2018/07/31 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシドさんが現れました。
シド > うとうとを船を漕いでいた顔が湯に浸かってしまった。

「……ッ、 あぁ、眠ってしまっていたか。」

いつから湯に入っていたか記憶がない。ただ湯の熱に溶かされるように縁に背筋を預けて。
気がつけば全身が茹だるように赤くなっている。
急いで腰を持ち上げ囲む岩の縁に腰を預ける。
少し生ぬるい夜風が肌を吹き付けるのが心地よい。
爪先だけ湯に浸しながら夜空を眺めて涼んでいく。

シド > そろそろ寝るか……と小さく呟いて水浴び場を後にする
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 奥の浴場」にフィル=クォーレンスさんが現れました。
フィル=クォーレンス > 大分夜もあたたかくなり、吹き抜ける夜風が涼しさを運んでいく夜も更けた時間。
大通りからも賑わいは消え、酒場などが並ぶ通りへとその賑わいを移していく中、同じようにそれなりの賑わいを見せる旅籠。
温泉を楽しみに行きかう人々の間を抜け、多少慣れた足取りで受付を通り。
そのまま大浴場より先にある、少し人気の少ない中規模の温泉へと少年は進んで行き。
脱衣所の扉を開け、軽く中を見回すように視線を走らせれば、そそくさと手近な籠に衣服を脱いでは畳んでしまい込む。

「…色々仕事の募集あったけど、何かあるのかな?」

ふと、廊下やロビーで見かけた張り紙を思い出せばポツリと、誰に言うでもなく零し。
タオルも手に取り準備万端となれば、軽い足取りで浴場へのドアを開け。
広がっていく湯気に目を細めながらも、そのまま湯船に向かうことはなく。
ちゃんと体を洗ってからと、順序を守る様にかけ湯を軽く桶に掬って肩から流しかけ。
洗い場に腰を下ろして頭から足の先まで、しっかりと洗い始めていき。

フィル=クォーレンス > 頭を洗い終えたところで一度、体を洗い終えたところでもう一度。
しっかりと桶で汲んだ湯を、頭から被って流しきったところで顔を揺すり。
軽く絞ったタオルで、顔や体に残ったお湯を拭き取れば、ようやくとばかりに腰を上げて向ける足は湯船へ。
足先で湯の温度を確かめる様に何度か突き、やがて足首から先までゆっくりと沈めていき。

「~っ…ふぅ…相変わらず気持ちいい…」

肩口まで沈めたところで、身に染みてくる湯の熱に大きく息を零し。
そのまま脱力するように背を湯船の縁に預けて、一息といった所である。
足も手も一度伸ばすようにして、ゆったりと湯に体を預けきり。
仕上げにと頭に軽く畳んだタオルを乗せれば、気がが緩みきった様子で温泉を堪能し始めていき。

フィル=クォーレンス > 湯に身を任せるままに、ゆったりと浸かり続けることしばらく。
少しずつ船を漕ぎ始め、段々と大きくなる揺れのままに、湯船へと鼻先はついてしまい。
少しだけ咳き込みながらも、少年は慌てて顔を上げる様子を見せるが、少し鼻にお湯が入ってしまったようである。
何度か顔を揺らして、まとわりついている眠気を払うようにしてから、一度湯船から立ち上がる様にして湯船へと腰を下ろし。

「っけほ…少し入りすぎてたかな。そろそろでないと」

どのくらい湯につかり続けていたのか。
のぼせかけていることで、ボーッとしている頭を働かせるように、また何度か揺らし。
大分眠気も振り払えたところで、そそくさと湯船から完全に上がっていき。
ちゃんと水気をタオルで切ってから脱衣所へと戻り。
一息ついてから、やがて涼しい夜風に揺られながら帰路へとついていったか―

ご案内:「九頭龍の水浴び場 奥の浴場」からフィル=クォーレンスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にフラストさんが現れました。
フラスト > 満天の青空、というにはいささか日差しがきついほどの真夏日。
さんさんと降り注ぐ太陽を浴びながら、露天風呂に足だけ浸かる一人の男。
「いやぁ暑い!まぁ日光浴にはちょうどいいかな?」
褐色の肌。黒い髪。
床に寝ころびながら太陽をその身に受ける体には無駄な脂肪がなく。
引き締まった筋肉に汗と湯とも区別がつかない水滴が塗されていた。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャンさんが現れました。
シャン > この暑さの中外にいると、じわりと汗が浮かんでくる。
さっぱりしようと前から来たかった旅籠に足を運んだ。

いつかどこかで聞いた話だが、ここの風呂が時折入れ替わり混浴になるという。
聞いたときは対して何も思わなかったが、いざ来てみると少し不安で。

タオルで身体を隠しながら露天風呂へ入っていくと、ちょっと見渡す限りは人の姿は無いようで安心した。

フラスト > 「んん?」
ふと聞こえてきた足音。目をゆっくりと開き、濡れた髪をかき上げる。
そしてくるりと振り返れば、脱衣所から現れた相手ににこりと微笑んで見せる。
「やぁ。いい天気だねお嬢さん。
 こんな日は風呂に限るさね」
体を起こし、立ち上がると、両腕を真上に上げながら体を伸ばす。
一糸まとわぬ陰毛一つない股間をむしろ見せつけるようにした後、湯の中に入り、胡坐をかくように座りなおす。

シャン > 突然聞こえた男の声に驚いて大きく肩を揺らし、声の主を探す。
見付けたは良いが当然男は裸体で、羞恥は無いのかと思いつつもさっと目を逸らした。

「こんにちは…隠すとかしないの?
 やっぱ混浴、なのか…」

困ったように言うが、男が湯の中に入ったことを察すると視線を戻しため息を吐く。
混浴だからって出て行ったりはしないが、ざっと汗を流すと湯に浸かり、少し離れたところに座る。
男のことはあまり気にしないようにして、目を瞑った。

フラスト > 「んん?恥ずかしいほど小さかった?
 結構大きさも形も自信があったんだけどなぁ」
フードの彼女の言葉にクスクスと笑って見せる。
遠くに座った彼女に肩をすくめながら、向かい合うように座りなおして。
「せっかくだからお話ししようよ彼女。
 お風呂にまでフードをかぶるなんて、大変だねぇ?
 俺は町中でも全裸でいたいぐらいなのに」
顔を覗こうと下から見上げるように顔を近づける。
「俺の名前はフラスト。ね、彼女?何て呼べばいい?」
ぺろり、と唇をなめて見せ、たれ目気味の瞳で悪戯っぽく目を細める。

シャン > 「――小さくはないと思うけどさ…
 見たこと無いのに何と比較するの…」

顔と身体を隠したかったのでいつもとは違う水に濡れても平気な羽織。
前は開けるつもりでいたが男がいたので手で持っていて。

「話くらいなら良いよ、でもあんまり見ないでくれると嬉しい…
 顔を覚えられると厄介だから、少しね。
 …街中で全裸は捕まるよ?」

顔を見ようとしてくる相手に仕方なく羽織を脱ぎ、タオルで身体を隠す。

「シャンって呼んで。よろしく、フラストさん」

本来の名ではないが、微笑んで呼名を告げる。

フラスト > 「あららミステリアスなんだねぇ。シャンさんは」
彼女の言葉に肩をすくめながら、あえて体を動かし、彼女の隣に座り込む。
「これなら顔を見なくても話せるかなってね?
 まぁ人は顔だけじゃないよね。いろいろと」
だらんと両足を広げ、あえて隠す気がないと言いたげに透明な湯の下に股間をさらけ出す。
力強く反り返った肉棒をそのままに。
「ところで、見ちゃいけないのは顔だけ?
 例えばこことか、ここは見ちゃいけないのかな?」
不意打ちのように軽く肩から鎖骨に触れ、そっと脇の下へと滑り込んでみせて。

シャン > 「いや、普段なら良いんだけど貴方は危険な気がするから」

相手に対しての印象を隠そうともせずに言い放つ。

「うん、別に顔は見ても良いよ…
 ――鍛えてるの?筋肉凄いね」

見るのも見られるのも諦めたように相手の身体を観察していて、
鍛えられた身体に素直な感想をこぼす。

「え?やっ、ん…
 くすぐったいから、やめて…?」

慣れていないからか首や肩は触れられることに弱く、ぴくっと肩を震わせてくすぐったそうに目を瞑る。

フラスト > 「ひどいなぁ。こんなに人畜無害なのに」
彼女の言葉に思わずぷっと笑ってみせる。
「まぁ商売柄っていうのもあるけど、半分は趣味と実益かな?
 一応冒険者だけど、意外に鍛えないとセックスって肉体労働だから。
 あれも大変なんだよぉ?」
彼女の視線にあえて答えるように背を反らし、楽しそうに卑猥なことをささやく。
「あはっ。ビンカンさんなんだ。じゃあ、お返しに触ってみない?
 こういうのはフェアだったらノーカンだよね?」
彼女の手を軽く取って見せ、自らの胸元へと誘うように引っ張って見せる。

シャン > 「無害ならわざわざ裸体を見せつけたりしません」

困ったように言うが、相手の笑顔にまあ良いかと微笑む。

「へぇ、冒険者なんだ…鍛えてるのもわかるよ
 ――そういうこと、簡単に言わない…」

冒険者と聞いて憧れの目を向けていたが、次の言葉で俯いて少し赤くなって。

「良いの?触ってみたい…!
 鍛えてる人ってどんな感じなのか気になってたから」

相手の胸元をぺたぺたと触ると、興味深そうに見つめて。

フラスト > 「そうかなぁ?人間生まれたときはみんな裸さ」
楽し気に笑いながら、彼女の手に胸を反らしながら受け入れて。
「もっちろん。触るのも触られるのも大好きさ。
 んんっ……」
彼女の柔らかな指が触れると、くすぐったそうに声を漏らしながら、吐息を吐く。
「お返しっ」
そっと指先を立てながら、軽く彼女の乳房を指先でつついて見せる。
わざと乳首に触れない距離で、触れるか触れないかのじらすような手つき。
指先で円を描くように軽くなぞって見せて
「きれいな白い肌……羨ましいな。
 俺はすぐ日に焼けやすかったから、シャン見たいな奇麗な肌にはなれないよ」
彼女の耳元でささやきながら、少しだけ彼女へと距離を近づけて座りなおす。

シャン > 「それはそうかも知れないけど…街中でやったら衛兵が来るからね?」

心配そうな顔をして言いつつ、手は相手の胸に添えたまま動かそうとはせず。

「ありがとう、気になってたから触らせてくれて嬉しかった」

にこ、と笑って手を離し、相手が吐息を吐くと赤くなって。

「ひゃ、ちょっと、くすぐったい…」

つつかれると逃げるように胸を引き、それでもどこかもどかしそうな表情をしていて。
声が出そうになるのを必死に堪え。

「体質だから…気を付けてるし。
 混ざってる血のせいもあるだろうけど…」

相手が近くに来るのを嫌がらず、むしろ受け入れて。

フラスト > 「あははっ。かわいいんだ」
彼女の声に、クスクスと笑って見せると、ゆっくりと指を放して体を大きく伸ばす。
「んん~。ちょっと湯舟に長くいすぎたみたい。
 また遊んでよ、シャンちゃん」
立ち上がりながら、軽く手を振って見せる。
そしてゆっくりと脱衣所へと向かっていって。
「またね?」
そして脱衣所の扉をゆっくりと開いた。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフラストさんが去りました。
シャン > 「かわいくはないし…」

むすっとした様子で言うと背伸びをする相手を見て。

「のぼせちゃう前に出よう?
 どっかで会えたらお話ししようね」

ひらひらと手を振ると、相手の念を押すような言葉に苦笑するが頷いて。

暫くして、自分も湯から上がり、また散歩でもしようと旅籠を後にする。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャンさんが去りました。