2023/07/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にティカさんが現れました。
ティカ > 「……ぐぬぬぬぅ、やっぱし高ぇ」

真夏の陽光が燦々と照りつける王都平民地区の食堂街。
レンガ造りの小洒落たレストラン入り口に掲げられた品書きを前に、むっちりとした肉付きが目を惹く小柄な少女が唸っていた。
少女の紅瞳が眉を顰めて見つめるのはこの店の人気メニュー。
美麗なイラストによって描き出された魚介のホワイトクリームパスタである。
カルボナーラを思わせる白濁のルゥの中、イカ、エビ、魚介の散りばめられたパスタが皿上に小山を作る様子は絵を見ているだけでも涎が溢れてくる。

しかし高い。
この料理、他の店なら2皿頼んでも釣りが出るほどの金額を取るのだ。
その分ボリュームもたっぷりなので、ほとんどの客はカップルで注文して分け合って食べるらしいのだが、あいにくティカは一人きり。
冒険者としては少食のティカではとても食べきれないだろうし、何より高い。

「くっそ、でも美味そうなんだよなぁ……」

露出したヘソ穴に珠汗を伝わせる下腹がぐぅぅ…っと鳴る。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にランバルディアさんが現れました。
ランバルディア > 馴染みの白衣は小脇に抱え、それさえなければただの体格のいい大男。
剣や杖を携えているわけでもなければ、何者かパッと見てわかる方が少ないかもしれない。

――が、その男が目を向けたちっこい影の主には一目瞭然の相手だろう。
そのちっこい背中を見かけたらふらりと近づくくらいには、おおきな影の主からも覚えのある相手。

あいっかわらず無防備な背中から、お決まりの乳揉みでも仕掛けようかと思いながら。
これだけ暑い陽光の下では些か暑苦しいかも知れないとも思う。
だから、近づききるよりも先に腕を伸ばして。

「――なんだか、呼ばれた気がすんなあ」

すり、と。湿った襟足に指の背中で触れる。
見るからにセクハラな乳揉みよりも指先だけのそれは、視線を集めない分だけ初っ端から愛撫の加減。

よぉ、と頭上から影を作って見下ろして、女の汗を拭った指は口元へ運ぶ。

ティカ > 品書きを前にぐぬぐぬ唸るちびっこは、かなり真剣に悩んでいるらしい。
巨躯が背後に忍び寄った事にもまるで気付いた様子は無い。
灼熱の日差しにじりじりと炙られる小麦色の肌は滲む汗でタンクトップの白布を透けさせる程なれど、ふわりと香る匂いは若い娘のフェロモンをたっぷり含む柑橘めいて甘酸っぱい物。
そんなチビの無防備なうなじをつぃ…っと男の指が撫でたなら

「――――びゃぁぁぁああうっ!?」

奇っ怪な悲鳴を上げつつ首筋を抑え飛び退いて、発育良好の双丘を瑞々しく弾ませながら振り返る。
今にも噛みつかんばかりに眦を釣り上げた紅眼はしかし、挨拶代わりのセクハラを仕掛けて来たのがすっかり顔なじみとなった大男であると気付いたならば細肩に漲らせた警戒をあっさり緩め

「どこの変態かと思えばてめぇかバルディ! いきなりエッチな触り方してんじゃねぇ! 後、汗舐めんなっ!!?」

よもや指先を生温かく濡らした汗粒を舐められるとは思っていなかったらしく、言いようの無い気恥ずかしさに柔らかそうな頬を染めながら今日も元気にぎゃんぎゃん吠えた。
人目を惹かぬようにとの気遣いを台無しにする姦しさ。

ランバルディア > 期待通り。
いや、以上の反応にくつくつと肩を揺らして笑みながら自らの指を食んだ。
身長差から、後ろからでも谷間が弾んだのがよくよく見て取れる。雫と一緒にごちそうさま。
子猫のような警戒露わな振り向きが、直ぐに緩むのが勿体ないような――躾が伺えて気分がイイような。

「入るんならさっさと店に入れよ、……さっきっからガキを攫ってヤろうかって視線がひでェったらねえぞ」

結局人目を集める幼く高い声にため息で返した。
きゃんきゃん吠え立てる子猫の言い分はさっぱり一切合切を聞き流し。
白衣を肘に掛けた腕で、正面から細っこい肩を抱く。
肩から逆の肩まで回り込ませて、力尽くで胸板へ捕まえる。
背後から見ていてもうっすらと透けて、気づいた雄を誘う背筋を白衣へ隠してやった。

役得として、たっぷりとした双丘を腹に味わわせてもらって。
首を伸ばして辺りを見回し、遠巻きに窺っていた視線を払う。

ティカ > 「っせぇな。こっちには入店をためらう理由があんだよ。―――? …………………」

言われてじっとり周囲を見やれば、さっと顔を背ける男達の姿の多いこと。
『だったら見てねぇで声掛けろよ!』などと、普段ならば決して思わないだろう感想を抱くほどにティカは悩み困っていたのだ。
そのため、出逢えば間違いなく抱かれ、頭がおかしくなる程弄ばれる不良医師との再会も今日ばかりはありがたい。

「―――のわあっ!? て、てめぇは本当に人の話を聞かねぇなっ!? ………まあいいや。おいバルディ。丁度いいから一緒に入ろうぜ。ほら、見ろよこれ。滅茶苦茶美味そうだろ?」

強引に抱きすくめられ、乳首の尖りまで濡れ透けてしまっている豊乳を医師とは思えぬ程に筋骨隆々たる腹に密着させられた。
日差しに焼かれた体温が、しっとりと汗濡れた双乳の柔らかさと共に男の着に染み込んでいく。
むっと眉根を歪ませ睨みあげるも、返す言葉はこの少女の男嫌いっぷりを知るものならば驚く程に社交的な物。
そんな少女が肩越しに顎をしゃくって示すのは、先程までじぃぃっと目にしていた魚介のパスタ。

ランバルディア > 「俺にとっちゃ、願ったりかなったりだけどなあ」

しかし残念、この日の少女は自分の物だ。
顔を背ける数が多ければ多いだけこちらはちょっと、気分がいい。
愛撫などしなくても、こうして腕尽くで抱いているだけでフェロモンと触感の煽りがひどい。
きゃんきゃんと騒ぐ少女の肩を摩り、柔らかさとその頂のちょっとした弾力にこちらからも腹を押し付けて。

「ふうん?……うまいメシにちゃあんと鼻が聞くようになってきてるみたいでなにより。……たしかに、メチャクチャに美味そうだな?」

だらしのない笑みを見られるまで抱き潰す対価ついでに、ちょくちょくと量より質の食事に付き合わせた甲斐もあったというもの。
腹を満たすのが最優先という基準も変わってきているのが喜ばしい。
少女が仰ぐ方へ視線を向けてみる、それも確かに美味なのだろうが。
こうして腕の中にまで少女を捉えておいて、“それ”を差し置いて美味しそうなんて言う訳にもいかない。
手持ち無沙汰にしていた右手を、腹で潰す豊乳に忍ばせる。
張り付いたタンクトップごと歪めて力任せに絞り込む。

視線はパスタの方に。それでも、何をさして言っているのか少女ならば察せられる筈。

ティカ > 「……ま、それに関しちゃあんたのおかげだよな。以前までのあたしだったらこんな店には絶対ぇ足が向かなかったし。 へへっ、そーだろ。あたしもたまたま話に聞いてちょっと覗きに来たんだけどさ、この値段と量だろぉ。一人だと無理そうだしどーしたもんかって悩んでたんだよなぁ」

男の同意に猫目がにかっと笑み綻んだ。
むすっとした仏頂面が常である無愛想なチビなので、この様な表情を、特に異性に向けて見せるというのは大変に珍しい。
弱々しく喘ぎ泣く様や、身も世もなくイキ狂う姿を幾度も目にした大男でも、こんな無防備な笑顔を見るのがこれが初めてなのではなかろうか。
そんなチビの胸元、引き締まった腹筋に潰れ拉げたたわわの丸みに無骨な手指が差し込まれ、むんずと力強く揉み潰されれば

「――――んんあ…ッ♥ ば、ばか……いきなり何やってんだよ、この変態っ。 ………な、なあ、後でその……サービスしてやっからさ――――奢ってくれる?」

厳つい手の平の中でじわじわと尖り膨らむ乳首の硬さと汗だくの豊乳の卑猥な柔らかさを雑な乳揉みに返しつつ、不良医師に向けるのは媚を含んだ上目遣い。
そんな表情もまた幾度も肌を合わせてきた大男が相手だからこその物だろう。

ランバルディア > 生意気さを残した目端口端が、そのままに笑みを浮かべた。
数多の記憶の中にも覚えのない幼気な表情に、――ぞくん、と痺れを覚える。
場所は天下の往来。
“食事”を手掴みにするにももうちょっと上品に指先を使おうとも考えはしたのだ。
それでも揉み潰す手付きになったのは、大人気ない痺れの所為。ついでに、その方が目の前のチビは素直に悦びそうだと思ったから。

「――――ちまちまスリスリされんのよりこの方が、ティカのシュミに合うんじゃねえかって思ったんだけどなあ。
 そりゃあ、ま、ティカがそこまでヤってくれるっつーんなら吝かじゃねえが……」

ぐにぃ、ぐにり、搾って、付け根に摘んで。散々揉みしだいて知り尽くした力加減で、長い指を蠢かせて。
屈託のない笑顔が、それなりに見知った雌の目つきに変わったのを見逃さない。目を細め、乳揉みの趣向を変えてみる。
尖りを主張する乳首に、かりりと爪先を引っ掛け。くっついている自分と少女にしかわからない、丁寧な突起責めを試す。

「……順序は、ソレでいいのか?」

腹拵えを先か、それとも覚え始めた肉欲を満たすのが先か。
少女戦士を射抜くのは、獣欲を滾らせた見下し。
何にしても“サービス”を受ける約束の証として、汗の滲み出した背を丸め、媚びる雌の唇に淡く啄みにかかる。
少女がそれがイイと言うなら、偶にはじっくりと煮込むのもイイかも知れないと思ったから。