、女性に嬉しいお風呂である。
そんな風呂に一人ゆったりと浸かり、心地よさに短い声をひとつ。
肩まで浸かることなく、豊満な二つの浮島をぷかぷかと漂わせながら、明日は買い出しに行こうかなとか、献立はどうしようかとか、そんなことを思案していた。