2017/03/30 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にヤヅチさんが現れました。
ヤヅチ > (鬼にとっては馴染み深い木造建築 酒と湯殿 寝る場所があれば何も文句もない。
大柄な体を包めるほどの浴衣一枚。金髪の髪色で浮いているはずもしっくりと鬼に纏われた和風姿。
下着すらつけずにノシノシと進んでは、脱衣場で脱ぎ放られていく布。
肩にお決まりの手ぬぐいを一枚ひっさげさえすれば、あとは湯に浸かるだけと言わんばかり。
筋肉質な豊満と、それから外れた下半身の肉棒を隠そうともせずにかけ湯をすれば、後はザパンと―――。)

「ふぃぃ~……染みるなぁ。やっぱ肌に馴染むよ。」

(国を思い出すような家屋と温泉、酒も強かに呑んでるせいか気分もいい。
淵縁で背中を預け、両の腕を放り出す。
背中の刺青は金髪で見え隠れしながらも、首を左右へ回せばゴキ、ゴキと。)

ヤヅチ > (見るものが見れば遠ざけるだろう姿。
顔に走る剣傷 体に幾つも刻まれた傷痕 背中の八首龍の刺青。

人が見れば筋者か、はたまた鬼か。

どっちにしろ大柄な体躯と合わさり、女と言えるかわからない姿。
大きな体を隠そうともせずに浸からせ、八つに分かれる先の髪を構わず湯の中で揺らめかせる。
前髪を掻きあげながらに、その蛇のような瞳を天井へ向け、
頬が薄く染まるのは湯の熱か、気の良くなる酒精のせいか。)

「あー……酒でも持ってくるんだったねぇ……。」

(持ち込みはいいのか悪いのかを考えるまでもなく、
鬼は鬼らしくも一本携えてくるのだったと、湯の中の酒を想う。)

ヤヅチ > (湯で肌が色づく頃
酒と湯で体が火照ってくる。 熱い 熱い 熱い。
鬼の思考はこの熱が冷めるには、暴れるか、はたまた女を抱くか。
そうしないと収まらないと錯覚しそうなほど。
下半身のそれが勃起しながら、湯を堪能し終えたことを実感すると、
ザバリと上がっては髪を張り付く背中からばさりと手で払い。)

「少し娼館二でも繰り出すかねぇ……このままじゃ寝られやしないよ」

(舌なめずりをしながら、獰猛な笑みをするのなら、紐上がらぬ時間といえど、既に空は白むまでそう遠くはない。
それでもかまわず、女を物色しに出かけるだろうか。)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からヤヅチさんが去りました。