2018/04/04 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリンさんが現れました。
■リン > 「お邪魔するよ」
長く伸ばした藍色の髪を紐で上に結え、腰にタオルを巻いた少年が
露天の浴槽へと立ち寄って、先客たる水色の髪の少年に会釈しながら縁に座って脚を湯に浸す。
「……あれ?」
さっきまで二人分の声が響いてきたような気がするが、
ここにいる先客は自分に似た背格好の彼ひとりだけだ。
怪訝な様子で周囲を見渡すが、話し相手らしき人影は見当たらず。
■ルシード > 「う~ん、ここで冷えたピルスナー辺りをグイッといきたい」
『お酒弱いんだから止めといた方が良いと思うんだけど……』
身体を冷ましていると冷えたビールが飲みたくなったようでぽつりと漏らすが、女の声が窘める。
もっとも心のなかでは(まあ酔ったルシードちゃんも可愛いんだけど)なんて考えていたりするのだが。
「ん?ああお先に入らせて貰ってるよ。どうかした?」
『多分私の声がするのに姿がないから気になってるんじゃない?』
「あ、そっか。この声はこいつから出てるけど気にしないでやって」
周囲を見渡す様子に小首を傾げているが、相方からそんな言葉がかかったので理解をする。
そして左手についたブレスレットを指さして見せ。
■リン > 「ああ、そういう奴」
ブレスレットを指し示されれば、まばたきを幾度か繰り返した後
あっさりと頷いて納得する。
「あれでしょ、意思が宿った道具ってやつでしょ。
どういう効果があるの? ただの装飾品じゃないよね」
無遠慮に相手の左腕を取って、ブレスレットに顔を寄せて
興味深げに観察しようとする。
■ルシード > 「おしゃべりでうるさいのが玉に瑕の……いや、瑕どころじゃないな、ズタボロレベルだ」
『ちょっとその表現は傷つくんだけど?』
ブレスレットを指さしたまま相方相手にに軽口を叩くと、不満げな声で返してきた。
「そうそう、その手の面倒くさいタイプの道具。
効果は……ちょっとすごい感じの弓になる。」
『きゃー、美少年にまじまじと見られちゃってるわ~』
「うるさい糞弓」
左腕を取られて顔が近付けられるとちょっと照れたように視線をそらし、効果は一部は恥ずかしいので伏せて答え。
一方駄弓といえば自分好みの子に見られてなんだか興奮しているようだ。
■リン > 「いつもそんなふうに口数が多いわけ?
ご愁傷様だね。
大方呪われてて手放せなかったりするんでしょ? わかっちゃうんだよな」
あまり気持ちのこもっていない言葉とともに苦笑を浮かべる。
やけに事情に通じている口ぶりだ。
「いかにもぼくは美少年楽師だけど、
君の持ち主くんも結構かわいいじゃない。
やっぱ装備されるなら見目がいいほうがいいの?」
目がなくても視覚はあるのかなあなどと益体もないことをつぶやきながら、
腕をとったまま視線をそらした彼の顔を覗き込む。
身体が密着し、滑やかな肌同士が擦れあうだろう。
■ルシード > 「流石に人の多いところだと黙ってるんだけど、こういう人気のないところだと……ね。
ご名答、さっさと手放したいのに外せないんだよ。
そっちもそういうの持ってるの?」
『手放せないのは私の愛が深いからよ』
「OK、人がまともな話してるんだからお前は黙っててくれ」
彼のそういうアイテムの事情に通じている感じの話しぶりが気になったのか、首をかしげてたずねて。
途中で案の定駄弓が茶々を入れてきたので釘を刺す。
『美少年楽師って素敵な響き。
ああ、うちのルシードちゃんも美少年だし可愛いから大好きよ?
んー、好みとしてはやっぱり可愛い感じの少年少女が良いわね。』
きっと表情があればうっとりしたような顔をしていたであろう駄弓がそんな感じに自分の好みを口にする。
「ちょ、近っ……」
顔を覗き込まれると湯で赤くなったのか恥ずかしさで赤くなったのか真っ赤な顔で慌てて再び視線をそらそうとする。
密着して肌同士が擦れ合えばくすぐったそうに身をよじり。
■リン > 「ご明察のとおり。あんまりよろしくない楽器に呪われてて。
君のそれほどおしゃべりじゃあないけど。
……彼はルシードって言うんだ? 僕はリン。よろしくね」
たじろぐ相手に笑声を唇の間から漏らす。
「そういうまんざらでもなさそうな反応されると
もっといたずらしたくなっちゃうよな。
僕もかわいい男の子とか女の子とか好きだし」
耳元に顔を近づけ、ふぅ、と湿った吐息を吹き込む。
腕を相手の身体に回して、脇腹を指で擽りながら。
■ルシード > 「呪われてるのかあ……お互い厄介なのに捕まったものだね。
おしゃべりじゃないのはちょっとうらやましいけど。
ん、こちらこそよろしく。」
にっこり笑って挨拶をするが、その後の行動に恥ずかしそうに身体を離そうとするが……
「えっ?やっ、ちょっ……ひゃんっ」
『美少年同士の絡みって素敵……あっ、お邪魔にならないように私はしばらく空気を読んで黙っておくわね?』
逃げようとするが身体に手を回され、離れる前に捕まってしまい。
耳元とわき腹、どちらも弱い部分だったらしくビクッと身体を震わせて良い反応を返す。
そのせいか腰に巻いたタオルが若干盛り上がり始めていたりした。
■リン > 「女の子みたいな声上げちゃって。やらしいよね」
片手を相手の腰のタオルの上に乗せ、円を描くようにゆっくりと愛撫し始める。
もう片方の脇腹に伸ばしていた手は、胸元へと上がり突端の周辺をまさぐりはじめる。
「やめてほしいなら、ちゃんと言いなよ?
僕は無理やりするほどの悪漢じゃあないから」
いけしゃあしゃあとそう口にして、耳孔に口をつけ濡れた舌を差し入れ、
わざとらしく唾液の音を立てながらねぶっていく。
■ルシード > 「だって…ぁっ……そんな弱いとこ……んくっ」
タオル越しにゆっくりと愛撫されていけば、すぐにカチカチに反応していく様が相手の手に伝わり。
胸元の先端の辺りも弱いのか、弄られていけばだんだんとその先端がとがり始め。
「やだ……やめちゃ…くぅんっ……」
弄られ始めると少しの間は身をよじって抵抗しようとするのだが……耳穴を舌で犯されていくと脳が蕩けてきたのか、抵抗を止めて抱き着いて止めないようにねだり始め。
■リン > ふいにタオルを取り払う。いきりたったルシードの徴が二人の前に露となるだろう。
一度、ぷは、と銀糸を引いて耳から舌を引き抜く。
温かい唾液に濡れた耳朶が、外気にさらされて冷える。
「そう。してほしいんだ。
男にこんなふうに弄られて、女の子みたいに喘ぐのが大好きなんだよね」
ねちっこく責める言葉を吐いて、再び唇を着けてくちくちと舌を
奥までねじ込んでいく。
片手でルシードの幹の根本を握り、緩やかに扱き始め――次第にそのペースを早くしていく。
「そうじゃなかったら……
こんなことされて、イったりしないよね?」
胸をいじっていた指が、囁きとともに、きゅっ、ときつく先端をつねり上げる。
■ルシード > ハァハァと荒くなった息を吐き、カチカチに硬くなりまだ少し皮が被ったまま反り立ったモノはビクンビクンと脈打ちながら揺れていた。
「だって、このまま終わりじゃやだ……
えっ、あっ…うっ、そっそれは……にゃっ…ンンッ…」
責める言葉と耳穴を犯す舌のぬるぬるとした感覚がそのまま脳をトロリトロリととろかせ。
自身が扱かれていくと、彼の手の中で動きに合わせてビクビクと脈動していく。
「ひああぁぁぁぁぁっ!!」
手の扱きだけならまだ何とか耐えれていたが、そこに耳への刺激、そして抓られる先端への強い刺激で我慢ができなくなったのか、どぴゅどぴゅっと勢いよく白濁した液体を放出した。
■リン > 「ふっ……」
手の中で硬くなり、熱くなっていく確かな感触に唇を歪めて息を吐く。
勢いよく放たれた精のうち少しはリンの手やルシードの腿を汚し、
大部分は露天風呂の湯の中に落ちてしまう。
耳から口を離し、相手の肩に顎を乗せて薄く笑ってみせた。
「あーあ。汚しちゃった。はしたないねえ。
ほら。きれいにしてよ。自分のものでしょ」
冷たい声で詰ると、ルシードのものでべっとりとまみれた掌を
相手の口元に押し付けて、舐めさせようとする。
■ルシード > 「ふぅ…ふぅ……」
イって暫くの間はビクンビクンとまだ衰えていない幹が脈打ち、それに合わせて少量の精が追加で零れ落ちる。
それが終われば若干萎んでいくのであった。
「んっ、ちゅっ……あむ…ちゅぷちゅぷ」
口元に己の精で汚れた掌を押し付けられると、それを掃除するように舌を這わせ、舐め取り、そして指を咥え込んで吸い付いた。
手慣れた様子でお掃除しながらリンの腰へとチラチラと気にするような視線をやるのである。
■リン > 「んっ……こういうの、やっぱり
初めてじゃないんだね……」
熱心に手に奉仕し、吸い付いてくる舌や唇の動きに、目を伏せてわずかに甘く震える。
視線の行き先に気づけば、そっと手で己のタオルも取り去る。
そこには先程までのルシードと同様に、すっかりと漲りきった
リンの肉茎が主張をしていた。
「……そうだね、僕のも気持ちよくして欲しい、かな……」
鼻にかかった声と伏せた睫毛の下からの視線で、控えめにねだる。
■ルシード > 「その……うん……」
恥ずかしそうにこくんと頷いて答えつつも熱心に指を愛撫するように舌で舐め上げて掃除を続けていた。
そして露になる猛っているリンのモノが目に入れば、熱い溜息交じりに熱のこもった視線をそれにそそぐ。
「んっ、それじゃあ……いただきます
んちゅる…ちゅぷちゅぷ……ぬっぷぬっぷ……」
跪いてリンの熱く滾るモノに息がかかるほどの近さまで顔を近づけてニッコリ笑った後、あーんと口を開けて真っ赤な舌を彼の肉棒へと絡みつかせながら喉奥まで咥え込んでいく。
舌を時折思い切り伸ばして彼の睾丸を舌先で転がしながら喉で締め付けるようにして頭を上下に動かし、口と喉全体を使って刺激していく。
段々とストロークを強め、締め付けの強さや舌の位置を色々と変えて刺激を変え、彼が精を吐き出すように促していく。
■リン > 「あっ……」
まるでごちそうでも頬張るかのような大口に、リンのものが飲み込まれていく。
陰嚢を舌で愛撫され、竿はたっぷりと温かい唾液にまぶされ、
喉まで使って扱き上げられていく。
「ひぅぅ……じょ、上手、だ、ねっ……」
切羽詰まった声を漏らして喘ぐ。
なめらかな舌が絡みつき、熱い口粘膜との間で卑猥な音を立てて擦られる。
「ぅ……もう、出る、出すよ……っ!」
やがて耐えきれず、口で奉仕する彼の頭に手を添えて、
短い叫びとともにオスの淫液をほとばしらせ、口蓋や喉奥にたたきつけていく。
■ルシード > 「んぐっ!?……こふっ……んっ、こくこく……」
頭に手を添えられ喉奥へと注ぎ込まれると少しむせてしまうが、気管には入らないようにしたのですぐに治る。
濃厚な雄の匂いと味のする液体がドロリと口の中にあふれると、お掃除するように舌を動かしながら口の中にあふれる精を飲み干していく。
「ふあぁ……おいしかった……ご馳走様」
ちゅぷちゅぷと軽くお掃除フェラをして口を離し、ニィと妖しい色気の微笑を浮かべてお礼を言う。
チロリチロリと赤い舌が唇の周りに付いた精を舐め取っていて。
「あの、その……よかったらこの後の続きを僕の部屋で……」
と、彼の身体へと抱き着くようにして身体を密着させながら続きをねだる。
彼がOKすればそのまま続きを部屋でするのだろう。
ちなみに駄弓は興奮しつつも宣言通り声は出さず、全てを記録に残して後で観直したり、ルシードの夢に干渉して再生させたりして楽しんだようである。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からルシードさんが去りました。
■リン > 「……ルシードがこんなにエッチな子だとは思わなかったな」
されるがままかと思いきや、こんなに貪欲に求めてくるとは。
抱きついてくる彼に、朱に染めた顔に薄い笑みを浮かべてそっと身体を撫でてやる。
密着した肌越しに、リンの心臓の鼓動が伝わるだろう。
「しょうがないなあ……」
彼に従い、身体を洗った後、彼の部屋へと向かい、
そのまま一夜を過ごすことになるだろう……
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシエルさんが現れました。
■シエル > わずかなざわめきと何人かの湯上り客。
今日もこの湯治施設はそれなりに盛況であった。
もう少し時間が経てば今入浴中の客で賑わいを増すだろう。
そんな中、一足先に風呂から上がってきた少年はゆったりくつろいでいた。
風呂上りの冷やした果実水は実に気持ちよく、おいしい。
それを目当てにやってきて、楽しみながらぼんやりソファに座っている所。
ただ少々暇ではあった。
ちらりと視線をやれば、今の所はステージも動いていない。
たまにちょっといやらしいショウなんかもやっているのだが…。
「い、いや、それが見たいってわけじゃなく。」
小さくぼそりと呟いてしまう。
思わずキョロキョロと周囲を見回し、呟きが聞かれていない事にほっと安堵する。
安心したまま、ゆったりとソファに背中を預けていく。
少しすれば眠気もやってきそうな感じ、さてどうしようかなと迷いながら。
■シエル > やがて果実水を飲み干せば立ち上がって一つ伸びをする。
木製カップを返却口に戻し、ゆっくりとした足取りで部屋へと戻っていく。
くぁ、と道中一つ大あくびをしてから。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシエルさんが去りました。