2018/10/29 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にオルナさんが現れました。
■オルナ > 「ううん、……」
日頃の疲れを癒しに、と言い切れれば良いのだけれど。
日に日に変わる内装、不可思議な噂に惹かれてその道の端くれならば感じとれるもの。
女湯であることを確かめてから入った露天風呂には、いつの間にか異性の姿さえ見てとれる。
「……、ふぅ――」
解れていく肢体に合わせて、意識を集中させてみれば計り知れない魔力の元がそこかしこに感じ取れて、
構造や術式に興味が惹かれてしまう。けれど、
「ん―――、はぁ……」
今は依頼と授業で募ったこの疲労感を取ることに集中して、思わず仰向けにぷかりと浮いてしまった。
たぷりと浮かぶ布越しの双丘さえ見られていようとも意図出来ない程に湯が心地良い様子。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にフォーコさんが現れました。
■フォーコ > 城での勤務を終え、久しぶりに温泉を楽しむことにした。
女湯であったはずの風呂は最初は私が一人で楽しんでいたはずがいつのまにか
人の気配に囲まれる。
そして、漂う湯気の中にそういう気にさせる魔力が混じり始めていた。
なるほど、今日はそういう趣旨の風呂なのだと理解した私は褐色の身体を見せつけるように縁へと腰掛ける。
膝から下だけが湯に隠れ、後は胸も胴も、そして下腹部にある巨大な男性器も露わになっていた。
隣では白雪のような肌の女性が湯に任せて漂っている。
大きな胸もそうだがそもそも身体そのものが非常に整っている。
私の逸物は次第に湯に負けぬ程の熱を放ち、視線は彼女の身体へと釘付けになっていた。
■オルナ > 「………」
目を閉じてしばらく浮いているうちに湯の変化にわずかに気付き、上せているとも思うけれど。
油断しきってうつろう意識。不意に体を起こせばそこでようやく視線に気づいて、
「―――?」
見れば同性の姿に見え、たのも一瞬。下腹部に反り立つソレに視線が留まり、視線をずらす。
噂というより、そういった体質であればどちらにでも入れるのだろうかなんて考えが過ぎって、
何と声を掛けるべき? 掛けないべき……判断に迷うまま。無意識に胸元から肢体を隠すようにしていた。
■フォーコ > 「いい湯だな。」
湯で温められ、朱の混じった顔をした彼女に声をかけた。
彼女の方は私の身体の特徴に気が付いたようで、すぐに視線をそらしてしまう。
私は湯の中に入ると、静かに彼女の元へと近づいては後ろから声をかけることにした。
「私は見ての通りどちらもある体質でね。
今日は静かに風呂だけを楽しんで変えるつもりだったが君の美しさに思わず見惚れてしまった。
私はフォーコ。 良かったら名前だけでも教えてもらえるかな。」
■オルナ > 視線を反らした状態で、意識だけは余計に配っていたものだから背後から声を掛けられてしまえば思わず
びくりと波間を作ってしまい。
「ええ、……良い湯。ですね」
そのまま挨拶に返さないわけにもいかず、向き直る。湯に隠れて見えないだけで少しばかり緊張も取れるもの。
「……オルナです。さほど、……そう言われる容姿でも」
小さく頷きながら白い肌に薄っすらと朱が差して湯上りも近く。向き直れば思っていたよりも距離を詰められていて――
■フォーコ > 「それになんだか開放的な気分になってしまう場所だな。」
私は思うことをそのまま口にする。
彼女から漂う空気から魔力の素養がある様子。
ならばこの場がどういう状況にあるか多少は理解しているのだろう。
それでもこの場を離れないと言うことはそういうことに興味があるか、はては出るタイミングを失ったか。
「そうかな。 少なくともコイツはさっきから強烈に反応を示しているぞ。」
私の巨根は程よく肉の乗った麗しい体に興奮しきりであった。
不意に角度が上がり、真っ赤に充血した先端が彼女の腹へと擦れてしまう。
「すまない…。」
■オルナ > 「多分、……今晩はそういう具合? なのでは」
言葉を切りながら漂う魔力の影響か、レジストするのも苦ではないのだろうけれど。
それよりも湯の温度にあてられたせいか機会を失ったのは事実で。
「あの、……迷惑なので」
湯に反して比例するような声音。ざぷりと肌を晒すのも厭わずにその場を後にしようと――
■フォーコ > 「すまなかった。 この辺りで失礼するとしよう。」
どうやらお眼鏡にかなわなかったようだ。
私は彼女に謝意を述べると、火照ったままであるがなんとかこの場を後にする。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフォーコさんが去りました。
■オルナ > 「ええ、……お疲れ様。です」
上がってから隠すように姿を見送り、夜風に肢体を冷ます様。
長く吐息を整えていけば魔力の流れを感じられて、そういう気分になる人々も多いのだろうと思い、
館から借り受けた布地、羽織一枚で仮眠をするべく宿へと戻っていく――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からオルナさんが去りました。