2018/05/22 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴露天風呂」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > (男女混合で入れる浴場へ、タオルで
腰から下を覆った状態で歩いてくる。浴場のところどころにあ
る湯の中などにある岩場の影では、妖しく蠢く影があったり、
押し殺したような声が漏れていてのだが、今日は静かで)

「おや、今日は随分と静かですね…まぁ、そういう日もある、と
いうことでしょうか。それならそれで一人でのんびりできます
し、誰かがいらっしゃればそれはそれでいいですしね」

(身体を湯で流して、それから湯へと入っいく。ゆったりと空
を見上げ月と星を眺めていれば、風流な気分になるも、流石に
一句読むまでは出来ず)

エイブラ > (誰もいないなら、誰か来ても直ぐに戻せばいい
と両手両足の先を本来の形に戻して。余り元の姿に戻しすぎ
ると浴場を軽々と壊してしまう為、ある程度まで伸ばしてか
ら、リラックスしたように息を吐く)

「あぁ…思い切り伸ばすことは出来ませんが、これだけ伸ばした
のも久しぶりですね。たまには海に行ってみましょうか、元の
姿の戻り方を忘れてしまってはいけないですし」

(本来は大きな蛸の姿をしていて、今の身体はぎゅっと圧縮し
て人間の形をしている為にときどき窮屈さを覚える。もちろん
今では慣れたものであるが、たまには羽ならぬ触腕を思い切り
伸ばすものいいかなと)

エイブラ > (湯の中で触腕を動かせば湯面にさざ波が
出来て、それが夜の暗さで湯の中の存在を隠していく。少し気
分が良くなってしまい、脇腹から残りの触腕も全て出してしま
浴場の中で動かして。湯を掻きまわしながら少しの解放感に浸
り8本の触腕を蠢かして)

「これを誰かに見られたら大変ですね。まぁ、湯が波打って下
が見えないですから大丈夫でしょうけれど。それと私から出汁
が出てしまったら大変ですね」

(意外といい出汁だったら嬉しいような悲しいような、と思い
ながら胴体と頭部は人間で、それ以外は蛸の姿になり湯の中で
のんびりと触腕を動かしていく)

ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴露天風呂」に紅月/コウゲツさんが現れました。
紅月/コウゲツ > いつも何だか、こう、ちょっと口にするのが憚られる感じの騒がしさの混浴風呂…更衣室から聞き耳をたてれば随分と静かで。

「……これなら大丈夫、かも…?」

真剣な顔で呟く。
いや何せ、油断するとセクハラされるこの国である…それの混浴風呂版ともなれば、どうなるか。

…だがしかし、一身上の都合で男湯女湯の両方に入れる自分としては混浴がどうなっているかもじっくり見てみたく。
前に覗いた時はうやむやになったから尚更である。
好奇心には、勝てないのだ。

サッと手拭いを巻いて、扉の先へと…先ずは身を浄めて、温泉の縁へと腰掛ける。

「ん、あら、今晩は。
…はぁ、ぬくい……」

湯に浸かっている方にニコリと笑顔を向けて挨拶、そして足を浸ければ一息。
湯に髪が浸かっては宜しくない、足湯をしながらささっと髪を纏め始める。

エイブラ > (こちらへ近づいていく足音に気付いて。
慌てて触腕を元に戻そうとする途中、つっかえて反動でこけそ
うになりながらぎりぎりで体内に両手両足分以外の触腕を戻し
きって)

「ええ、こんばんは。暖かくて気持ちいいですね。特に夜は少
し冷える身体を湯で温めると気持ちいいですし、最高です。
ところで…宜しいのですか?一応、こちらは男でそちらは女性。
しかもこの露天風呂は混浴なだけに…色々と起こりうる訳ですが」

(湯の縁に腰掛けて、足湯をしている女性の堂々とした態度。
そしてもしかしたら自分の触腕を見られてしまったかもしれな
いという気まずさから、普段なら余り聞かないようなことを聞
いてしまいつつも、女性のスタイルの良い身体を眺めてしまう)

紅月/コウゲツ > 「ふふっ、ですねぇ…夜空を眺めながらのお風呂なんて乙です」

敬語の相手に、思わず自分も敬語になりつつニコニコ。
けれど『宜しいのか』などと訊かれれば、きょとり。

「あら、何か為さるおつもりで?
何となーく穏やかそうな方だから、大丈夫かと思ったんだけど…ふふっ」

基本的に『悪い人は自分が悪人だなんて名乗らない』という思考の紅月…完全に油断しきって微笑んでいる。

「まぁ…アレよ。
私に手を出そうなんて方々には、もれなくコンガリとアフロヘアーになって頂きます!
炎術はね、得意なのよ?」

冗談半分で笑いながら、髪を纏め終えて。
炎術のくだりは少々自信ありげにニッと笑みつつ首を傾げ。

「……ふぁ、あぁぁぁ…!
…んー……いいお湯」

はらり、と、手拭いをその場に落とせば、すぐさま湯の中へ。
腕を伸ばして実に気持ち良さそうにしている。

エイブラ > 「ええ、ついでにお酒でもあればなお宜しい
ですね。風流な乙さを肴に飲む酒というのも美味しいですよ」

(にこにことしている女性に、きょとり、とした表情を浮かべ
られると毒気を抜かれたような顔になり。続いての言葉には
困ったように笑って)

「そうですね、貴女のように魅力的な方とならその何か、をし
たいとは思いますよ?おや、穏やかに見えても実は危ない人間
というのは幾らでもいると思いますが」

(微笑んでいる女性に多少は警戒心を持った方が良いというよ
うなことを言いながら。アフロにする、と言われれば苦笑いを
して)

「それは嫌ですね。なるほど、炎術がお得意ですか。余り、そ
ういう声を出されない方がいいですよ?少し色っぽくて反応し
てしまいそうになります。…ところで、申し遅れましたが私は
エイブラと申します。お名前をお聞きしても宜しいでしょうか?」

(湯船に入る女性、その気持ち良さそうな声に色香を感じては
少し悪戯っぽくからかうように言って。自己紹介を忘れていたと
思い出せば名前を名乗り、相手の名を尋ねる)

紅月/コウゲツ > 『魅力的』などと言われれば「へっ?」とキョトン顔。

「嫌だもう…御世辞でも嬉しいわ」

何だか照れてしまっては、薄く染めた頬に片手を当ててそっぽを向き。
『穏やかな悪人』との言には、思わず男を正面からじぃっと見詰めてみるものの。

「…とりあえずお兄さんからはイマイチ毒っ気感じないし、いいかなって。
色気とかってのも、何というか…自分から出てるとかイメージわかないし」

すでに毒気を抜かれた相手を見ても、そりゃあ無いわけで…だがそんな事を知りもしない紅月は不思議そうに首を傾げるのみである。

「おぉ、えいぶら、エイブラさんか…じゃあエイさんだ!
私はコウゲツ…東の果ての地にては、紅の月と書きまする」

宜しく、と、握手をしようと少し近付いて手を差し出し…やっぱり嬉しげに笑って。

「それにしてもエイさん、もしかしなくてもイケるクチですか!
飲む?飲んじゃう?ありますよーお酒!」

もしかしたら握手をしながらかも知れない、あいた片手で虚空に手を差し出すと空気が揺らぎ…そこから日本酒の瓶をズルリひきだす。
更にマイ風呂桶にお猪口を2つと乾物を取り出すんだから、この女の酒好き度が伺えるかもしれない。

エイブラ > 「いえいえ、こういうことで私はお世辞を
言わないですよ?本当に、ベッドの上で肌をたっぷりと重ねて
みたいと思うくらい、魅力的ですよ?スタイルもそうですがそ
の明るいところも、そうやって恥じらうところも」

(お世辞ではないと相手へと伝え、じっとこちらを正面から
見つめてくる視線にこちらも真っ直ぐに見つめ返して。毒っ気
を感じないと言われると、そうでしょうかと首を傾げる)

「自覚して色気を振りまく方と無自覚で振りまく方がいらっ
しゃいますからね。エイ…いえ、私は蛸なのですが…。コウゲツ
さん…紅月さんですね。よろしくお願いします。東の果ての地
ですか。そこはいったいどういうところなのでしょうね?」

(よろしくと手を差し出してくる相手にこちらも手を握りよろ
しくと返して。一瞬だけ手先を蛸の手に変えて悪戯っぽく笑い
手を離す。イケるクチ、と問われればもちろんと頷いて。そし
てどこからともなく酒瓶を取り出すのに少し驚いて)

「空間系の魔術かなにかですか?凄いものですね…それと、凄い
ですね、おつまみまで完備ですか。それでは、まずは私から注
ぎましょう」

(お猪口が二つあればそのうち片方を相手に渡そうとし、相手
がお猪口を持てば其処にゆっくりと注いでいこうとする)

紅月/コウゲツ > 賛辞の雨に今度こそ照れてしまい、かぁあっと湯だりそう。
「さ、さよで…む、無自覚、なのか私」
思わず口許を隠して、何とかそれだけ絞り出す。

「へ、タコ?…ふみゃっ!?
………ふ、ふおぉおお!何かヌルッとした!ヌルッと!
わぁあ凄い、となるとソレは変化か!」

目を輝かせて大興奮、である。
目の前の未知に子供のようにワクワクと。

「そうそう空間魔法、私のは亜空間に収納しておくタイプが基本で…一応別室の荷物も取れるよー!
わぁ、頂きますー…っとと。
……くぅ~!
あっ、と、なら次は私が…」

しかしお猪口を渡されれば気を取り直したように…まるで居酒屋のような掛け合い、何だかとても心地よく。
相手に酒を注げば「ささっ、ぐいっと!」なんて言うのだろう。

エイブラ > 「ええ、そうですよ?とても魅力的
です。本当に今すぐ押し倒してしまいたいくらいですよ?」

(照れている相手へと悪戯っぽく、くすくすと笑って。手の先
を触腕にして相手の手を撫でればびっくりするのに満足そうに
笑いながら、変化、と言われれば頷いて)

「ええ、本当の姿はそちらですからね。紅月さんは何かの変化
だったりしませんか?そうでしたら変化同士仲間ですが」

(興奮してわくわくと目を輝かせている相手に、手首から先を
触腕にして見せて。その先をにょーんと伸ばして相手の首筋に
触れてぬるっと撫でようとする)

「便利でいいですね、こうやって突発的に始まる宴会にお酒を
出すことが出来る訳ですし…おっと。ありがとうございます。
んっ…美味しいですね。良いお酒ではないのですか?」

(初対面の自分が振る舞ってもらって良かったのだろうかと思
いながらもぐいっとお猪口を煽り飲み干して。こちらからまた
相手のお猪口へご返杯となみなみとお酒を注いでいく)

紅月/コウゲツ > 「うぅ、まぁたそう言う事いう~…参ったなぁもうっ」
そこまで言われては、悪い気がするはずもなく。
でも全裸の時にそう言う事を言われるのは特に、先が何となく想像できてしまう故に恥ずかしく…とりあえずごまかすように言って。

「タコって陸上生活できるんだ…あぁ、もしかして魔族化したら耐性つっ、ひゃんっ!
ちょ、くすぐったいって…!
…ん、変化といいますか、こう……隠しては、いたり。
鬼神と精霊の混血なんだ、私」

しみじみと感心しながら眺めれば首筋を不意に撫でられ、思わず声をあげて。
相手があからさまに人間でないとわかれば、自分の其れを隠す必要もなく…頭に両手をあてれば、其所が陽炎のように揺らいで角が現れる。
耳もピコっと長く尖っている。
そこまで見せたら、自分の血を軽く説明して。

「ふっふっふ~…この辺りだと入手の難しい鬼系魔族の手作り米酒、売ってる所見つけてね、イチオシなのよ!
独り占めしても良かったんだけどさ、温泉で月見とかもう出さない訳にいかないっての。
……っあー…旨いっ!」

ふは~、と幸せそうに息を吐いて。
「ほらほら、どうぞ」とご返杯。

エイブラ > 「魅力的な方を目の前にして口説かないのも
失礼ですからね。ただ、口説くにしても余りにもあけすけです
が。まぁ、タダの蛸ではなくて変化してますし、魔族化して
ますから…おや、なかなかに可愛らしい声ですね。ああ、なる
ほど、上手に隠されてますね…鬼神と精霊ですか…格の高い組
合わせですね。海洋生物ごときではとても太刀打ちできそう
にないです」

(首筋を撫でれば上がる声に満足そうにして。角が現れて耳が
尖るのを見て感心して。鬼神と精霊の混血とは、随分と強力そ
うな組合せと驚いて)

「それはそれはなかなかの希少品だったのですね、味わって飲
まないとバチがあたりそうです。んんっ…美味しいですね。ふ
ふ、魅力的な女性と月とお酒、そして温泉と随分と今日はつい
てますね…おっと、ありがとうございます」

(返杯を受ければこちらもご返杯と、こちらが相手に注ぐとき
はたっぷりなみなみと注いで返して。それから脇腹から触腕を
伸ばし、それを人間の手に変えてそっと相手の腰を抱いて少し
引き寄せようとする)

紅月/コウゲツ > 「…ぷっ、っく、い、いやいや、そのくらいあけすけな方が私は有り難いよ?どうも鈍ちんらしいから。
ん?いやいやいやいや…!
私、つい最近セレネルの海底遺跡探そうとして…危うくポックリ逝く所だったからね?
精霊の属性が火焔と大地だから、どうも海中だと加護の相殺で相性が悪く…」

この国の海こわい、と、虚空を見ながら愚痴り。
それぞれが強力だからこそ、弱点もピンポイントで片寄りやすいのだと説明してやり。

「んーん、楽しんで貰えりゃそれでいいよぅ!
ん…ふふっ、楽しい酒に勝るもの無~し!」

腰を抱かれれば、まぁ気分がいいし無礼講だ、と、むしろ此方からなつくように彼の肩に寄りかかっては…なんともまぁ楽しげに笑って。

エイブラ > 「おやおや、そうですか?
それなら…紅月さんのことを抱かせて欲しいから、この後私の
部屋に来ませんか?」

(あけすけな方がいい、とそう言われればそっと耳元に唇を寄
せて自分が取っている部屋へと相手を誘って。そして海底遺跡
で逝く所だったと聞けば小さく笑って)

「ぷっ…ああ、いえ、笑いごとじゃないですが。そうですか、そ
れなら私と行ってみますか?私は寧ろ水…海の中こそが本来のテ
リトリーですからね。ええ、楽しいですよ?紅月さんも楽しん
で頂けるなら嬉しいです」

(海中で幾らでも行動する術はあるし、相手を守ることもでき
ると。そして腰を抱いた相手がこちらに寄りかかってくればそ
の頭を優しく撫でて髪を梳き、触れるのは失礼になるかも知れ
ないと角には触れないようにして。触れる肌、その感触に心
地良さそうに目を細める)

紅月/コウゲツ > 「…!!
っ、んな…そっ、さっすがにそこまであけすけに、しろとは、だな……」

あわあわと、囁かれた耳を思わずへにょりと下げて握り…エイブラを凝視。
人間の丸い耳ならともかく、能力開放して聴力も先端の感度もいい今の耳では…中々に先の発言は刺激が強く、頬も見事に染まっている事だろう。

けれど、男が海底遺跡探索の協力を申し出れば少々顔つきが変わり、ガシッと男の両肩を掴む。

「…っ、ホント?本当にっ!?
行きたいっ!
…うわぁぁ、やっと、やっと足掛かり見付けたぁ……!!
もう人魚に頼み込んだり、水精霊と契約するために竪琴覚えたり…大変、だったんだよぅ。
ありがとう、エイブラぁ…!」

そして、脱力…コツンと彼の肩に額をつけて、クッタリと。
生まれついての資質により見付ける事すら困難な遺跡へ行ける…それは冒険者、それも特にトレジャーハンター寄りの紅月にとっては喜び以外の何物でもなく。

素っ裸なのも忘れて感動にうち震えている。

エイブラ > 「可愛いですね、本当に…ですが抱きたいという
のは本音ですよ?紅月を抱きたい、紅月が欲しいって。お湯の
中だから分からにくいかも知れないですが、もうこんなになっ
てるんですよ?」

(あわあわとする相手、くすくすと笑って染まっている頬に触
れて撫でて。湯の中では大きくなった肉棒をゆらゆらと揺らし
ている)

「おっと、ええ、私もたまには海の中に戻ろうかと思ってまし
たからね。もちろん、遺跡の探索にもお邪魔でなければ御供し
ますよ?いえいえ、お礼は遺跡を探索し終えてからでいいです
から」

(肩に額を付けてクッタリする相手、背中を優しく撫でて、そ
の指先で髪を梳いて頭をよしよしと撫でて。裸の相手にそうさ
れてしまうと、更に肉棒は元気になっていってしまう)

紅月/コウゲツ > 「う、ぐ……っ、うぅ……
……その、何というか…致すの、は…お礼という事であれば、やぶさかではなく…」

やはり何となくではあるが、たぶん本当に連れていってくれるのだろうと思っては…己の故郷には蛸と女の春画もあるくらいで、別段精神的な抵抗感もなく。

とりあえず…水中のナニヤラは見ないようにして。
肩口に突っ伏したまま、小さく尻すぼみになりながらも確かに了承し。

「…勿論…私程度で、お礼になるなら……なんだけれど…」

頭を撫でられながら、自信なさげにエイブラへと視線を向けて。

エイブラ > (どこかもじもじとしながらも了承の
言葉を返してくれる相手をそっと抱き寄せて。腕の中にすっぽ
りと包むように抱いていこうとする)

「それでは、有難くお礼ということで美味しく頂かせて貰いま
しょうか。もちろん、紅月がお礼にならないなんてことはあり
ませんよ?寧ろ、貰い過ぎなくらいでこちらから何かを返さな
いといけないくらいですからね。それでは、部屋に行きましょ
うか。紅月の決心が鈍らない内に、緊張でどうにかなってしま
わないうちに」

(自信なさげに視線を向けてくる相手に優しく微笑み、見つめ
返しながらそっと触れるだけのキスを唇にしようとして。緊張
をほぐすようにゆっくりと優しく背中を撫でて、髪を整えるよ
うに梳いて頭を撫で続ける)