2017/03/26 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアルマーレさんが現れました。
アルマーレ > 人気ない旅籠の廊下を歩む影が一つ。
その影は大きな欠伸を噛み殺しながら、不精な髭を撫ぜつつ闊歩する。
上半身は何も身につけず身体中についた紅い情交の痕も気にせずに髪を乱雑に掻いて

「ーーーーくァ………たくっ……アイツら好き勝手やりやがって……」

ボヤく声音は何処か愉しげ。女を囲い、三日三晩の乱痴気騒ぎ。
途中から酒と快楽に酔って記憶がないが、良い退屈凌ぎになったと笑って

「ってなァわけで………一仕事終えた男は一杯ってね」

口の端を釣り上げて、身を清めてから熱い湯に肩まで浸かろう。
盆に乗せた升から辛口の異国の酒を傾けて、北方の朱と金の装飾が施された豪奢な露天風呂に身を委ねながら、霧霞む遠くの山脈を鼻歌交じりに眺めていよう

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアルマーレさんが去りました。