2017/10/30 のログ
ホウセン > やんわりと抱き留められ、極めてほっこりといった風情。
不思議といわれても、手の内を易々と自ら開陳せずに曖昧な笑みを深めるに留める。

「ふふん、単に牡としての評価でなく、愛玩の方向性で馴染んでおるというだけだとすれば不思議はあるまいよ。」

頭の上に加重が架かるけれども、厭う仕草は見せず。
寧ろ、己の側も遠慮をしなくて良いだろうと、肌理細やかな背中を少女の胸に、腹に、密着させる。
湯の温さも心地良いが、人肌のそれも捨て難いと言うように。

「おぉ、儂の勘も鈍っておらぬようで何よりじゃ。
 然し…旦那じゃというのなら、お主は”ベルベル”かのぅ?」

かの人物とのやり取りの中で、妻のことをそう呼んでいたのを思い起こしてのこと。
名乗られた名前とその愛称とが乖離していた為に、想起が此処まで遅れたようだ。
妖仙の問いが核心に近しいものならば、翻ってこの小さな存在が連れ添いと縁があるという説明の補強材料になるかもしれない。

フェゴール > 『強いて言えば枕としては高性能かもしれないね。
お喋り相手もしてくれる枕。』

(見かけに関してはそれこそ、微々たる拘りしか持っていなければ。そのあたりで落ち着く。何せ元は怠惰の魔王。睡眠グッズにはすこしうるさいのだ)

『ぁあ、そうだよ。ベルフェゴール……バアル・ペオルと名乗っていた時代もあったね。まぁ、発音ってのは国と時代でまちまちだし。それこそセイン君はまだ時々ベルベルって呼ぶなぁ……』

(こちらはよりほっこりしつつホウセンの頭をナデナデするのだ。)

ホウセン > 縁がある、ということに疑義が差し挟まれる要因は取り去られた。
撫で回される黒髪は、湯気から湿気を吸っているというのに、サラリと流れる指通りの良い仕様。
枕扱いに不満を表明するか悩ましい所だが、”高性能”の一言で溜飲を下げることにしたらしい。

「名乗りが遷移しておったのなら、さもありなんといった所じゃな。
 して、おしゃべり枕な儂としては、お主の無聊を慰めるべく何事かを囀らなければならぬ訳じゃが…」

膝の上抱っこされながらという体たらくながらに、偉そうに腕組みをする。
何事かを口にする予備動作だが、言葉を発する前に口の端が少しばかり吊り上ったのは、悪戯心のなせる業か。

「単純な興味からの質問じゃが、旦那が”ああいう風”になって、不便はありゃせんのか?」

言葉だけを追うと質問の範囲が広過ぎるものの、右手を握り、人差し指と中指の間から親指を覗かせる下品なハンドサインを添えれば趣旨は伝わるだろう。
言及するのは閨でのこと。
ベタベタと触れて触れられしている緊張感の無い現状に甘えつつ、そんな不躾な問いを放り投げた。

フェゴール > 『ぁ゛~……そうだな、是非そうしてくれ……』

(ホウセンの肩の辺りに顎を乗せてぐでっとしている様はいつになくだらしない。何というか、これは逆上せているのだ。基本的には、とても惰弱。)

『ホウセン君。そういうのはな?ちゃんと大人になってからじゃないと駄目なんだぞ?』

(むろん、人外だと理解しているし、見かけの話で言えば自分も人の事を言えるか微妙なのだけど、赤い顔のまま、困ったような笑みを浮かべて囁くのだ)

『まぁ、なんだ……生殖器に関してはちゃんとツいているし不便はないが……個人的には言葉遣いがな……彼が女言葉を使うのが慣れん。
見かけはずいぶんとかわいらしくなったが.……そうは言っても私は男性の方が好みだしね……。』

(少し照れくさそうにするわりには、律儀なのは性格だ。質問には答えていく)

ホウセン > この少女の姿をした人外の連れ添いとは、それなりに縁がある。
果たして連れ添い側が望んでのことなのか、甚だ極大の疑問が残る関係性ではあるけれど。
その辺りを出汁にして、少しばかり戯れようかと考えるこの存在は、見た目どおりの純朴なお子様である筈も無い。

「なぁに、知るという事に善悪はなかろうよ。
 寧ろ予習をしない方が危なっかしく……ふむ、ふむふむ。
 何じゃろう、苦労話を聞けるかと思ったら、惚気話を聞かされた心地じゃな。」

軽口は、少女の側の述懐が始まるまで。
一言一句聞き取りながら、茶々を入れるのを忘れない。

「じゃが、それなら少しばかり安心したのじゃ。
 彼奴が”呪いは解かなくてよい”と言うから、手を下しておらぬせいで、お主にまで不便があっては忸怩たるもの。
 とりわけ、”ベルベル、アナタにこんな素敵な征服種付けセックスを教えてあげられなくてゴメンナサイ”等と聞かされた後ではのぅ。」

さりげなく、しれっと、是までの口調と継ぎ目が分からぬぐらいの自然体で。
嘘は無いし、脚色もないからこそできる声色。
魔王とて未通娘ではないだろうし、そんな台詞が出てくる可能性のある局面を想像することは出来るだろう。
会話のイニシアチブを得る為の奇襲攻撃。

フェゴール > 『苦労という言葉の意味だけは知っているが……経験はない。』

(何せ、怠けることに全身全霊を捧げていた人生だ。今ちょっとだけ、気持ちちょっとだけ活動しているのも、寝転がりすぎて身体が居たくなったからストレッチ、というような部類であったりもする)

『ははぁ、……ふむ……なるほどなるほど。

……さて、どこから説明すべきか。
とりあえず、私も呪いを解いてやりたいのは山々なんだが、本人が自力で頑張ると張り切っている自主性をササッと片づけてしまうのも本人のためにならんだろう?

獅子は我が子を何かしら尖った谷に突き落とすというじゃないか?』

(どことなくぼんやりとした様子ではあるが、成程と興味は出てきたらしい)

ホウセン > 日々、苦労を強いられている一般人が聞いたら、雨霰のような呪詛をぶつけられそうな物言いだけれども、妖仙もどちらかと言えば苦労知らずの類だ。
苦労を遊興にスライドさせることで、苦労というカテゴリーを塗り潰しているという側面は否めないが。
ともあれ、己の言葉を引き金に、痛撃を喰らわされる可能性も考慮しないわけではなかったが、取り合えす表面上は穏やかさを保ったまま。

「うむ、本人がやりたがっておるなら、その意思が挫けるまでは手を出さないでやるのが良かろうと思う。
 そこに異論はありゃせんし、儂も座視しようという心地じゃ。
 尤も、今の状態が長く続くようならば、座視の代償ぐらいは保障してやるのは吝かではないという気概もある。」

魔王の膝の上で、元より軽く、浮力のお陰で更に軽い身体を反転させる。
背中を預けた膝の上抱っこから、身体の正面を向け合う対峙の形へ。

「先刻、お主は不便は無いが慣れないと言うておったじゃろう。
 それは、彼奴が十全ならば味わわずに済んだ類のもの。
 お主自身の懐の深さで受容しておるが、不満足には違いなかろうよ。」

細い腕を、少女の肩へ。
挙動はゆっくりで込められる力も弱く、やんわりとハグの動作。
元より近しい距離を侵食しつつ、耳元に唇を寄せる。

「その不満足と、それに起因する鬱憤を晴らす術がある…と言うたら何とする?」

声色は甘く、そして稚い。
言葉尻に合わせ、そっと下腹部を前方に押し出し、魔王の滑らかな腹部に触れさせる。
その造形と、先刻引き合いに出したの連れ添いの淫らかな懺悔。
誘惑というには少しばかり直球過ぎ、どちらかと言えば知的好奇心を擽ろうとする手法に近しいかもしれないけれど。

フェゴール > 『君は回りくどい言い方を好むのだねぇ……んぅっ!?』

(相手の好きなようにさせていたが振り向いてハグされ耳元にかかる吐息にくすぐったそうに呻いた。)

『ま、全満足とはいかないね……して、その術とやらを聞いても?』

(朱に染まった頬は湯のせいか否か。お腹に当たる感触に軽く身をよじりつつ。)

ホウセン > 嘘はあまり吐かぬ癖に、所々情報を切り取って伏せることで相手を錯誤させる。
回りくどいやり口は、そんな手法で世渡りしてきた副産物と言えよう。
左腕を首の後ろに回して密着を維持したまま、右手は魔王の手を取る。
そのまま諸共に、ちゃぽんと湯の中に沈め、妖仙の股間へと差し向けるのだ。

「細かな手法は色々有ろうが、こやつを使うことは間違いないじゃろうな。
 どれ、具に探っても構わぬぞ。
 色々と”違う”ておるじゃろう?」

何と違うのかは、言わずもがな。
少女の手越しに、己のモノに触れ、先端部から根元まで撫で下ろす。
彼女の連れ添い曰く、彼――或いは彼女――のモノより格上と太鼓判を押された代物。

「さて、此処でのぼせても埒の無い話故に、河岸を変えるか、それとも――」

興味を満たすのに待ちきれぬというならこの場でも。
そんな台詞を吐きつつ、夜は更けて――

フェゴール > (導かれる右手、照れて固まってしまうほど初心でもないが。相変わらずの少し困ったような、けどまんざらでもないような笑みを浮かべて)

『やれやれ……随分と、情熱的だ。私はそういうのに弱いのさ。』

(空いている方の指先、向かい合う相手の顎を軽く持ち上げて)

『そうだな、情熱が過ぎて……すこし……逆上せそうだよ。
涼しい所にでも、行かないかい?』

(その後、どうなったかはまた後日)

フェゴール > 【継続】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からホウセンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフェゴールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 九頭竜温泉の外れ、大きな露天
温泉はかなりぬるめでひとけもないその温泉に、のんびりと浸かる小さな少年
ぷかぷかと気持ちよさそうに浮かぶ少年はゆらゆらと風に揺られるままゆらりゆらり、結構長い時間浸かってるが湯あたりするような熱さでもなく心地よさげに目を細めて

シャルティア > ぽかぽかあったかお風呂
十分にあったまったら温泉から出て、身体を拭う
そして、いつもの服装、ではなくピンクのワンピースを着ると、ふわりと空に舞い上がる、今日はどこに遊びに行こうか、なんて考えながら空へと消えていって

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にフェローさんが現れました。
フェロー > 時折広いお風呂に入りたくなり足を運ぶ此処、九頭龍の水浴び場。
小さなタオルを体の前に垂らし、少々肌寒さも感じられる露天へと足を踏み入れた。
軽く見た所、先客は無し。
湯船の奥や岩陰にもしかしたら居るのかもしれないが、それを探る必要性も無い。
そも、混浴とは言え自身は男――多分に見た目がアレであるが――であるが故に、気にすることも無いのだが。

少々寒いが、そのまま湯船に浸かる訳にもいかず。
先ずは洗い場へと進むと小さな椅子へと腰を落ち着けて。
何度見ても不思議だが、突起を押し込めば湯が流れる蛇口から桶へと溜めて肩から被った。

フェロー > 湯の流れ落ちる感触に、ほ、と一息。
もう一度湯を溜めた後、タオルを浸し濡らし石鹸を擦りつけて泡立てる。
るん♪と鼻歌の様な声を零しながらゆっくりと体を磨き、泡を肌へと塗り付けて行き。

丁寧に丁寧に、指先から足の指の間まで身を清める行為をし続けた。
尚、意図的に股間へはタオルを走らせていない。

凡そ洗い終えると泡を身にまとったまま、タオルを湯へと浸し、手を空けて。
肌にこびり付く泡を集めると、そろりと股間へと手を這わせ始めた。
ほんの少しだけ前屈みになり、内股気味に膝を寄せるのはご愛敬だ。

「ん……しょ。ん……んぅ…。」

茂みにたっぷり泡を塗り付け、そこも丁寧に磨き上げ。
そのまま指は、小ぶりなペニスへと。
酷く小さく、包皮を被ったそれを撫で付け、泡を塗り付けた後に、きゅっと絞るように挟んで根本へと引く。
ぴん、とまだ小さな亀頭が窮屈そうに顔を出しかけ、包皮を広げ。
ぷる、と肩を震わせ悩まし気に息を零し、それを噛み殺す様にしながらもそ、もそ、と股間を弄る光景と相成った。

――――丁寧に洗っているだけである。

フェロー > もそもそ、と蠢く動作。
声に艶やかな甘さが孕みだすまでそう時間はかからない。
湯に浸かる前に上がり始める体温と、付随する興奮の熱は昂ってゆき。

さて風呂に浸かるのは何時になる事やら―――

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフェローさんが去りました。