2018/01/05 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場 混浴露天風呂」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 混浴露天風呂」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
イグナス > こう――、やっぱ風呂はいい。特に露天風呂は。
何度入っても呻いてしまうくらい気持ちいいし、今日もそうだ。
ばしゃーんと湯を溢れさせつつ大きな岩づくりの湯船に入る、巨漢。

「うあ”あ”あ”………気持ちいー……。」

けものの如き声が響いた。
ぐるがおーって感じ。周囲に人もいないならば、気にする必要もない。
…そういえば露店の混浴だが、己以外の客をあまりみたことがない。
他の客がこの巨躯の男の唸り声にびびったりしているだけなのだけど、気づきもせずはてと首を傾いだ。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にマリアージュさんが現れました。
マリアージュ >  
「こ、ここですか・・・?」

騎士見習い訓練としての街の巡回中、見かけた猫と挨拶してましたら。
すぐ近くのお店から呼ばれて手を引かれて、お店の中。
恐ろしいうなり声が聞こえるので、止めてほしいとのこと。
腰が引けて、涙目になり。
何度も振り返りながら言われた場所に。

「あの、す、すみません。あの、かいじゅーさんとかじゃありませんよね?」

消え入りそうな声で、露天風呂の入り口から顔を覗かせて、おびえて揺れる澄んだ菫色の瞳を、大きな背中に向けるのです。

イグナス > 「うん?」

音に、視線を露天風呂の入り口に向けた。
まさか己以外がやってくるなんて、あんまり思っていなかったものだから吃驚。
湯気で見えにくいけれど、その奥に菫色の瞳が見えた。
普通ならば片手をあげてあいさつでもするところなんだろうけれど。
ちょっとだけ考え事、彼女の言葉を己の中で反芻してから――。

「が、おーーーー!」

吠えた。かいじゅうのように。

マリアージュ >  
こわごわと、首を小さく傾げさせて。
健気に、じ~っとまっすぐに、性格を表すように見つめているのですけれど。
「なぁに?」と考える姿に瞬きをして見つめていましたら。

「きゃ、きゃあっ!?」

かいじゅうの吼え越えに、つんのめり前にたたらふみ。
倒れかけて浴場の床に手を伸ばして支えると。
へにゃり、腰が抜けて落ち、濡れた床で下着を濡らすのです。

震えながら、目じりに涙を浮かべ始めた顔をあげまして。
かいじゅーさんのお顔を見ますと。

「みゃ、みゃぁ・・・」

怖いながらも、なんとかコミュニケーションをとろうとするのです。

イグナス > ウン、派手に、とても派手に期待通りに驚いてくれた。くっと口元を楽し気な笑み――にするだけじゃ足りない。
ぷるぷると肩を震わせて

「っく、っふ、かっはっはっは!
 わは、…っははは!――いや、悪い、わるい…っ。
 かいじゅーじゃあねエよ、お兄さんだ、かいじゅーみてエなってつくけどな。」

くっくっく、まだまだ楽しくて肩を震わせて笑っていた。
腰を抜かしたような様子に、ざばんと湯船の中からそっちを向いて、大きな石に腕を付き。

「怪獣ってのァ猫と会話できンのか?どうも、あったことがねエからわからんけども。」

かくりと首を傾けながら、冗談のにやにや止めぬままに問うてみた。

マリアージュ >  
獣耳でもあれば、耳を伏せてしまっているような。
小さくふるふる震えている姿。
笑い声に、一瞬目をつぶりびくっとさせるのですが。
そのあとの言葉で、顔をあげて目を大きくして、お兄さんのお顔を見るのです。
そして、ちょっぴり柔らかそうな頬を膨らませるのでした。

「き、きっと。お話できますわ。わたくしもお話したことはありませんけれど・・・」

最後の方は少し声を小さくしますが。
ふるるっと、目を瞑って顔を振りますと。
自分ではきりっとしてると思ってる顔を作りまして。

「あ、あの。お池に入ってあまり大きな声で・・・その、皆様が怖がるかもしれませんの。
 その、お声を小さくとかできませんかしら・・・」

んしょっと、まだ震える腰を上げて膝を合わせてしゃがんだ格好。
お湯に濡れたショーツが透けているのが裾から少しだけ見えるでしょうか。

「それに、池よりもお風呂の方がよくありませんかしら・・・?」

露天風呂を見て首を傾げさせてから、また顔をあげて。
かいじゅーっぽいお兄さんのお顔をじーっと見るのです。

イグナス > 驚かしたことに不満なんだろうか、頬を膨らませる様子ににやにや。
基本的にはいじめっ子気質ゆえに、しっかりと驚いたのが満足なのだ。

「まあどっちゃにしろ、見たとこお前さんは猫じゃあねエからな。
 かいじゅーと話すのはあきらめたほうがよさそうだ。」

きぱっと言い放った後。彼女の言葉に、そうかあ?と首を傾けた。
どうやらこの男、あまり己の声が大きいことに自覚がないよう。
ふーむと首を傾けて。

「ンなにでかいか。――いやほら、この身体だからちったァでかくなるだろ。
 …ウン、そう、仕方ない。あきらめろ。」

やっぱりこれも無体にきっぱり。もとより他の人間が少々怖がった所で、あんまり気にしないのだし。
きりっとした表情に一切怯む気配がない、なんとも緩んだ声と言葉。
それでいて、こう、ショーツが濡れて透けてるのは見逃さない。ほお、と目の端がきらん。
続く言葉には、不思議げに首を傾げたが。

「池ェ?風呂だよふろ、これもおーふーろ。ほれ。」

ばしゃばしゃと無遠慮に湯をすくってかけてやる。身体がおっきいから結構な量をば。

マリアージュ >  
「そんなことありませんっ!。猫さんも、にゃあって挨拶したらきちんとにゃあって挨拶返してくださいますものっ」

きっぱりと自信満々な声なのですけれど。
あっ、と。声を大きくしてしまいました、と両手で口元を隠すのです。

「だ、だめです。
 あの、周りの方が困る事とか、めっ、としないといけませんの」

あきらめろという言葉に、あわあわと。
手をぱたぱたとさせて説得しようとします。

「・・・お声を小さくして頂くためには、どうしましたらいいですかしら?。
 わたくし、騎士団の風紀取り締まりですからお手伝いなら
 ・・・えっ?」

お風呂と言われまして、立ち上がってぱたぱた、すぐ横にまできて。しゃがみます。
小柄な肢体はかいじゅーお兄さんの横にくるとより顕著な差として見えるでしょうか。
しゃがんで、手を伸ばしてお湯に手を付けて。
びっくりした顔をします。
周囲を見まして、目元を少し桜色に染めると。
背を伸ばして、お相手の耳元に桜色の唇を近づけます。
声を潜めて、

「でも。あの。ここだと、他の方に見られてしまいますわ・・・」

濡らされた服が肌にひっつき、白い生地はその下の白い肌を透かさせているのです。