2017/07/30 のログ
ボブ > 「はああぁぁぁ~~~っ」

(夜にはまだまだ早い時間帯のうちに水浴び場へとやって来た男は夕暮れ迫る刻に露天風呂へとやって来て、
夕日で赤く染まりあげる湯船に浸かっていけば、一声漏らしていって)

「完全に夜になれば、酒場帰りの人でここも色々騒がしくなるだろうから、こういった時間に一足先に
風呂に入っておくのも悪くないよな……、風呂から上がってから外へ酒を飲みに行ってもいいわけだしな……」

(最高の夕暮れの景色を眼下に収めながら、一人きりで独り占めの露天風呂を楽しんでいる男)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にハルクラム=メイプルさんが現れました。
ハルクラム=メイプル > 夕焼けに染まり、次第に三日月が浮かんでくる刻。農家としての仕事を終えて汗もかいたのでゆったり体を洗おうと九頭龍の水浴び場にやってきた一人の少女。扉を通り、湯気たつ露天風呂を見渡す

「ふあぁ、静かかなー?ゆったり一人で浸かれるのもよいことよいことぉ…あれぇ?」

褐色の、屈強な大男がこの広い露天風呂を割拠していた。まさにここが俺の砦であるかのようにゆったりと。但し人気のあるこの露天風呂なら、侵入者はつきものというものだろう。――それにしてはとても可憐な、見かけ人間の少女、但し胸が年相応ではないか

「…こんばんわぁ、入ってきてよかったぁ?」

そっと声をかけてみるか

ボブ > (遠くに建国を祝う祭りの賑やかな声や騒ぎを聞きながら、ゆったりと湯船に浸かっていれば、
入り口の方から女性…いや女子の割合が多そうな声がしてきて、首だけを軽く振りかえさせていけば
そこに居たのはタオル一枚を巻いた……何とも胸のボリュームが豊かな少女であって)

「おうっ!別に俺はここのオーナーって訳でもないからお嬢ちゃんの入浴を拒否する権限なんてないしな。
遠慮なく入ってきなよ」

(何とも豪快に…それでいて気安く返事を返していけば、何とも全体的にムチムチとした印象を受ける少女の身体に
視線をあからさまに向けていくか)

ハルクラム=メイプル > 遠慮なくと言われれば、彼女も初めて出会うこの男に人見知りする事もなく

「じゃあ、入ってきますのー、んーー、ちょっと熱い…かな」

建国の祝音が聞こえる中、ここはまだ二人だけの空間。
たわわと実った乳房を抱えながらゆっくりと体を赤く夕日が照らす湯船に沈めていって
彼女は特に気にすることなく大男の傍へと近づいては、くるりと全身を風呂の岩敷によりかけて

「いつから入ってたですのー…?もうじわじわ熱くて、はるくはすぐのぼせちゃいますのー…」

そう男に問いかけつつ、その男の視線が自分の身体を凝視していることがすぐに分かったか
人間時の姿とはいえ絶品の柔肌を持つ彼女にはそう男たちが魅了されることもいつものことだと、彼女はふふっ、と笑ってみせる、

ボブ > (男に入浴の許可を申し出てきた少女に気軽に許可を出していけば、少女はまったく臆する事無く湯船に浸かり、
更には男の傍へと近づいて来る……その際に豊かな脂肪の塊である乳房がお湯の上にポッカリと浮かび、
その豊かな乳房を上下させていく様を男は堂々と視線を逸らさず眺めていって)

「ん?風呂は熱い方がいいものだろ?
ちょっと上がって、そこの四阿で風に当たる夕涼みでもしてみるかい?」

(白い肌をお湯の熱さで桜色に染めている少女にお湯で火照った肌を冷ます手立てを話してみせていって)

ハルクラム=メイプル > 一旦この風呂を出る、それでいて四阿で夕涼みともなれば、暑がりの彼女はまず自分の気持ちとしてもそれがよいと承諾して、

「んー、そうだねぇ…ちょっと身体もぽっかぽかで、これじゃあなんだか茹で上がっちゃいそうな感じに…」

少しうつらうつらな瞳を懸命に持ち上げる様子を見せながら、少し重たく感じる全身を湯船より外へ揚げて
上がってみれば今の季節にしては冷えた風が桃色に染まっていた彼女に吹きかかる。また夕日に直接照らされた彼女の濡れた肌は
恰も輝きを帯びているかのように美しく見えるか

「ふぁぁ…眠いなぁーー、やっぱり一日動き回ったら疲れるなぁ…うぅぅ…ふぁー」

ふと腕の力が抜け、バスタオルはずるりと彼女の胸から落ち、膨れ上がった乳輪とそそりたつ乳首も露わになってしまった。
だが彼女はそれを再び覆い隠す気力もない――それに男はこの瞬間は期待していたかどうか、さてどうなのかと彼女は気にしているのか

「あ…お兄さん、ずっと見てるの…?んん…恥ずかしいよぉ…。ねぇ、おいくつなの?」

ボブ > (逆上せそう…と小さく漏らしていく少女に風通しが良い四阿での夕涼みを提案していけば、
少女はそれに納得したようにゆっくりと湯船から身体を持ち上げ、湯船の外に出て行けば
少女はその場であくびをしていき、宗元を覆い隠していたタオルが下にズレ落ち、小さな小柄な身体に
似つかわしくないくらい成長した豊かな胸…そしてその頂点で息づく乳首まで露になっていくのをしっかりと目に収めていけば)

「ん? 君からあんまりにもぼんやりとした感じを受けてね。うっかり目を離せられないなぁ~と心配してただけだよ。
いくつって…歳の事かい?
俺は24歳、木こりのボブお兄さんって覚えてくれたら嬉しいね」

(男はまったく視線を逸らす様子すらみせずに、平然と自己紹介までしていく始末であって)

ハルクラム=メイプル > 目を離せられない…たしかにハルクラムはこのまま放っておかれては困る状況ではあったので男の深慮深さには感心した。が、それ以外に純粋に男は自分の身体に欲情している事は彼の息遣いの高まりを聞いて推測ができるものか

「24歳かぁ…、若いんだねぇー、あ、ボブさんねぇ、木こりやってるんだぁ、だからそんなに逞しい身体してるんだぁ…
 あたいはハルクラムだよぉ、みんなはハルクっていってますの、…んー歳はね、秘密だよぉ。」

彼女もあまり気に留めることなくこのボブである男に自分の名を伝える――が、年齢をここで82歳ですと正直に教えてはどう考えても普通の人間ではないと気づかれてしまう。それでは彼女にとっては楽しみがないので、敢えてここは秘密だと、焦らす。

「んんー…、ほんとに涼しくなってきたの、ありがとうボブさん、気にかけてくれてぇ
 まだ全然人こないねぇ、こんな時間から入ってるから当然なのかなぁ、あたいよく知らなくてぇ」

ここの風呂については初見であるようなそぶりを見せるが、実際は彼女はここの通である。しかもここで自分が精を欲しい時はよく単独の
男を誘惑しては、誘い受けの性行為に持ち込むのだ。今現在も彼女はお腹が空いている。この男も早めのメインディッシュになるのかなと内心はそんな邪な心で、見せる表情はあどけない姿でいる。

ボブ > (あくびをして胸元からずり落ちたタオルはお腹の辺りで少女の手で留められ、少女の女自身はまだ男の目に
触れてはいないが、ポロンと丸見えの豊かな乳房や膨れ上がった乳輪や勃きあがった乳首を少女が隠す事をしない為、
男は眼福の時間をたっぷりと堪能していって)

「ん?お兄さんの身体見るかい?ハルクちゃん。
まぁ、自分自身でも悪くはないと思うんだけどね」

(湯船の縁に置いておいたタオルを手に取り、湯船の中で腰に巻いて、湯船の中で立ち上がってみせれば
褐色の均整の取れた肉体を晒していき……タオルで隠したとはいえ、露天風呂のお湯の中で巻いた為、タオルはぐしょ濡れで…
男の腰に貼り付き、少女の豊かなナマ乳をたっぷり観賞したゆえに逞しい体躯に見合った立派な肉槍によって
タオルの生地が前に張り出して見せていて)

「そうだね……今は祭りの所為で普段よりこっちに来る人が遅くまで酒場にいるんじゃないかな?
俺はこの王都に住んでないから憶測でしか話せないけど、おそらくそうじゃないかな?」

(湯船の中で立ち上がったままで話していく男はゆっくりと少女の方へと歩みを進め、再び二人の距離をゼロへと
縮めてみせていって……男は自分の意思で行動しているつもりだが、その実は少女の思惑通りに行動しているマヌケともいえるか…)

ハルクラム=メイプル > ボブが自ら身体見るか?なりと言って近づいて…、ハルクラムは自分の身体を見て欲しいなんて一言も言っていない、なのに男は自分の欲情によって勘違いしてしまったか、屈強な身体つきの肉体、そこの股には烈しく屹立した大きい肉槍を掲げているのがタオル越しに見える。

「ふえぇー…もう、お兄さんほとんど見えてしまってるの…、んぇ…もしかしてあたいの身体見ちゃったからぁ…?
 うぅー申し訳ないなぁ、だからあたいもちゃんと自分の身体見せなくちゃ」

と流れるような思考で彼女はずりおちてまとまっていたバスタオルを伸ばし、秘部の方のその辺りに平たく乗せる。そうすれば同じくぐしょ濡れになっていたタオルが秘部のラインにぴったりとくっついて、その形が外からもよく見えるようになっている。

「誰もこないのかなぁ…んー…。お兄ちゃん、何かして遊ぶ?あたいもお祭りの事なんてよく知らないけど、なんだかあっちの人たち
 楽しそうだし、この風呂にはしばらくこないんじゃないかなぁ…?」

つまりは、この自分の絶妙な身体をしばらく独り占めできるのだと、ボブの思考にそうインプットさせていくか、彼女はこういった精搾取の手口が慣れているからそういう思惑で行動している。このままボブが理性を留められずに自分の身体を弄ろうなどするならば今日の食事は決まったようなものなのだがと、男の視線が顔から逸れた隙にニヤリと口角を上げて舌舐めずりをするか

ボブ > (少女に近付きながら男の心の中にあるのは、以前、淫魔の少女と出会った時の己の心の揺れ動き方について。
今、目の前にいるハルク少女からもそれとは違うが似たような力を感じ取っていて…)

「ふふ……下の方は剃っちゃってるのかな?それとも生えない体質なのかな?」

(少女が弛んだタオルの生地を伸ばし、秘処へと押し付けていけばタオル越しに叢の色合いが見えない事をしっかりと
見た上で少女の羞恥を誘うような言葉を掛けていく男)

「遊ぶか……ハルクちゃんからしたらきっと遊ぶっていうより食べるって感じじゃないかな?
俺、ちょっとハルクちゃんと似たような感じの女の子とも何度も遊んだ事があるし、あんまり建前を振りかざなくっても
大丈夫だよ」

(男としてはヤマ勘というか、当たるかどうは半々のブラフのつもりで少女に話しかけ、
魔の者であっても目の前の男の反応は変わらないと態度で示していくか)

ハルクラム=メイプル > ボブが放った問いかけの言葉、それはもしこのハルクラムが普通の少女であればとても罪な辱めになるだろう。だが彼女に対しては少したりも罪にならない。むしろ本来淫魔である彼女にとっては男がいやらしい感情を持ったことは誉れである。

「ちゃんと剃ってますよぉ…あたい、これでも結構伸びやすいのでぇ…。え?もしかして無処理なボーボーの方が趣あったの?」

半ば冗談を口にするも、次に男から自分の云った遊ぶ、これが食べるであると正された時にはなんだか自分の素性はばれたのではないかと、やりすぎた…との思いを表しつつ、

「ふえぇ…あ、うん。ボブさんはそういう女の子とはもう経験済みなんだねぇ…
 んー、しょうがないですの、食べられたいの?ボブさんがあたいに精を捧げてくれるっていうなら、うんー、おいしく頂きたい…」

自分が魔性の者と勘付いて尚恐れずその引き締まった巨躯を見せつけているボブ。ハルクラムはそんな彼の態度は好ましいと思ったか、
淫魔としての邪悪な微笑みをもう隠さずに――そして一枚のタオルがついに彼女の女から除かれた。

ボブ > (男は少女の陰部の叢の有無に関しての問い掛けをしてみせていけば、まったく嫌悪感も浮かべずに
男の問いにきちんと答えてくれる少女の姿を……いや、性格にはタオル越しの叢が本来あるべき位置を凝視していて)

「へぇ~?伸びやすいんだ? ハルクちゃんの容姿でボーボーだったら逆にギャップがあっていいとは思うけど…」

(男はギャップ萌えもたまにはいいと言葉を掛けていくが、その後の少女の正体を探るような言葉の時は
ちょっと真面目な表情で問いかけ、やはり推測が正しかったと心の中で頷きをしていくと)

「まぁ、ハルクちゃんよりももうちょっと幼い感じの娘だったけどね…。
お腹一杯にはしてあげられないけど、前菜くらい……食欲を促進させるくらいにはお腹を満たしてあげるつもりだよ」

(男は自らの精力を正当に評価した言い訳をしてみせつつ、腰に巻いたタオルを取り払い、二人っきりの屋外…
露天風呂で生まれたままの男女が向き合うようになれば、男は少女の身体を抱き締め、少し屈み込めば
唇を奪い、少女の食事の前菜になる覚悟を行動で示していった)

ハルクラム=メイプル > 彼女は男の決意に対しては、むしろ自分のような魅力的、扇情的な少女に向かって非常に冷静な印象を受けたか、その心の底を覗くにはまだハルクラムはボブに関する情報が足りない。だがとにかく彼は快く自分のまぐわい、食事の相手を受けてくれただろうか

「前菜…いいよ、あたいは身体つきからも察せられるように精気も大食いしちゃうし、確かにきみではお腹いっぱいにはならないと思うの…、でも、量より質なんだよお兄ちゃん、うふふ、きみの味をしっかり教えてねぇっ」

頼む言葉が先か後か、ボブはハルクラムのむちむちな身体を全身で貪り始めた。そして彼との初めてのキス、深く入り込み、舌を絡め合う。それからは少し離れ、それぞれの身体全体が見渡せるようにして、

「ふひひ…前戯もあり、いきなり本番もあり…、さあどうお兄ちゃんはあたいに気持ちよくして欲しいの?
 大丈夫、あたいはお兄ちゃんよりずっと大人の強い淫魔ちゃんだから、ほぼなんでもしてあげないことはないのよぉ……?」

何でも迎え入れ…迎え撃つ構えで、彼の返答を待つか

ボブ > (少女の食事の一端になる事を了承し、男は少女の身体を抱き締め、しっかりと舌先を少女の咥内へと差し入れていけば、
少女の舌先も男の舌先を招きいれ、しっかり絡み合っていけば、少女の方から体を離していき、
お互いの身体をしっかり観賞できる位置で少女が立ち止まれば、男の視線は少女の身体を隈なく舐めるように見つめ)

「ふふっ……それじゃあ、ハルクちゃんの攻撃は後に回すとして…最初はお兄さんの攻撃から入ろうかな?」

(男はニカッと明るい笑顔を顔に浮かべながら少女に話しかけていけば、先ほどのキスの時よりも更に深く屈み込み、
少女の陰部に高さに顔の高さを合わせると、陰部に顔を埋めて、陰唇を激しく舐め始めていって)

ハルクラム=メイプル > 早速彼の攻撃を受け止めんと彼女はしかしゆったりとして、彼の云う攻撃を受け止める。

「んんー、あたいにはまず下の口から…そうですのねぇ…ふひひ、じゃあいっぱいあたいの蜜を味わおうねぇ…
 うんー、あたいのはおいしくて、すごく身体が火照っちゃうだろうから、気をつけるんだよぉ…?」

陰唇に潜り込む彼に少しをたじろくことなく、ハルクラムはボブの男を撫でつつ気が済むまで自分というものを堪能させるか

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からハルクラム=メイプルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からボブさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリュシーさんが現れました。
リュシー > (顔色が優れないから、と湯治を勧められて、断る理由はなかった。
だが、馬車に乗せられて着いた場所がここだった時には、
本気でものすごく帰りたい、と思った。
良い噂を聞いたことがないどころか、ここの風呂でどこぞの少女に、
さんざん悪戯した、なんて同好の士の話だって聞いたことがある。

しかし、己をここに連れてきた修道女は、さっそくユカタとやらに
着替えて男とともに姿を消してしまったし、なにより近場の旅さえ億劫で―――

「ここなら落ち着いて入れます、疲労回復に良いお湯なんですよ」
そんな台詞とともに従業員の女性に連れてこられた、地下の浴場。
大浴場ほど広さはないが、清潔な檜風呂で、良い香りの湯気が立ちこめている。
どこか熱っぽい身体を手早く洗い、とろりとした桃色の湯の中へ身を浸せば、
なるほど、関節という関節の凝りがほぐれていくような―――)

………うう、ん……いや、でも、なんか、ちょっと……

(身体が寛ぎすぎてしまうような、脱力感がすごいというか。
これが普通なのだろうか、それともやっぱり、と怪しむ思考さえ、
ふわふわと霧散してしまいがちに)

リュシー > (そも、真面目な考察などには向いていない頭の持ち主だが、
それにしても―――頭がぼんやりしているだけでなく、
身体のそこかしこが、ひどく熱をもって疼きはじめている。

もともと熱っぽかった、というのもあるだろうけれど、
なんだか身体の芯が――――膣奥で息衝く、雌の器官が、ずきずきと。
そしてもう一か所、というか二か所。
無意識のうち、その双方へ震える手指を伸ばしてしまう。)

ん、………ふ、ぁん……ん、……やっ、ぱり、なんだか……、

(くちゅん、指先を忍ばせた秘部は既に蕩けていて、
湯とは違う液体が、蠢く指先に淡く纏いつくのがわかる。
もう一方の手が掴み寄せたのは、片方の乳房。
張り詰めたような感覚、そして何より、敏感すぎる反応を示す先端。
己の手には掴みきれない膨らみへ五指を食いこませ、掌で
硬くなった先端を捏ねまわせば―――それだけで、秘部はますます熱く潤んで)

ん、く……ッふ、…ぁん、…あ、は……、

(少しの刺激でも痛いほど感じてしまうのに、痛みすら気持ち良い。
切なげに眉根を寄せて目を瞑り、くちゅくちゅと膣襞を擽りながら、
明らかに数日前よりも張っている乳房を、ぎこちなく玩び)

リュシー > (ほどなくして、一度。それから立て続けに、もう一度。
三度めの絶頂を迎えようとしたところで、胸をいじっていた掌に、
なにか、とろみのある液体の感触が広がった。)

―――――え、……

(掌を胸から離してみたら、―――白い。
まどろみにも似た浮遊感に侵されていた頭が、一気に現実へ引き戻される。)

うそ、……なん、で……そんな、まさか、―――――

(まさか、こんなことまで。
どうしよう、こんなことでは本当に、戻れなくなってしまう。

本当に「戻れなくなったとき」のことまで考えていなかったけれど、
そろそろ、考えずにはいられなくなってきた。
ふらつく足を叱咤して風呂から上がり、濡れた裸身へユカタを羽織る。
己には珍しいほどの深刻な面持ちで、宛がわれた部屋へと向かい―――――。)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリュシーさんが去りました。