2018/05/15 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタイロンさんが現れました。
タイロン > 温泉、という文化に馴染みは無く興味本位で訪れた其処は驚きの連続であった。
先ず、建物の造りが根本から違う。木造の建物等、この国でも珍しいのだろうが、当然、己の出身たる国でもお目にかかる物ではない。
規則性がなさそうで、時折驚くほどの機能性を感じるその建物は、物見遊山で練り歩くだけでも楽しいものだった。

さて、そんな中で目当ての温泉へと足を踏み入れた。
外へと設置された風呂であるという認識は、矢張り実際に見てみると感嘆たらしめるもので。
湯気で視界が悪く、しかして解放感のある露天の風呂は何処か露出行為を働いている様な背徳感すら。

「ワォ。スゴイネ!ン、ンー……?」

タオルを持ち込む事すらなく、裸身を晒しての感嘆の声。
何処ぞで聞きかじった知識では、こういった場所では三助、というのだったか。
洗体してくれる役職がある筈、なのだが。

周囲を見渡しても、それらしき人は居なかった。
不可思議そうに首を傾げ、このまま湯船に入ってもいいものかと疑問の面。
腕を組み、仁王立ちの格好で佇むその様相は、はてさて他人が居るならばどう映るものだろう。

タイロン > その後、入浴に訪れた女性に対し「三助ネ!」と勘違い爆発。
持ち前の押しの強さで洗体を願い、暫し露店にて嬌声が鳴り響く事態になったんだとか。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタイロンさんが去りました。