2017/06/18 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にフェロ―さんが現れました。
フェロ― > ふん、ふふふん、とお気楽に鼻歌を歌いながら、誰も居ない露天風呂へと足を踏み入れる。
小さなタオルを胸元から前に垂らし、隠す素振りはまるで女性の仕草。

だが男だ。

湯気がくゆり、気温もだいぶ高くなってきたことも相まって、
その熱気を受けているだけでじっとりと汗が肌へと浮かんでしまい。
すん、と自分の二の腕辺りに鼻先を寄せ、体臭を確かめる仕草を取ると先ずは洗い場へと方向転換。

フェロ― > かけ流しの湯が溜まる槽の隣へと屈みこむと、手桶で湯を掬って、軽く首から湯を被り。
ややとろみを帯びた湯の感触に鼻を鳴らすと、ぺたりと用意されていた椅子に座り込んでタオルに石鹸を塗り込んだ。

「…ん。んー……少し汗臭かったなぁ。反省、反省。
 ふぅ……相変わらず、お肉はつかないけどー……筋肉もつきそうにないなぁ。」

男らしくありたい、と思えるほどに常識が残っている訳もないが。
時に変な違和感を感じる事がある。腰の括れや胸元を泡だらけの手で撫でると、ぬるりとそのまま股間へと。
そそ、と内股気味に足を広げると、ちゅこ、ちゅこ、と薄い茂みの下から生えているまだ小ぶりなペニスを洗い始めた。
ほんの少しだけ俯き、もじもじ、としながら手のひらの中でゆっくりと前後に扱き。

「…んぅ…♡………勃っちゃ駄目、勃っちゃ駄目……ん……っ…♡」

敏感なそこを洗うのは、毎回どうしたって難儀しているというお話。

フェロ― > ちゅこ、ちゅこ、と小ぶりなペニスを扱く音が暫く響く。
やがてそこに嬌声染みた音が混ざり始め。扱いているのだろう音も大きくなり。

自慰に耽る様な姿勢になったころにはもう周りも目に入らない。
だらしのない顔を浮かべているのを、果たして見られてしまうのかどうか――――

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフェロ―さんが去りました。