2018/05/30 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシドさんが現れました。
シド > 領地で来賓の持て成しに書類手続き、見回りと最近雑事に追われすぎた。
熱い湯に浸かっても解れぬ肩に手を添えて動かせば関節がきしむ音。
常ならば瞑目して楽しむ湯も、今宵ばかりは眉間に皺を寄せて血流に沿って指を這わせていく。

「私も年かな……昔は三日三晩寝ずともこうはならなかったのに。」

体を蝕む痛みが、古傷さえも呼び覚ます。胸に添う傷跡、指を這わせばジクジクと痛むのに。
また眉間に皺を一つ刻んで身を縮こまらせて肩まで浸かる。
せめてもの救いが疲労回復に効くと評判の白濁湯。
少しでも体を癒そうと顎先にまで湯に浸しながら体の芯まで温めることに専心する。

シド > 体の芯まで温まり終えれば軽くなった首を回しながら湯殿を後にする
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシドさんが去りました。