2018/08/01 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にララ=ラートリーさんが現れました。
ララ=ラートリー >  ギャンブルは好きだ。一番好きなギャンブルはコイントスでお互いの全額を一度に掛け合うものだ。イカサマの介在のしようがないまさに天に運を任せるような行為が好きだ。
 というギャンブルがあったわけではないが、高貴な身分に混じって賭博をしていた。全額を一度にかけて周囲を見回しドヤ顔を決めてみた。するとどうだろう、まるでそうなることが運命付けられていたように勝ちまくり、ついに、黒服の怪しいお兄さんに捕まってしまった。
 イカサマだろうとあれこれお調べされた挙句ふと気がつくと借金をさせられていて―――。

「たのもーん!!!」

 ぴしゃーんと扉を盛大に開ける女が一匹。髪の毛をまとめるでもなく垂らしタオルで前を隠そうともせず、酒瓶片手に気分よく露天風呂にやってきた。

「あァ、でーじょうぶだって、ワタシウソツカナイ。
 借金返せばいいんしょ? 風呂入るだけでそれって簡単すぎて酒呑みながらでもできるわ!
 じゃ、よろすこ!」

 黒服のお兄さんがじっとり胸元やらを凝視してくるのをケラケラ笑いつつ追い出して、酒瓶を手に情緒もなくいきなりかけ湯してダッシュしてダイブ。
 ややあって頭が水面に浮いてきた。

「はぁ生き返る生き返る」

ララ=ラートリー > 「媚薬風呂かー楽しみだなー」

 媚薬風呂につかるだけで●万! 簡単でしょ? 
 と怪しい黒服に言われたので『超やるわ』と快諾して馬車に揺られること数時間だかのこと。
 媚薬風呂の効果は知らないが、風呂のすぐそばにおいてある意味ありげなピンク色の粉を満載した桶の中身がそれだろうなくらいは察しがつく。
 やたらと度数の強い酒の入った酒瓶をラッパ飲みしつつ、ふんふん歌いながら桶を掴む。

「これで報酬上乗せされねぇかなぁ。されろよな」

 一気に突っ込む。
 大雑把。命知らず。アホ。猪突猛進。
 蛮行とも取れる行為をしてお湯を暢気に混ぜ混ぜしていると、体が燃え上がるように熱くなってきた。

「っあ……っべー今えろい声出てた?」

 顔をざぶざぶ洗うおっさんくさいモーションをしてみると、湯が揺れて肩にかかった。
 それだけで体がぴくんと跳ね上がる始末だった。
 粉を全部入れたせいか、ピンク色の湯はなにやら昇る湯気さえ色がついているようで、息を吸うだけでもクラクラとする甘ったるい香りを帯びていた。

ララ=ラートリー > 「んだっけ? 湯に漬かりつつえろいことをするとより効果的ですよとか言ってたような……」

 宿について明かされた内容つまりたかが数時間前のことなのにもう忘れかけているあたり、余程酒が利いているのかバカなのか、おそらく両方だろう。
 とにかく最低でも二時間は入っていなければならない。縁に背中を預け、天を仰ぎながら両足をばたつかせる。
 髪の毛をまとめるという配慮は存在しないので髪の毛が酷いことになっているが、まるで気にした様子はない。
 媚薬風呂の効力は凄まじく、ものの数分漬かっているだけなのに全身がぞわぞわと何かに撫でられているような感覚がこみ上げてきた。
 湯にぷかぷかと浮くたわわな胸元に指を走らせ、先端を指でこする。

「んッ………ふあっ! はぁ、ふふ……」

 外見だけならダウナー系の美女であるというのに、状況を楽しんでいるのかニヤニヤと笑っているので完全に台無しにしている。
 女は黒服の男がこっそり覗き見ているのを知ってか知らずか、片手を腹部に滑らせた。
 滑りのよい秘所を指で弄る。指を侵入させ、粘つく体液をまぶして奥で折る。

「く、ひあぁぁぁっ、うぁッ」

 目を閉じてうめき声にも似た嬌声を上げる。
 びくん、びくんと二の足が湯を掻き、腰が波打つように跳ね上がった。波は徐々に引き潮となり、ぐったりとでん部が底につく。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエズラさんが現れました。
エズラ > 一日の仕事を終えて、風呂に浸かる――特に、警備の仕事や用心棒の仕事の後などは。
戦場では何日も満足に水浴びすら出来ない日が続くが、街にいる間はこうして人間らしい暮らしができる。
特に九頭龍の露天浴場はお気に入りのひとつ。
大小様々な浴場を備えるこの九頭龍の水浴び場、そのいくつかの浴場から繋がっているため、入退室も楽でいい。

「ふぃ~っ……と――」

黒服達が待機している脱衣所からは別のルートで、何も知らずに現れた男――
タオル一枚を肩に引っかけたばかりの、裸身を晒した状態で。
一歩、足を踏み出した瞬間から、むぁ……と湯気に混じって妙な芳香が。
異変を感じるよりも何よりも――湯殿に浸かって身を慰める女の姿がばっちりと視界に入ってしまう――

「おわっ……なんだ、今日はなんかのサービスデーか……?」

漂う香気に眼前の痴態も相まって――女の目の前で、ムクムクと男の股ぐらが天を突き始める――
目の前の異常事態を「サービスデー」と捉えるくらいには、男の感覚も少しばかり常軌を逸していた。

ララ=ラートリー >  橋の下で物乞いをしたり奴隷市場で自分を売ってみたりするのと比べればこの風呂は天国だった。
 がらりと扉が開き男が入ってきたことに、あまりに濃すぎる湯気のせいか女は気がつかなかった。
 吸い込めばたちまち行為に及びたくなる程度には媚薬湯気の効力は高まっており、入室と同時に臨戦態勢を取り始めた男の反応も当然といえた。
 とりあえず一度は達したので、鼻息も荒く酒瓶をむんずとつかむと中身を流し込み、口をぬぐう。

「ぶはぁぁぁぁぁぁぁっ!! 生き返るねぇ! おっ? おっおっ?」

 なにやら物音が聞こえてきたではないか。タオル一枚を引っ掛けた男がやってきていた。
 どこから見ていたのかはわからないが、口ぶりから察するにどうやら自慰は見られていたらしい。

「えっいい男までついてくるの? サービスいいなァこの宿。棒が足んなかったんだわ渡りに船かよ」

 などと相手の言葉を盗んだようなすっとぼけたことを言いつつ、じっとりと黒いクマの張り付いた不健康な目元をにやつかせる。

「ヘイ! そこの兄さん。どう、セックスしない? タダで」

 湯から上がり、くっくっくと笑いながら歩み寄る。歩むたび、たゆん、と白く緩やかな輪郭線が面積を変えた。
 そして情緒などというものはぶん投げて男に手を差し伸べて、あわよくば胸元へ誘導しようとしてみた。

エズラ > 状況が飲み込めない――普段通りでもそうであったろうが、何せ今は急激に――己の下半身が騒ぎ始めている。
やたらと豪快なその女が湯から上がって迫り来る間に、すっかり反り返って自身の腹筋にその先端を届かせんばかりに張り詰めた肉棒――
相手の肢体は正しく自分好みのそれであったが、それにしたってこれは異常――しかし。

「おうっ!するするっ!」

即答、である。
肩のタオルをそこらへうち捨てると、にゅうっ!と両手を伸ばして両乳房を遠慮なく捕捉。
もにゅもにゅもにゅっ!と俄然激しく揉みしだく。
女にしてはかなりの上背のため、位置としても揉みやすい――

「うおっ!お姉さん、すっげぇ乳してんなぁ!」

もはや初対面の相手に対する態度ではない――大量の媚薬香にあてられ、男のテンションも明らかにいつもと異なる高みへ達していた。
距離が詰まっているので、鼓動に合わせて脈動する肉棒の裏筋が、ちょうど相手の下腹へと埋まり――

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエズラさんが去りました。
ララ=ラートリー > 【移動します】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からララ=ラートリーさんが去りました。