2023/07/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にサウロさんが現れました。
■サウロ > (朝早くから開催されている市場の賑わいも、一段落した時間帯。
平民地区を小走りに走る姿がある。
金髪碧眼の整った顔立ちをした少女ではあるが、胸元や腰など身体のラインを隠す大きめの支給のジャケットに、動作や挙動はどちらかと言えば男のもの。
纏う雰囲気からして少年のようにも見えるちぐはぐな感じ。
実際成人男性が少女になっているのだから、顔の可愛い少年か、男勝りな少女かは判別が付きづらい。
とは言え、わかる者は少女の体だとわかるはずだ。)
「ええと、次は……」
(通常の任務が行えない身体であるが故に、非戦闘員用の任務を行っている。
基本的には依頼品の配達、手紙の配達、備品の買い出し、武具の発注などなど。
戦えずともやれることは多いのだから、性別について嘆いている時間はない。
手に持った行先のメモを見て、路上を歩く。
人通りも多くなってきた。スリには気をつけないと、としっかり肩から掛けた鞄を握り締める。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルアミさんが現れました。
■ルアミ > 「買い出しはこれくらいでいいわね。
後は何か掘り出し物でもないか、市場を歩いて見ましょうか。
あら?あの子……なんだか不思議な感じのする子ね……?」
(今日は冒険者としての依頼も特に受けず、休養日として身体を休める日にしていて、市場へと日用品の買い出しに出かけてきているところ。
諸々の買い出しを済ませて、飲み物を購入してから市場を適当に散歩して、面白そうなものを見つければ買おうかしら、くらいのつもりで歩いていると、少し気になる子を見つけて、その子に視線を向けて観察してしまう)
「男の子のような、女の子のような……どちらにしても、私の好みのタイプではあるわね。
うーん、そうだ。上手くいくか分からないけど、試してみましょうかしら」
(観察をしていると、ときどき、手元のメモを読んでいるのか視線が下がる瞬間があるのに気が付いて。
その瞬間にわざとぶつかるタイミングで前に立って、衝突を演出する、というある意味で当たり屋的な行動ではあるものの、上手くいけば服が汚れた、と文句を言って誘うことが出来るかも知れない。
割とずさんな作戦であるけれど、試してみましょう、と少しずつ前方から近付いていって、メモに目を落とした瞬間にすっと前に現れる感じでぶつかり、相手を抱きとめる形で衝突しようとする)
■サウロ > 「うーん……これはどっちだ?」
(仲間がメモに渡してくれたものの、綺麗なクセ字と言うべきか、時折綴りが読みづらいものがある。
雑多な人込みの中では視線が向けられていることにも気づかず、その視線の主が近づいてきていることも分からない。
人にぶつからないように前を見てはいるが、メモの中に地図もあるので、その地図を確認することもあり。
視線を落とした矢先に、不意に進路方向に影が差す。
ぶつかる、と反射的に体が横に逸れようとしたが、いつもの体ではない反射神経が鈍い少女の身では避けきれず、
勢いのままに彼女へとぶつかってしまうだろうか。)
「うわっ! ……ご、ごめんなさい、大丈夫ですか!?」
(身長差から抱きとめられる形になり、弾かれて尻もちをついたりよろけてしまうことはなかった。
顔を上げればぶつかった相手はとても美しい女性で、焦がしたチョコレートのような双眸と、
サウロの碧の双眸がぶつかるだろうか。
慌てたような表情で、お怪我はありませんか?と心配そうに問いかける。)
■ルアミ > 「きゃっ!?あら、ごめんなさいね、ちゃんと前を見てなくって。
私は大丈夫なんだけど……シャツが濡れちゃったわね。
あなたは大丈夫?飲み物がかかっていないかしら?」
(ときどき、下に視線を向ける時間が長いときがあって、その瞬間を狙い、すっと前に立てば狙いとおりに相手とぶつかることが出来て。
ただし、ぶつかろうとしてぶつかった、という様子はおくびにも出さず、大丈夫かと問われれば優しく微笑みを浮かべて頷いて見せる。
こうやって間近で確認すると、可愛らしい少女であることが分かって、つい相手の背中を優しく撫でてしまう。
そして怪我はないけれど、飲みかけていた飲み物がシャツにかかってしまっていて、下着に包まれた形の良い膨らみがうっすらと透けて見えてしまっている。
優しく抱きしめる形で相手を抱きとめていて、どこか甘い香りと柔らかな感触を伝え、小柄な相手にわざと胸元を寄せるようにしていって、少女へと大人の女の色香を感じさせていこうとする)
■サウロ > (ここまでの至近距離であれば、まごうことなく少女の体だと解っただろう。
まさかわざとぶつかられたとは微塵にも思っておらず、飲み物を持っていたらしくそれが胸元のシャツに零れたようで、
濡れて透けている地肌と下着の色が見えてしまって、思わずかぁぁと頬が赤らんでいく。
見た目こそ少女であるが中身は男。女性の肉感的な部位や、色気のある下着に年相応の反応が出てしまう。
顔を下げれば胸に埋められるほどの至近距離に、更に胸元を寄せられれば大人の女性の柔らかさや香りがして、
慌てた様子でぎゅっと目をつぶって、彼女の腕の中から離れて適切な距離を取ろうとする。
その表情にはありありと困惑と動揺と羞恥とがない交ぜになって、小パニック状態だ。)
「ご、ごご、ごめんなさい、わざとじゃなくて…すみません、見てません、見てませんから!」
(両手で目元を隠すように、言い訳めいて謝罪を繰り返す。
見てない、は無理があるし、故意でもないというのも必死に伝えようとしているが、
悪いことをしてしまった子供が叱られる前に俯くように、小さい体をさらに縮こまらせてしまう。)
■ルアミ > (腕の中でパニック状態になっている少女。
その可愛さについつい優しく抱きしめる手に力が入り、ゆっくりと落ち着かせるように背中を撫でたり、頭を撫でて髪を梳いたりとしていき、少女の身体の柔らかさや髪のさらさらした感じを楽しんでいこうとする。
もちろん、距離を取ろうとされれば寧ろこちらに引き寄せるようにして、身体を密着させるようにしていこうとして)
「見てませんって、そんなに必死に否定したら見ちゃいましたって言ってるようなものよ?
別に貴女みたいな可愛い女の子に見られても、私は別にかまわないんだけど。
ね、ちょっと私に付き合ってくれないかしら、流石にシャツが濡れたままっていうのはあれだから、乾くまでどこかの宿屋で休もうと思うのよ。
だから、その間の話し相手になってくれないかしら?一人でいるのも退屈だし……ぶつかったお詫びはそれでオッケーっていうことで、ね?」
(両手で目元を隠している少女、耳元に唇を寄せて吐息を甘く吹きかけるようにしながら囁いて。
少女が了承してくれたなら、近くにある宿屋へと向かい少女を連れていこうと歩き出す)
■サウロ > 「──っ! そ、それは……っ、その……僕は」
(離れようとしたにも関わらず彼女の腕に引き寄せられて、また腕の中に捕まってしまう。
なんで、どうして、と困惑する表情で顔を上げ、背中や髪を撫でられながら告げられた声に、
少女の身体であるが故に女の子だと思われていると分かり、男であるという性自認から罪悪感が更に重くのしかかってくる。
女の子じゃない、とこんな往来の場で叫ぶわけにもいかず、かと言ってこのまま体を密着させられるのも心臓に悪く。
こういう時どうすればいいのか対処もわからず、ついには顔を隠すように両手で覆っていれば、
耳元に吐息を吹きかけられてビクッと大袈裟に肩が跳ねた。)
「うひぁっ!? わ、わかりました、わかりましたから、は、離してください……っ」
(柔らかな感触と、女性の甘やかな匂いと、誘うような声にゾクゾクと体が震えてしまって、耳やうなじまで朱に染めながら頷く。
女の子だと思われたまま道の往来で抱きしめられているというのも、ひどく恥ずかしい。
そんな状況下から脱せられるのならもはや頷くしかなく、彼女に連れられて宿屋までついていくことになって──。)
■ルアミ > <<移動致します!>>
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルアミさんが去りました。
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