2018/10/20 のログ
チェルトト > 「ん……?」

誰かの気配。そして、軽い音がして戸の開く音がした。湯船の縁に預けていた頭を起こすと、自分とは正反対の色白で豊満な乳房を持つ女性が目に入る。そしてそれよりも、左右で対照的な色をしたその瞳が目を引いた。綺麗な子、と、いう感想を抱いた次の瞬間、チェルトトはやおら身を起こし、片の手のひら突き出して叫ぶ。

「ストーップ! ちょっとあんた! 湯船に入る前に体を洗うっていうマナーを知らないの!?」

言いながら、びっ、と、突き出した手を横に振るい、勢いよく洗い場を指さす。動いた拍子に起こった波紋が、浮かべた桶をゆらゆらと揺らした。

リト > さて入ろう、と足先が湯船に触れるその直前、静寂を突き破る大声にびくっ、と肩竦ませた。
勢いも大きく彼女が指差したその先、洗い場を見ると目を丸くして。

「えっ…いやいや!洗ったよ!」

中で、と今しがた入ってきた扉を指差す。内風呂の方。
とはいえ「ざっと」であることは確かなので、しぶしぶ洗い場の方に回れ右した。
唇突き出す不満明らかな表情を浮かべつつ、さくっと手早く体を洗っていく。

洗いながら肩越しに少女の姿をこっそり再確認した。
引き締まった褐色の肌、快活そうな風貌。白銀の滑らかな髪。
かわいい、と率直な感想を胸に抱く。

チェルトト > 「洗ったの? ……そう? お湯被っただけじゃないの?」

 ざばりと立ち上がり、酒の入った桶を手に取って彼女に近づいていく。湯船から上がり、ぺたぺたと水っぽい足音をさせながら歩み寄って、洗い場へ向かう彼女のその紅い髪に顔を寄せると、熱せられた体からまたふわりと甘い香石鹸の香りが立ち上った。くん、と、無遠慮にひと嗅ぎして、んー、と、唸り。

「嫌いな匂いじゃないけど、ここの石鹸の香りじゃない気がするわ。……本当に?」

結局、洗い場でてきぱきと体を洗い始めた彼女の隣で、もう無意味になった問いを放ちつつ、隣に自分もぺたんと腰を下ろす。

リト > 「流石にそれくらいのことは知ってるよー。……うん、本当に本当」

ふぅ、と鼻先を擽る香石鹸の甘い匂い。自身の髪に顔を寄せてくる彼女の仕草に驚くでもなく、一瞥しただけで。
まずはと身体をてきぱき洗っていると、隣に座り込むその姿。

「疑り深いなぁ。でも、こーしてもっかい洗ってるわけだからいいでしょ?」

彼女と同じ、甘い花の香り満ちる泡をお湯で洗い落とし、再び露わになる真っ白い肌。
ふぅ、と一息つき、隣に座る彼女の方を見て笑った。

「よし、これでお揃い!」

チェルトト > 「ふーん……。それならまあいいけど」

一方的に怒鳴りつけて謝りもしないまま、金色の瞳で彼女が体を洗うのを眺める。秋口の夜気が火照った体を心地よく包むのを感じながら、やがて彼女が自分に笑みを向けると、一瞬戸惑ったような顔を見せ、それからもう一度彼女を見て、ふ、と、少しいたずらっぽく唇で笑みの弧を描く。

「お揃いじゃないわ。だって、あんたの谷間はそんなに深いのに、ほんとにちゃんと洗えてるの?」

言いながら、濡れた石鹸を手に取り、彼女の背中に抱き着いてその豊かな乳房を両手で包もうと試みる。

リト > 一瞬浮かぶ戸惑ったようなその顔に不思議そうな表情が浮かぶのも束の間。
石鹸を手に背後へ回る彼女の両手が、己の乳房を包むのならびくっ、と思わず身体を震わせる。

「ひゃっ! …ちゃ、ちゃんと洗ってるし…う、んぅ!」

石鹸の泡で滑る手が与えてくる刺激が心地良く、無意識にか抱きついている彼女に背を擦り付けるように密着する。
しかし、黙ってやられているわけもなく。こっそり背後にしのばせた片手で、その脇腹辺りを軽く擽ってやろうとする悪戯。

チェルトト > 手の中で石鹸を滑らせて泡立てると、じゅぷちゅくと粘っこい音がして甘い香りの白い泡が立ち始める。ぬるぬるになった両手に余る乳房を撫で揉んでいると、滑らかな彼女の背中が自分の胸元に擦れた。そして、不意に脇腹に走るむずがゆさ。ひゃ、と、小さく悲鳴を漏らした後、ちろりと自分の唇を舐める。

「あんなにちゃっちゃかやってて、ほんとに隅々まで洗えてるわけないわ。確かめてあげるから、大人しくしてなさいよね!」

にゅるにゅるとぬめる石鹸の力を借りて、一目見た時から触ってみたかったその乳房を丁寧に撫で、優しく揉み、人差し指と中指で先端を探り当てようとしながら、彼女の耳をくすぐるように吐息をこぼす。

「んふ……。お湯もいいけど、こっちの温度も悪くないわ。ね、えー……っと。名前、何?」
ぴったりと彼女の背に自分の胸と腹を寄せ、手を止めないまま今更名を問う。

リト > 粘っこい水音と共に、胸元から立ち上る甘い花の香り。
擽りは成功したようだが、小さな悲鳴が聞こえるだけに留まった様子。
両手が離れる気配は全く無く、悲鳴を上げながら彼女の腕の中で身を小刻みによじらせる。

「ん、もぉー…っ、ひゃ、んっ! …大人しく、ったって…」

ぴったりと背中に寄り添い、喋る度に吐息が耳元を擽る。
名を聞かれれば、首だけ振り向いて肩越しに瞳を合わせた。赤と青のオッドアイと金色の瞳が交わる。

「私?私は、リト。そっちはー?」

チェルトト > 「リト? リトね。ふぅん、いい名前だわ。あたしと響きがちょっぴり似てるもの。あたしはチェルトト。ここからずうっとずうっと遠くにある偉大な古都の獅子の神よ。……将来は」

 最後に小さな声で付け加えつつ、左右で色の違う瞳ってどういう風に見えるのかしら、と、金色の瞳で見返しながら胸の中だけで呟き、どうでもいいかと自己完結して笑う。それよりももっと気になるものが、今は目の前にあった。

「リトはちゃんと洗ってても洗えてなくても、いろんなところが美味しそうでよくないわ。あたしの手がとっても幸せになっちゃってる。耳ももうちょっと幸せになれそう。それからこっちも」

 囁いて、少し背伸びすると肩越しに唇をついばむように吸おうと試みる。

リト > 「チェルトト、かぁ。ふふっ、ありがと。そっちも、いい名前だね」

獅子の神。なんだか強くてかっこいい。あまり詳しくは知らないけれど。
幸せと称された両手が、乳房を揉みしだくその手つきが少し弱まってきた。
と思えば、肩越しに触れ合う互いの唇の感触に思わず瞬く。ちゅ、と軽く吸われ、啄まれ、離れる。

「……あは、なら……もうちょっと味わってみる?私も、チェルトトで幸せになりたいしっ」

悪戯っぽく呟いて、彼女の腕の中。器用にくるっと身体を反転させる。
目の前に現れた金色の瞳、少女の顔にまた微笑むと、今度は此方から顔を寄せた。
戯れるかの如く、唇を啄む。柔らかなその感触を味わい、味わわせるように何度も重ねていく。

チェルトト > 「ありがと……。いい子ね、リトは。じゃあ、食べちゃうからね……」

にゅるり、と、腕の中で彼女が身じろぎすると、ぬめらかな肌触りとともにその身がこちらを向いた。何度も唇を合わせると、石鹸の香り、彼女の匂い、自分の匂いが混じりあって、いっそう甘く嗅覚をくすぐる。彼女の豊かな乳房に自分の控えめな乳房を寄せると、泡の中で白と深褐色のコントラストが柔らかく押し合う。乳房の先端同士をこりこりとこすり合わせつつ、片方の脚を彼女の脚の下へ、もう片方の脚を彼女の脚の上へくぐらせ、腰も密着させようと試みながら、繰り返していた口づけをふと中断し、鼻先が触れるほどの距離ではにかんで。

「ね、あたしの雄で食べてもいい? リトのこと……」

リト > 「ん……いいよ、食べちゃって……」

互いの匂いが、そしてお揃いの甘い石鹸の香りが混じり合い、触れそうな程に近い鼻先を優しく撫でる。
豊かな乳肉が潰れる感覚を覚えながら、正反対の色合いをした乳房を押し付け合い、擦り付ける。
硬く尖った先端同士をこすり合わせると痺れるような、甘い感覚が押し寄せ、それを求めるように更に密着する。

「雄で? ……うーん、でも…私はこっちの方がいいなぁ…」

言うと互い違いになった脚を引き寄せ、隙間無く密着する秘裂を微かに擦り合わせる。
ふふ、とはにかみ、ダメ?とその唇に吐息を零しながら問いかけ。

チェルトト > 「んっ、ふ、柔らかくって、ちょっと冷たい……あんたって不思議ね、リト……」

 柔らかくつぶれあう甘い快楽の中に、時折混じるきゅんと背筋が泡立つような鋭い感覚。そのたび、うっとりと蕩けていた吐息の中に、ひぅ、と、ひきつれるような、しかし艶っぽい呼吸が混じる。じゅんと興奮に金の瞳を潤ませ、眉を悩まし気に寄せながら、彼女の問いには首を振って。

「いいわ……。こっちもやらしくて、好きだから。んん、っ!」

 秘裂同士の口づけに、ぞくぞくっ、と、背筋を震わせる。閉じていたそこはすっかり興奮に裂けて、深い褐色の割れ目の奥から濃い肉色の揺らめきが花咲いていた。常に湯の流れる温かい石造りの床の上で体を少し後ろに倒すと、そこを密着させたまま、ゆるゆると腰をうごめかせ始める。小さな楕円を描き、大きな円を描き、少し強めに押し付け、右に左に渦を描き、互いの好きな部分とやり方を探るように。

「んっ、ふ、ふぁ、あ、んぁ、くふ、ふぁ、にゃあ、ん……っ」

リト > 「ん、ふ……そう?チェルトトは…温かくて、柔らかい…」

不思議と言われるのはそこまで珍しいことでもない。から、味わう快楽と艶に眉を寄せつつ、その言葉に首を傾いだ。
了承を得られれば嬉しそうに微笑みを深くして、劣情と興奮に裂けた割れ目から覗く肉色の芽を、彼女のそれにしっかり触れ合わせる。

「ふふ、私も…これ、やらしくて気持ち良くて、大好き……んっ、あ!」

彼女の動きを真似るかのように上体を後ろに倒し、湯水の入り込む隙間も無い程に割れ目同士を組み合わせる。
時に彼女の動きに合わせ、時に逆らい、好きな箇所を探る。じゅぷ、ぷちゅっ、と響く粘っこい水音と共に、腰の動きは少しずつ大きくなっていって。

「ん、はぁ…あ、んふ、ぅ、……んは、ぁ、あん……あ、ぅっ」

チェルトト > 「はっ、あっ、はっ、はっ、んく、ふっ、んっ、これ、これね、リトが好きなの……っ、
 あたしは、これ、こういうのが好き……っ!」

 粘っこい音をさせながら、彼女と一番敏感な場所をこすり合わせる。粘着質な音の中に、次第に混じり始める泡立つような音。秘所同士を密着させると、抱き合うことは難しい。彼女のほうを見ると、自分のぷるぷると揺れる胸と、彼女のたゆたゆと波打つ乳房、そして彼女の顔が見えた。はあっ、と、その光景に恍惚の吐息をこぼすと、頂を目指してさらに腰を使う。

「あっ、あっ、あは、いっ、あたし、もう、だめっ、ね、リトも、リトもお願い……っ!」

リト > 「あ、はっ、んっ、んぅ、…っあ、これ、これっ、好き…あっ、いい、んんっ!」

見つけ出した最も敏感な箇所を、息を合わせて擦り合わせ、快楽を貪る。
抱き合うことは叶わねど、ふと彼女に視線を向ければ、此方を見つめる金色の瞳と視線がぶつかった。
熱っぽく、興奮に満ちた吐息を零しながら互いに悩ましげな表情で見つめ合い、割れ目を激しくこすり合わせる。

「は、あ、んぁっ、うんっ、私もっ、チェルトト、っあ…あっ、だめっ、あっ、んぁぁあっ!」

秘所同士をぴったりと密着させ、強く押し付け合った瞬間、頂に到達した。
ぷしゃあっ、と愛液を噴き出しながら達して、かくかくと腰を小さく震わせる。

チェルトト > 「ん、ひゃ、にゃあああん……っ!!」

うまくタイミングがあったのか、あわせたのか。彼女の震えに呼ばれたかのように己も高い声を上げてひときわ強く腰を押し付け、やがて反り返っていた背中を床に落とす。はっ、はっ、と、跳ねる呼吸を少しずつ緩めながらゆっくりと身を起こすと、改めて彼女に身を寄せて、すっかり火照った体を緩く抱きしめて軽く唇を重ねてから、ふ、と、笑って。

「んふ……。喉乾いちゃったわ。ね、リトも飲む?」

行儀も作法もないラッパ飲みのつもりだったのか、先ほど湯船に浮かべていた桶の中には保冷のための氷のほかには果実酒のビンしか入っていなかった。手を伸ばし、キン、と、澄んだ音をさせてそのグラスの首を指の爪で切り落とすと、それを彼女に示すように掲げてみせる。

リト > 合ったのか合わせたのか、達したのも同時なら床に身を預けたのもほぼ同時。
その間も無意識にか、腰をうごめかせて荒れた息を静める。
やがて身を起こした彼女が近寄ってくれば微笑み、抱きしめ合って唇を何度か啄ばんで。

「ん……うん、飲む。美味しそう」

封を空けられ、掲げられた果実酒の瓶を一瞥し頷く。
暖かな石造りの床の上、すぐ側に岩風呂があるにも関わらず。
火照った身を寄せ、余韻に浸るように肌をこすり合わせる二人。

チェルトト > 「そう。じゃ、今日はあたしがおごってあげる。あんたは楽しませてくれたから、あたしからの恩恵よ。ただ、グラスはないから……。あたしがグラスの代わり」

 言って、一口あおると、よく冷やされた果実酒が火照った体へ喉を滑り落ちて行った。はふ、と、一息ついて小さく舌なめずりした後、もう一口あおってまた彼女と唇を合わせ、深く舌を差し入れようと。

「ん……」

リト > 「ほんと? やった、ありがと。……ふふ、至れり尽くせりってやつ?」

冗談めかした口ぶりはさておき、まずは一口。次の一口で、彼女と唇を合わせる。
差し入れられた舌と共に、冷えた果実酒が口腔を、そして喉を滑り落ちていく。

「ん……ん」

よく味わうと共に、舌同士を絡み合わせ、じっくりと擦り合わせてから唇を離した。
美味しい、と呟いて悪戯っぽく笑う。

チェルトト > はふ、と、ひとつため息をつくと、自分ももう一口果実酒をあおる。そうしては唇を合わせ、舌を絡ませ、体をこすり合わせて。そうしているうちに、また緩んでくる金色の瞳。ほとんど空になった果実酒のビンを氷の桶の中に戻すと、酔いと興奮に上気した顔で、に、と、笑って。

「ね、リト……。もう一回」

囁くと、返事も待たず再び秘所同士をこすり合わせ始める。甘く鳴き、体を震わせ、秋の夜は長く、長く――。

リト > 彼女というグラスを使って、何度と無く口にする果実酒。唇を合わせ、舌を、肌をこすり合わせて互いの劣情を煽る。
緩む金色の瞳とオッドアイが視線を絡ませたのが合図となったか。

「ん……いいよ。もっと…」

そして秘所同士を合わせ、再び絡み合い始める。いつまで続いたのかは、彼女たちのみが知ること――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からチェルトトさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリトさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 旅籠内の宿泊用の一室。
趣のある異国の造りの中、床に直接座す高さとなるテーブルの上に並ぶは、趣向を凝らした料理の数々。
新鮮な魚の切り身である刺身とやらは、初めて食べる際には忌避感を抱いたものだが、今はそれも過去の事。

「くひひ、しかしこれはまた、中々の趣向ではないか。」

喜悦交じりの声が零れるのは、勿論理由がある。
料理の美味さは勿論の事、それが盛られている器がそれ以上に素晴らしい。
所謂、女体盛りと呼ばれるその手法。
テーブルの上には裸体の女が仰向けに寝そべり、その肢体を器に見立てて刺身の数々が盛られていた。
箸を伸ばし瑞々しい肌の上から刺身を剥がし、それを口に運んで味わい、食す。
自らの意思か、それとも強要されているのか、はたまた意識を失っているのか。
そんな相手の状況等気にも留めず、態々、箸で女の敏感な部分を時折突き、厭らしく口元を緩めて嗤っていた。

キュリオ > しかして、それだけでも面白くは無い。
従者に、その辺の女を此処へと連れてこい、と命じてからもう幾何かの時間が経つ。
部屋の隅で静々と待機するメイドへと視線を向けると、軽く顎をしゃくり。
確認をしてこい、と無言の内に伝えると了承の意を返したメイドが、部屋を出て行った。

「ふんっ。さて…くく、なんだなんだ、意識がない割に確りと反応をしおって。」

改めて目の前の器に視線を移すと、刺身を剥がした先にある乳首が、自己主張するように勃起しているのが見て取れた。
嗤い、刺身の脂でぬらりと光る乳首を箸で摘まみ捏ねてから、臍の窪みに堪る醤油へと刺身を浸し。
口に運ぶと、にちゃ、にちゃ、と刺身を無作法に噛みしめ飲み込んだ。
興奮の度合いを示す様に勃起する乳首や、蕩けを見せる膣の様相がまた、嗤いを誘った。

キュリオ > やがて別の女を連れて、従者とメイドが戻ってくる。
口の端を吊り上げ醜悪に笑い、獣欲をぶつける時間が始まるのだった―――

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」に月永遠花夕さんが現れました。
月永遠花夕 > ボクは長い髪を収める為にタオルで頭を包むと、脱いだ着物を丁寧に畳んで籠の中へと入れた。帯を巻くようにして手のひらに収まるくらいにしてはそれを着物の上へと置く。

「ふう」

しっぽを緩く振ってみせると温泉の方へとあるき出す。湯面からは蒸気が立ち上っていて、まるで薄く霧がかかったようにも思えた。ボクは湯おけにお湯を入れて頭からかぶると、身体を洗ってゆっくりと温泉の中へと入っていく。