2017/04/09 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 拝啓、猫はお風呂が嫌いである。

とはいうものの、ミレーなのだからきちんと汚れを落とさなければやはり臭うものは臭うのである。
渋々やってきた九頭竜の温泉宿。
露天風呂になる浴室へと赴くとまだだれもいないことを確認する。
適当にぱぱっと衣服を脱衣かごに脱いでタオル一枚でそっと音を立てずに浴室へと入っていく。

洗い場でかけ湯をしてから、いざ温泉へ。
猫の本能で、前足からちょちょちょっと湯につけてぶるぶるっと身体を震わせる。
ちょっと熱かったらしい。でも入る。
そっと今度は足から入れてちょっとずつ身体を沈めていく。
じわじわと湯の温かさに体が慣れていく感じ。

「うああ”~~~~~」

ちょっとオヤジ臭い声を上げてみたりする。

チェシャ=ベルベット > (温泉、気持ちいいけど濡れなきゃもっといいのに……)

無茶なことを心のなかで思いながらたっぷりの湯量を味わう。
こうして広い温泉を独り占めするのは悪くない。
我が物顔で居座れるのは猫的に居心地がいいのだ。

(あー旦那様にシャンプーしてもらいたい……)

主の大きな手のひらでシャンプーをしてもらうのはそれはそれで好きである。
ていうかそれ以外はあまり好きではない。
うとうとと湯の温度に慣れていくに連れ、まぶたが落ちてきた。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリンさんが現れました。
リン > 最近は比較的まじめに勤労している気がする。
そんなわけで自分へのご褒美として温泉に浸かりにやってきた。
髪は後ろにまとめてタオル一枚、手にした桶にはアヒルのおもちゃまで入っている。

「こっちの湯はどんな湯かなぁ~」

鼻歌交じりに入浴スペースのひとつに足を踏み入れて、
とりあえず身体でも洗おうかと思ったところで見覚えのある夜色の猫耳を目にしてしまう。

「どわー!」

びっくりして桶を落としてあひるちゃんが床を滑った。

チェシャ=ベルベット > かぽーん。落とした桶が甲高い音を立てる。
あひるちゃんも床を滑った拍子にぴよっとか音が出ちゃった。
その音を猫の耳が捕らえられないはずもなかった。

「何奴!!!」

ざばっと湯から上半身を出すと、音のした方向へ振り向く。
もちろん猫の耳と尻尾を魔法で隠すことも忘れない。
が、振り向いた先にいたのは見知った相手だったわけで。

「なぁんだ~~ちんくしゃかぁ~~~。
 驚かせないでくれる~~~?」

そうとわかるとのろのろとまた湯の中に沈み込んだ。
猫の耳と尻尾が再びにょろんと生えてきた。

リン > 「誰がちんくしゃだよこの駄猫!」

ぼくのどこがちんくしゃだって証拠だよ。
大して驚いてない様子の相手に言い返してあひるちゃんを拾い直す。
洗い場で軽く洗ってから、自分も同様にして浴槽に浸かる。
彼とは少しばかり距離を保ってあひるちゃんを浮かべた。

「随分とリラックスしてるじゃん。
 風呂好き? 猫なのに」

にょろんと出てきた猫の耳に遠慮なく視線を向けて。

チェシャ=ベルベット > 「ちんこのサイズもちんくしゃなら背丈もあんあん言ったらちんくしゃになるところが」

相手の物言いにも怖気づくこと無く言い返す。
取られた距離などどこ吹く風、
浮かべられたあひるちゃんを前足(手)で突きながら追いかけ回す。猫である。

「なんだよ、猫が風呂使っちゃ悪い?
 僕はきれい好きの猫なんだよ」

風呂が嫌いとは一言も口には出さず、自分はきれい好きですよアピール。
まぁ渋々やってきたのだがここの温泉は気持ちが良いのだから仕方ない。

「そっちは心の洗濯にでも来たの?まぁお前は洗っても清い心にはなれそうにないけど」

くすくすと口元を覆って笑い。

リン > 「せめてもうちょっと愛嬌のある言い回しにしてくれません?」

あんまりな言いように顔をしかめる。
あひるにじゃれつく猫少年の姿を見て、この口の悪さがなかったらなぁと少し思った。

「行楽に来て何が悪い! 性根の話なら人のこと言えないだろ!
 このやろう、濡れろ濡れろ」

チェシャの頭めがけて手でお湯を飛ばす。

チェシャ=ベルベット > 「やーだよ、ちんくしゃはちんくしゃだからちんくしゃなんだし。
 じゃあミジンコとゾウリムシどっちがいい?って言われて選べるの?」

3回もちんくしゃと連呼してみる。
ついでに悪口のような呼称を進呈しようとまでする。
この猫根っから意地悪なたちである。

「僕のほうがお前よりずっとマシな性根してるし!
 わーやめろよばか!風呂場で騒ぐとかマジ最低だな!」

ばしゃばしゃと手でかけられたお湯が顔面にヒットしてぷるぷるっと顔を振る。
お返しとばかりに手近な桶を手に取るとざばっとお湯を汲み取って相手にぶちまけようとする。

リン > 「極端すぎるだろ!
 なんでちんくしゃの次がミジンコとゾウリムシになるんだ!?」

丹精な顔から放たれる辛辣な言いように若干涙目になる。
お湯はまともに浴びて濡れ鼠になり、前髪が垂れて無様に顔に張り付いて
ぽたぽたと雫が落ちた。

「あにすんだー!」

ガァァと吠えて湯をかき分けチェシャに掴みかかろうと迫る。
まるっきり子供の喧嘩である。

チェシャ=ベルベット > 「僕が今決めたから!でもミジンコもゾウリムシもお前にぴったりだと思ったんだけどなぁ……」

おっかしいなぁ、などと呟きながらにやにやとチェシャ猫の笑い。
相手にお湯がもろに引っかかったとしればわーいなどと両手を上げて喜びよう。
だがあいてが掴みかかってくれば、こちらも対峙して受けてたつ所存。

「はは、威勢だけはいっちょ前だな。だけど僕に喧嘩で叶うとか思わないでよね」

が、大口を叩いたはいいがあっさりと掴みかかられた。
湯の中で二人がもみくちゃになりながら相手をぽかぽかやったりやられたり。
どったんばったんの大騒ぎである。
他の客がいないのが幸いである。いたらただじゃすまない。

リン > 「ぼくがミジンコなら、お前なんか、えーとえーと」

特に思いつかなかった。

お互い湯の中にいるわけだから動きは鈍い。
はぁひぃと息を切らせ髪を乱れさせてぽかぽかとぬるく叩き合っていると
だんだん何をやっているんだ自分たちはと冷静になってきてしまう。
しかしやめ時が見つからない。
肌を押し付けあっているうちになんだか妙な気分になってきた。

「こうしてやる……!」

密着状態のまま湯面の下に手を潜らせて、相手の両脚の間、睾丸を握り込もうとする。
急所攻撃だ。

チェシャ=ベルベット > 「ひにゃん!?」

突如掴まれた睾丸にびくっと身体を跳ねさせる。
だが急所を抑え込まれてはろくに身動きもできず
ぽかぽかと叩こうとしていた手はへなへなと力が抜けてしまった。

「にゃにするんだよっ……変態……!この、ミジンコどちびが……っ!」

だが一矢報いようと相手を掴み返すとそのままガブッとあいての肩口に噛み付いた。
だが力が抜けてしまったそれでは歯型がつく程度のやわい甘噛でしかない。
かぷかぷと噛み付いたり軽く引っ掻いたりと相手の手から逃れようともがく。

リン > 急所狙いは予想以上にてきめんな効果を見せた。
威勢を失って弱々しい抵抗になる様子がいじらしく見えて、
湯の熱と興奮で自分の股間のものがむくむくと立ち上がる。
ひっかきも噛みつきも愛撫のようにしか働かない。

「そっちこそやらしい噛み方しやがって……
 まだミジンコどちびじゃないし……」

抱くような体勢のまま、湯の中で陰嚢をふにふにと手で弄び終えると、
まだ勃っていない肉茎の皮を指でくりくりと弄り、先端を転がし始める。

チェシャ=ベルベット > 「ミジンコどちびは、いつだってミジンコだろっ!
 ……やめ、やめろよばかっ……こんな所で……」

相手の手の中で自分の性器がいじくり回される。
思わず湯の中で相手に抱きつく形でもがき続ける。
だが一向に相手が離してくれないとわかると、諦め半分対抗心半分で
相手の性器に手を伸ばし同じようにいじり始める。

「なら、どっちが先にイかせられるかで決着つけてやるっ……
 先にイったほうが変態だからな……っ!」

もはや何の喧嘩だか勝負だかわからないまま相手の性器をグニグニと揉みしだき、余った皮を引っ張って先端を露出させる。
くにくにと親指で先端をひっかくように扱いてやろうと。

リン > 「う、うるさい、お前が悪いんだからな~」

熱気と興奮でさっきから子供のようなことしか言えなくなっている。
もっとも相手も似たような感じらしい。

「あっ、ううっ」

相手の反撃を受けて、湯の中に先走りが滲み出す。
どこかでアクリスが淡く輝いてリンの背丈が一回りほど縮んでしまう。

「このっ、イっちゃえよっ。
 お湯の中に白いの出しちゃえよーっ」

もたらされる刺激にやや精細を欠きながらも、相手の脚に脚を絡め
負けじと手全体で相手の亀頭を包み込んで、掌をぐにぐにと鈴口にこすりつけて愛撫する。

チェシャ=ベルベット > 「ぜ、ったい、やだね!っふ、……お前のほうが先にイっちゃえよ!」

くふんと、鼻にかかる甘い声で喘ぐものの歯を食いしばって快感に耐える。
相手の技量よりはこちらのほうが上だと踏んでさらに責めをきつくするように
両手を使って相手の性器と睾丸を揉みしだき、扱き上げてやる。

「は、っもう縮んでんじゃないか豆粒ゾウリムシっ!
 そういえばお前って言葉責めにも弱かったよなぁ?淫乱どMのリンくん……?」

ふぅっと甘い吐息を相手の耳元に吹きかけて鼓膜から罵る言葉を注ぎ込む。
脚に脚を絡められるとぐいぐいと自分から腰を押し付けていつしか互いの性器同士を擦り合わせるように腰を突き動かす。

「あは、イくのはそっちなんだからなっ。ん、んんぅっ……でもこれ、きもちいっ……!」

ひくひくと猫耳を震わせ涙目で堪えながら懸命に相手を絶頂へ押しやろうと手管を尽くす。

リン > 「う、ふぅぅぅ……」

吐息とともに罵りを吹き込まれて、ふるふると屈辱と快感に震えながらさらに縮小を加速させてしまう。
大人と子供のような体格差になりながら、必死に胸元にすがりついて相手の性器に手を伸ばし続ける。
太腿同士を擦れ合わせ、舌で相手の胸に吸い付き、舌を這わせる。
全身と一緒に小さくなった自分の性器と相手の性器との押し合いは、自然にこちらの受ける刺激のほうが強くなる。

「あー、だめぇ、出ちゃ、出ちゃうっ……」

半泣きになり、下半身をくっつけたまま
小さくなりながら白く濁った液体を漏らしてしまう。

チェシャ=ベルベット > 「ほら、もっと頑張れよ淫乱どMっ……!
 ちんこまで縮んじゃったら僕をイかせられないだろう?」

みるみるうちに子供のように縮んでしまうリンに余裕の表情を見せ始める。
胸に吸い付く舌ですら今は小さく、小動物のじゃれ合いのようなむず痒さしかない。
今ではすっかり片手で収まってしまう程になったリンの性器をぴんと指で弾いて刺激してやる。

「ほら、イっちゃいなおちびちゃん……っ!」

罵りとともにつまめそうなぐらいの小ささの性器を指で摘んでこね回すようにして精液を押し出してやる。
結局勝ったのはチェシャだった。
ふん、と勝ち誇った笑みでリンを見下ろし

「これで変態はお前って決まりだからな……!
 はぁ、これにこりたら僕に手を出そうなんて思わないことっ、いいな……?」

仁王立ちでドヤ顔を決める。白濁が湯に溶け消えるとさっさと浴槽を上がり
ついでに縮んだリンの首根っこを掴んで引き上げてやった。