2017/10/27 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタイロンさんが現れました。
■タイロン > 岩肌も露わな天然の露天風呂。
馴染みが深いとは言えない文化であるが、それ故に非常に気に入っている施設でもある。
湯気立つ露天の洗い場に移動し、木製の椅子に腰をかけると先ずは体を洗い始めた。
「ン、ンー♪」
陽気な声にて鼻歌を零し、浅黒い肌に泡が広がる。
備え付けの剃刀を手に取り、目の前にある鏡を覗き込み僅かに伸びる髭を削り取り。
指で肌の感触を確かめる様に撫でてから、満足げに頷くと湯を被って泡を洗い流した。
■タイロン > さて此処からはお待ちかねの広い湯船だ。
タオルを硬く絞り立ち上がり、下肢を隠しもせずに足を踏み出し移動して。
じゃぷ、と音を立て湯の中へと進んでいく。
「オーゥ、熱い、熱いネー。」
軽く身震いしながらも、その声はどこか楽し気に弾み。
そのまま湯を掻き分け進んだ先、大きな岩肌が覗く位置まで移動するとそこに背を預けてゆっくりと湯に浸かっていく。
手足を伸ばし弛緩し、緩んだ表情は至福そのもの。
程なくして、調子外れの鼻歌が辺りへと響き始めるのだろう。
先客の姿もこれから来るかもしれない客の事もあんまり考えていない行動だった。
■タイロン > 陽気な鼻歌が流れ続ける露天風呂。
そのままのんびりとした時間が、流れるのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタイロンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にコニーさんが現れました。
■コニー > 静かな浴場はもうもうとした湯気に覆われている。
広々としたその浴槽にいる客は、ただ一人だけだった。
遠くからは別の客の声も聞こえるから、きっと今はたまたま、一人っきりになっているだけだろう。
「んんっー……♪ この街の名物のひとつ、って聞いてたけど。確かに、これはいい、ね」
どこかとろみのある、白濁した湯。ぬるめではあるものの、効能なのか、体が温まるような気がする。
胸まで白濁した湯につかり、長い金髪をアップにした姿は、普通にみれば、少女のものだ。
もちろん、少女にしては胸は薄く、堂々としすぎているようにも、見えるかも知れないけど。