2023/07/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシアンさんが現れました。
■シアン > 冒険者ギルド。前。
冒険者ギルドに併設された飯処は昼時もあって満員御礼。
相席も埋まって席の空きがない。
請負窓口に用事がある。依頼達成の報告と依頼金の受領だ。
請負窓口も昼時のため受付停止しているので先に飯を済まそうと思ったらこの有様。
茹だるような暑さの中を行ったり来たりするのも面倒で……
「んぁー」
バーガー頼んでテイクアウトし近場の木陰のベンチで齧り付く事になった。
分厚いパテは噛めば肉汁が溢れ出し瑞々しいトマトやレタスとこれまたよく合う。
果汁を絞った炭酸水と一緒に頂いている、
「帰ったら風呂だな」
汗が止まらない。
汗臭く、は、ないと思うが、べたべたして気持ち悪い。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエイリさんが現れました。
■エイリ > 「――ちょっとそこ、デカい図体でふんぞり返ってベンチ独占してないで、どっちかに寄って欲しいんだけど」
彼の斜め前方からかけられる、少しばかり険のある声。
片手にバーガー、片手に炭酸水という同じメニューを手にした女が、相貌を細めて男を睨めつけていた。
怪訝そうな顔を浮かべられたなら、周囲を見渡せとばかりに細い顎を動かす。
日陰に置かれたベンチは満員御礼であり、1人で優雅に独占しているのは彼ぐらいだったという事態。
「これ食べ終わるまででいいから、妾に座る場所を譲ってくれない? って言ってるの」
服装はいつものクノイチ衣装である……が、それが野暮ったいチュニックに見えるか、肌も露わな奇妙な衣装に見えるかは、彼の勘の鋭さ次第といったところ。
いくらニンジツ使いでも外気の暑さに抵抗する術はなく、汗の雫が白い首を伝っていた。
■シアン > 「……お? ……おおう。ハハ、悪ィ」
デカい図体でふんぞり返って? こんの暑ぃ中で暑苦しい見目晒してる奴は何処の誰だ?
と、思ったら、自分だったらしい。掛けられてきた声に目を向けてみれば、女が一人。
満員御礼の飯処で席を確保できなかったらしい境遇と、周り見ろとの仕草に視線を遣れば、
成程やたら筋肉質で上背もそこそこある男がどっかり大股開いて汗を流しながら飯をかっ食らうとこには近づきたくなかったか周りのベンチは凡そ埋まっているのを認めると、申し訳なさそうにも眉根は寄るし目尻も下がる。手をゆらり緩りと持ち上げては謝意を示しながら尻をズラして端っこへと寄っていく。
「食べ終わるまでと言わずごゆっくり。あ、大丈夫だよな俺。汗臭くねぇ? 何なら退くけど」
周りへと視線を巡らしたあとに再び彼女へ視線を戻し。
野暮ったいチュニック、に、周りには見えている体躯へ瞳が寄る。
ぅん? と、少し訝しげに目を細めたが……
それよりも、匂いはしない筈だが万一もある、
汗を滴らせる顔面をぱたぱたと手で煽りながら首を傾げて。
■エイリ > どうやら自分のことを言われているのだと、暫し気づかなかった様子の彼。
ひとしきり周囲を見渡した後の彼に、貴方のことよと靴の先で足を小突いてやる。
ベンチの上で尻をずらしてスペースを作ってもらうと、紅い唇でニッコリと艶やかに笑って、彼の隣に腰掛けた。
「ありがと。貴方、ちょっと強面だから、そうやってふんぞり返ってたら誰も声かけられないわよ」
可笑しそうにカラカラと喉を鳴らして笑っているので、冗談でからかっているのだと伝わるだろうか。
隠匿の術といっても、見破られても構わないという強度でしか施していない。
バーガーに一口齧り付いてから、臭いのことに言及されると。
「んー、妾は男の汗臭さって嫌いじゃないから、気にならないけど。
貴方はそういうの気にするんだ、もしかして意外と紳士?」
子供ひとり分ぐらいの隙間が合ったベンチの距離を詰めると、彼のほうに顔を近づけて、高く筋の通った鼻を鳴らす。
確かに汗の臭いではあるが、健康的な男の汗臭さともいえる。
距離を詰めてしまったせいで、不意に揺れた胸が彼の腕に当たり、明らかに布の感触と異なるきめ細かな肌の感触を与えて。
■シアン > 鉄でも仕込んでいるのか?
そう疑われるかもしれない。
蹴り足の靴先に当たった感触はそれほど固い。
痛ぇ! 何て大袈裟に悲鳴を上げるが、
痛くもなさそうに可笑しそうに笑って。
「強面じゃないやい。……無理があったわ、うん。
恐ぇのは面だけで喋れば気さくなお兄さんなんだがなぁ」
体躯といい、身体つきといい、顔付きといい。目元を彩る隈取りに似た化粧が一層醸す、強面感。
頬にぺたりと手を当ててみれば言われた事に気にしたような素振り、はするが、
軽やかな口調と笑い声に冗談だときちんと解っているのでつられて笑いは頻り漏れ。
「やっぱちょっとするか! ごめんな!
いや。そう言ってくれるのぁ有り難ぇがね。気にはなるぜ、紳士っつーか。最低限の嗜みだろ」
どう? と、鼻に届く評価を聞いてみれば、個人的な感想は宜しかったが汗の匂いはするらしい。
バーガーの包み紙をくしゃりと握り潰しつつ片手どころか両手を胸の前に合わせて謝罪。
ぐにゅ、というか、ぷにゅ、というか、
その腕に当たる感触にやはり見た目通りの服装では無いようでようく目を凝らせば、
張り出る胸に肉もたっぷり載るのを見せ付けるような格好が透けて見えた。
「特に、良い女の前では気にしぃだね、男は格好付けたがるもんさ。
今だって飛び上がって喜びそうになるの堪えてるぜ」
これはまた随分と凄い、しかし肉付きと手足のバランス的にようく似合う格好だ。
眼福も、触れ合うのも嬉しいが、当たってますよと指を胸元に示して。
■エイリ > 「――え? あぁ、妾のほうこそごめんなさい。
そんなつもりがなくても、気をつけてないと当たっちゃうのよねぇ」
さすがに質感が違うことによる違和感で、隠匿の術は看過されたらしい。
あちこちから零れそうな柔肉をギッチリ締め付けているせいで、逆に今にも溢れそうになっている奇抜な衣装だ。
胸元などは半分以上が露出しているので、剥き出しの乳肉が、ぐにゅん、と彼の腕に当たって形が変わっている。
「普段から不健康だと汗も嫌な臭いがするけど、健康ならそれほどではないって言うわよ。
貴方……お兄さん、少なくとも普通の町の人って感じはしないし、鍛えててスゴく強そう。
飛び上がって喜ばれるのも愉しいけど、堪えてるのはそれだけ?」
なんて会話をしているうちにバーガーは食べ終わっており、レザーの手袋をした指についたソースを舐めしゃぶる。
先端にしかソースは付いていないのに、それを根本まで咥え、唇を細めながら音を立ててねっとりと舌を這わせる。
ほとんど露わになっている乳房の谷間で彼の腕を軽く挟む距離感のまま。
「美味しかったけど、このまま帰って寝ちゃうのは、ちょっと体によくないわよねぇ……」
■シアン > 「いいえぇ。ご馳走様」
ハンバーガーとドリンクに舌鼓を打った事。ではなく筋肉に押し当たり柔らかくその形に歪む乳肉の話。
一度そうと見れば体躯を隠す術は体躯と色香を醸す術でも掛けてあるのかと疑う程の肉感も露わ、
今にも零れ出てしまいそうな様子に目線は他事考えるようにも逸れるが直ぐに其処へと吸い込まれる。ほぼ、釘付け。
「嫌な匂いってんじゃないなら何よりだぜ、申し訳ねぇたぁ思うけどな。
俺ぁほれそこの冒険者ギルド。あすこで稼いでてな? シアンっての。
見た目よか硬派じゃねぇお兄さんだ。堪えて……んの、それだけじゃねぇの、ハハ、バレるよなぁ」
乳肉に釘付けの視線がやっと逸れたと思えば手指に舌が念入りに這うほうへと引き寄せられて、視線が酷く解りやすい。視線の動きがこうなっていると傍目明らかなのを自覚しては照れ臭くって喉も肩も笑気を零しては開いた掌はわしわしと髪を掻くが。乳肉に押し当たる腕を、ぐにゅう、殊更に乳肉へと押し付けて。
「確かに。食って直ぐ寝ると気持ちいいけどな、宜しくねぇ。
な、時間あんならさ、俺に付き合ってくんねぇかな? あ。ナンパだぜ」
付き合って何をするのか。ナンパ、なんて、悪びれなく言ってはまた喉を震わせて笑い、
付き合って何する場所に指を向ければ女を連れ込むに良さそうな宿が集まっている辺りを指差して見せて。
■エイリ > 「お兄さん、初心なのか紳士なのか――。
それとも、そういうフリをして悪い女を引っ掛けようとしてるのか、分からないわねぇ。
気になるならずっと見てていいのに」
剛毅そうな外見に反して、彼の視線はあちこちを彷徨ったり、腕が挟まれている白い乳肉に注がれたりと忙しない。
うまく乗せられているのはこちらなのでは、と愉快な邪推をしたくなるほどだ。
押し付けてくる太い腕は、大抵の胸ならば潰されて終わりなのだろうが、圧倒的な量感の爆乳は彼の太い腕をも挟めそうなほど。
上下に緩く身体を揺らして、彼の鍛えられた固い肌に、蕩けるように柔らかな乳肌を擦り付ける。
「ちょっと気晴らしに外へ出てきただけだし、時間ならいくらでもあるけど。
ナンパして即あんなところに連れ込もうとするなんて、何をされるか分からなくて怖いわァ。
……ねぇ、なにするつもりなの?」
ナンパというワードに愉しげに笑って頷き、彼の腕を胸の間に挟んだまま立ち上がろうとする。
怖いと口にしているものの、表情は蠱惑的に緩み、発情で濡れた双眸が彼を見上げた。
■シアン > 「紳士ぶろうとして失敗してるすけべなお兄さんかね。言うなれば。
……自分で言っててどうかと思うわ。俺もなぁもうちょっと確り出来りゃいいんだがなぁ……」
匂いは気にする。髭も剃るし眉毛も整えるし危なっかしい乳房には注意もするが……
一皮薄い薄い皮を剥いでしまえば通りで女引っ掛けようとする軟派男とさして相違無い。
我ながら、とは、大きな掌が顔面を鷲掴みするように隠して頭項垂れ嘆息する。ものの。
一度ナンパするって決めれば彼女も嫌がっていないからと、
首より野太い二の腕すらそのまま挟み込んで隠してしまいそうな圧倒的肉感と柔らかさに、うわ♡ と、嬉しそうな声も上げる。
「俺もな。暇。いや、用事あったけどそんなもん後回しで良いんだ。
こんな良い女放っといてまで優先するようなもんじゃねぇ。なーに、心配しなくても……
交尾したら帰したげるぜ♡」
ストレートな物言いにだって笑って乗り気に立ち上がってくれるものだから喜色が浮かび過ぎて緩み過ぎがちな口元を軽く指で揉み解し。
ナンパの次は、交尾なんてもっと直接的過ぎる言い回し。ぐにゅ、ぐに、しきり、腕を包んでくれる乳房を楽しんだが、
腕を引き抜けば腰へとぐるりと木の幹みたいに筋繊維が張り巡った腕は巻き付く様に腰を捉え、掌が、乳肉を鷲掴みに。
捕まえた、とでも、言わんばかり。そのまま、こっちおいで、と歩み出せば手を引くどころか腰も乳房も引いて――
■シアン > 【移動します】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシアンさんが去りました。
■エイリ > 「あんっ、ナンパOKしたからっていきなり指強いっ♥
いいわね、交尾……サカりのついた動物みたいになってるお兄さん、早く見てみたいわァ♥」
彼の太い腕をも挟んでしまいそうなほど豊満な爆乳だ、手を広げても掴みきれるものではないが、逆に言えば存分に力を込めて揉みしだけるということ。
腰に回された腕に張り付くよう密着しながら、乳房を掴まれて甘ったるい声を上げる。
乳房はただ柔らかいだけではなく、指を押し返すほどの強いハリがあり、食い込む太い指を存分に楽しませるだろう。
お返しとばかりに彼の尻を大胆に撫で回しながら、宿のほうへ連れ立って姿を消した――。
■エイリ > 【移動】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエイリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にネイハムさんが現れました。
■ネイハム > 「さて、いい依頼でもあれば良いけど」
少し前の大儲けで依頼をサボっていた数日。
そろそろ人稼ぎしなければ懐が寂しくなってしまう。
そう考えてギルドに足を運んでは依頼掲示板を眺める。
並ぶ依頼は直ぐに受けれるものは報酬は少ない採取系、高いがそれなりに拘束されてしまう物など色々。
それらを眺めてはどれがいいかと割と真剣に悩んでみせ。
「手ごろだとこれ……けどこういうのは新人に残せってうるさいし。
そうなると……この辺だけど面倒なのよね」
楽を重視して採取を手にして、以前に告げられた小言を思い出し眉間にしわが寄り。
かといって勧められる系は面倒が多いのでどうしたものか。
それを悩んでは依頼と周囲に目を向けて。