2017/07/10 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にピアさんが現れました。
ピア > 家なし少女の今夜の宿はこの旅籠だった。
毎回着慣れない浴衣を借りているが、湯浴みを済ませた肌には優しく、特に眠る時の締めつけがないのはお気に入りらしい。
まだほんのりと水気を含んだ髪のまま、部屋へ戻ろうかと思った先に。
宿泊客の数人が寛ぐ広間で足が止まる。

「王城で…祝宴? ―――お城はまだ見たことないなぁ。」

広間に掲げられたお触れに独白。
あちこちで行われる祝宴の最たるものが王城でのそれなのだろう。
普段敷居が高いどころか、入城する理由も資格も見当たらない少女には胸が躍るお知らせだ。
どんな身分の者も宴に興じて良いと書いてある。
人間になれなかった人形でも恐らく、許されるのだろう。

(素敵。1回行ってみたい…けど、ドレスとか新調しなくちゃいけないか。)

色々面倒はありそうだけれど、少女の好奇心は行かないという選択肢を与えない。
そこでしばらく思案していたもので、湯上りの身体が冷えたか、くしゅっと小さくくしゃみをした。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にピングさんが現れました。
ピング > 取引のある業者に誘われて一泊の贅沢をすることになった今宵。
酒を飲み、気分良くなったところでお開きとなりちょいと早い時間ではあるが部屋に戻ろうという所。

酔った所為か何なのか、ふと思い立ったように業者から頂いたジョークグッズの一つを手に取って。
広間から出たすぐ脇の、休憩用のベンチの前で何やらごそごそと動いていた。
壁に相対するようにして、廊下を歩く人には背しか見えぬその位置で。

「…くぅ………っぬぅ……っ…!」

ベンチに膝をつき、軽く俯きながら股間に手を添え、ごそごそと。
碌でもない事をしているに違い無いが、傍から見れば苦しんでいる様に見えなくもない、かもしれない。

ピア > 祝宴に行くための準備は後々考えるとして、今夜はもう寝よう。
人形の自分が風邪をひくかは知らないけれど。とようやく視線を祝宴の知らせから外したところ。
少女の眉根が寄せられ、何やらベンチで苦しんでいる(仮)男性の姿が見える。
周囲を見回してみても彼を気にする人はなく、ならば自分しかおるまい。
ぺたぺたスリッパの音をさせ、やや速足でベンチに近づき、
その肩に手を置こうと腕を伸ばし、彼の頭上から降り注ぐ若い少女の声。

「大丈夫ですか?どうかされました?」

ピング > 苦しんでいると言えば苦しんでいる。
何が、かというと。

「ぐぅ…っ…く……!入ら…ん……!ぬぅ…ふぅっ…!!」

声だけは苦し気に、しかしてその行為はと言えば。
乱れた浴衣の裾から股間を曝け出し、そこに玩具―――ペニスリングと呼ばれるものをどうにか嵌め込もうと四苦八苦していたところ。
半端とは言え勃起しているが故か、柔らかく弾力のあるリングとて中々その輪を潜り切れていない模様。
そんな折に、声をかけられた。

「…おお、嬢ちゃん…!助けてくれぃ…!入りそうで入らないんだよぉ…!」

完全なら酔っ払いと言うかなんと言うか。
見られても恥ずかしそうではなく――いやきっと素面でも恥ずかしがらないのだろうが――お優しくも声をかけてくれた初対面の少女に無体な助けを求めた。
見ればゴム質のリングが、亀頭の半ばほどに引っかかっている状態。

ピア > 意外と返ってきた声は元気であった。
それどころか、彼の分身は相当に元気そうである。

「ええ"…ッ!?!?」

ドン引きな声を隠さない。ついでに表情も隠さない。
しかしそんな自分を自覚して、頭を左右に振った。
そう、彼にはこうせねばならない大きな理由があるかも。

「な…何でそんなの入れたいんですか!?というか、何ですかこれ。
 せッ、せせせ性器のご病気の治療か何かですか!?」

動揺が先走って口が縺れる。
初めて見るペニスリングに目を白黒させるが、凝視してしまうのがヒトのサガ。
屈んで、その様子を見守るがどう助けて良いのか分からない。
見ず知らずの男性の性器にいきなり触れられるほど、場数を踏んでいないのだった。

ピング > 理由なんて特にない。強いて言うならば酔いのテンションか。
まったくこれっぽっちも、今この時点で着けようとする理由何ぞありはしないのだから。
けれども、何故か今は必死の想いなのだ。

始めたからには、何もせずには終われない。

意気込みが激しく間違っているが、それはさて置き。

「だってよぉ、こんなもん貰って、ちんぽがでかくなるって言われたら…!
 これを着ければオイラぁ……!」

いい歳したおっさんが泣きそうな声で。
まるで勃ちが悪いが故の治療だとでも言わんばかりだが当然そんな理由は無く。
縋る様に相手の浴衣を掴み、ぐいぐいと引っ張る。裾が乱れてしまうかもしれないが、そんな気遣いは今は無く。

「頼む嬢ちゃん、オイラの代わりに着けてくれぃ…!力が入らねぇんだ……!」

勃起しているかいないか、微妙な膨らみなれども、存在感はたっぷりなペニス。
その先端にはカリ首にすら至らぬ位置でリングが突っ張り、相手を揺さぶる度に体が揺れてぶらりぶらりと前後に揺れ。
頼むよぉ、頼むよぉ、と情に訴えかける情けない声が木霊していた。

ピア > 「……十分大きいですよぉ…!」

決して慰めではなく、事実。
直視するに堪えない股間の揺れっぷりに頭がクラクラしてくる。
浴衣を引っ張られて乱れた胸元から白い谷間が覗くが、構っていられなかった。
湯上りでもう寝るばかりだと思っていたのでブラはつけておらず、
乱れても見えるのは素肌ばかりで布の類いは下半身のショーツ以外ない。

今にも気づかぬふりして逃げてしまいたいのは山々だったが、お人好しの気がある少女は覚悟を決めるように深呼吸した。

「少し試してみるだけですよ?入らなかったら別の方にお願いしてみましょう。
 …もっと力があって、無理矢理入れられるような筋力の方に。」

中年男性の男根にムキムキな男性がリングを無理矢理嵌める。
そんな地獄絵図を予感させながら、少女は恐る恐る指を伸ばす。
先端の先端にしか至っていないリングを両手の人差し指と親指で摘み、ぐっと力を入れて下ろそうと試みる。
指先と爪の先が亀頭の表面を少し圧迫し、擦ることになるかもしれない。
そもそもどう見ても腕力で劣る少女が力を入れたくらいで、すんなり下りてくれるとは思えないのだが。

ピング > 「違う…!男はもっと上を目指さにゃぁ…おぉ、おぉぉ…♡」

酔っ払い特有の理屈が通じないパターン。
熱弁をふるっていたけれど、浴衣の隙間から覗く瑞々しい肢体に鼻の下が伸びて声が弾む。
果たして懇願が効いたのか、相手の了承を聞けばありがとう、ありがとう、と拝むように手を合わせ。
他の人の助力云々は聞かぬ事にした。酔っていてもぞっとしない内容だったので。

「お、お…おぉぅ…♡もうちょっと、もうちょっとだぁ…!頑張れ、頑張れぇ…!」

こんなにも気合の入らぬ応援が果たしてあるだろうか。
広がるリングが亀頭を締め付け、その刺激に加えて乙女の細指が僅かとは言え触れるのだから堪らない。
実際に此方の力が入っていなかったのは事実なのか、一応は相手の力でも僅かに輪は広がりを見せ。
けれどもまだ、通過には足りないし、ぐぐ、と刺激にペニスが膨らみ始めているという事実。

―――涎を垂らして滑りを良くしてくれぃ、等と。厚顔にも改善策というか、注文を付ける始末で。

ピア > 「んッ………何だか…抵抗がっ…!」

食い込みが少し深まったことに不本意ながら明るい表情を見せたのも束の間、
勃起すると当然その質量は増えるわけで、強引に通してしまおうとする
少女の頼りない指先を嘲笑うかのように肉が抵抗してくる。
こんなことで労力を使い、湯上りの首筋に汗が滲んだ。

酒の匂いはするが、同じく湯上りなのではと思っている相手の股間に唾液を垂らすのは
気が引けるが、たしかにこういう場合何かで滑りを良くする必要があるとも思う。
今やきちんとこれを根元に嵌めるまで何とかせねばと使命感を帯びた少女はぴしゃりと言っておく。

「…あのー…勃起しないように気をつけてくださいね。」

肉棒にかからないように耳に髪をかけ、中途半端に反応している反りに合わせ、亀頭の真上に顔がくるよう調整し。
口元を引き結んで唾液を溜めるそぶり。
そして、薄く開いた唇の隙間から透明な唾液をとろ…と垂らす。
少女の口内で温まった唾液が鈴口を覆うようにして滴ると、亀頭の円みに沿ってゆっくりと下りていく。

「………。」

(難しい…。)

あまり顔を近づけるわけにもいかず少し距離もあるせいで、狙った所に唾液を落とす難しさに表情曇らせた。
仕方なく、亀頭の先だけを濡らした唾液を指先で掬い、リングとの隙間に塗り込むよう、
人差し指でリングと亀頭の境目をぐりぐりと強めに撫でる。
ぬるりとした唾液を塗り込むように、どうしようもないことを真面目な顔で行う。

ピング > 頑張ってくれている。
非常に頑張ってくれている。
その光景は非常に感動を催すもので、同時に非常に興奮を促すものだった。
ちょっとだけ酔いが醒めてきたものだから、お人よしにも程がある相手の応対が心嬉しくもあり。
据え膳極まる光景に、興奮もいや増していくのだから。

勃起するなと言われても、コントロールが効く訳もなく。
狙いをつけて唾液が滴り落ち―――びっくんっ、とペニスが脈打ってそれを避けた。

「………んむ」

ちょっと間が出来た。次こそは、と更に滴り落ちる唾液が今度こそヒットすると、それだけの刺激でひくりと蠢いて。
ぐぐぐ、と相手の視線を受ける中、更にペニスの質量と角度が増していく。

「お、ぉ…♡もうちょっと、もうちょっと…♡竿の方もほりゃ、早めにぬめりを…」

実に気持ちの良さそうな声を零し、唾液のみならず先端からは先走りの汁が溢れ。
みちぃ、とゴムリングを千切れんばかりに押し広げ、その刺激が指の摩擦と相まって痛気持ちいい。
はへぇ、とだらしのない息を零すと共に、視線に力を込めて悪戯に魔力の指で相手のお胸をさすりと擦り。
しゅりしゅりと段々と先っぽに移動し、突起をコリコリと刺激し始めた。

ピア > 「大きくしちゃだめって言ったじゃないですかぁ…!」

元が大きいせいか、見て分かるほどリングを押し広げていることに叱咤。
いつの間にか指先には先走りが混じり、良い気分ではなかったが滑りを助けてくれるのは確か。
リングが食い込む肉の僅かな隙間に一緒に塗り込めて、少しずつでも通そうと
時折やや強引に指先が上から下へリングを押す。
そうしていると唐突に乳房に違和感を感じ、力を込めていた指先がピクっと震えた。

「んっ…? ふっ…♡ ンンッ…!何か…してますっ!?
 真面目にやってる、のにぃっ…! ぁ、んっ♡ ッあ……♡」

張った乳房の表面がざわつくような性感に声が跳ねる。
浴衣の内側でおとなしくしていた乳首が、次第に尖り始めて硬さを帯びてきた。
胸元が更に乱れ、膨らんだ下乳の丸みがほとんど見えるほどにだらしなくなっている。
そして浴衣ごと、ツンと小さめの乳首が上を向く形が分かるように押し上がる。

「やァ、ッ、めて、くださいっ…まともに…協力出来ませんってばぁ…!」

唾液をもう少し落としたいが、敏感な身体を刺激されると冷静に出来ない。
せめてもと、指先で鈴口を凹ませるようにぐりぐりし、そこに絡んだ先走りを
亀頭の括れより下、血管の浮き出る凸凹へと塗って滑りを広げ。

ピング > 「すまん、そりゃあ無理だ…!
 こんな可愛い子に手コキされてると思うとなぁ…はぁ、真面目にしてくれてるのにスマン。
 あぁでも気持ちよぉてなぁ…お、ほっぉ…♡」

素直に言えば良いという物でもないが。それでも気持ちいい事は確かなのでその辺は確りと伝えておく。
舐めまわすような視線は浴衣の隙間から零れそうな乳房へと落ち、這う様に纏わりつく不可視の指が乳房をたっぷりと揉み込み始め。
当然の様に相手に疑問と、制止の声がかかるが知らぬ素振り。

「ん、へぇ…♡何の事か判らんぞぉ。
 どこがどうしたってぇんだい?ちゃんと言ってくれんと…おっ…♡そこ、そこは…!」

この状況で惚けた所で無駄なのだろうが。それでもあくまで、知らぬ振り。
乳首を伸ばす様に扱き上げ、更には見える位置で下肢にまでその不可視の指が伸び。
鈴口を穿られる刺激に併せ、にるん♡と膣を浅く穿る様な刺激が相手を襲う。

扱かれる刺激に併せ、びゅぷっ、と射精にも似た勢いで透明な汁が噴出し。
手のみならず相手の顔か、はたまた胸元をねっとりとした汁が汚し始めていた。
相手の努力が功を奏してか、ぬめりを帯びた輪はもう少しで括れを突破しそうな程に広がっており。
同時に、もう完全に勃起したペニスは反り返り、その異様な全貌と興奮の度合いを目と鼻の先で知らしめていた。