2018/03/27 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場 客室」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 「……ふむ」
馴染みの宿の客室で、珍しく浴衣に身を包む男。
机の上に羊皮紙を広げ、書かれている文字を見ては、手元の一回り小さい羊皮紙へと文字を書いている。
「……よし。今期も黒字、と……。
あとは……何々? 明日から三日間、大通りの商店街で特売セールか……」
書き物をしていたのは、自身の仕事、冒険者家業の収支をつけていたようであった。
作業を終えた男は、羊皮紙に目を通しながら、必需品や冒険者専用のアイテムの特売情報などを集め始める。
「ん~。もうちっと、商人の知り合いを増やしたほうがいいのかな。
リスさんの所もかなりすばらしいお店なんだが。コネは多いにこしたことはねぇし」
知人の敏腕店長を思い出し、そうぼやく男。生活必需品や、アイテム、ポーションに弾丸などは、案外バカにならない出費だ。
男は頭をガシガシと掻きつつ、広告や、新聞にも目を通す。
■セイン=ディバン > 一通り書類などに目を通した男は、ため息を吐く。
ここ最近は、いろいろと立て込んでいて、疲労もたまり気味だった。
ゆえに、この温泉にやってきたのだが。
「しかし、まぁ。この客室は、ずいぶんと安らぐっつーか」
異国情緒たっぷりな宿の客室に、満足の様子な男。
ぐぐぐぅ、と体を伸ばし、コリを解していく。
「あー……酒と、食い物が欲しいな」
少し小腹の減った男。そんなことをつぶやき、持ってきてもらうか、と考える。
あるいは、宿の中で食事を取れる所を探しても良いかもしれない。
■セイン=ディバン > 「……おぉ、そうだ」
男はそこで何かを思い立ったのか、ぽん、と手を打つと、そそくさと着替えをして、転送呪文を唱える。
……おそらくは、ろくでもないことを思いついたのだろうが。
ほどなくして、部屋からは男の姿は消えることとなった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 客室」からセイン=ディバンさんが去りました。