2023/04/27 のログ
■エデン > 本当のところは依頼を見ているのではなくて、それを見て反応をしてくれる誰かを探していた。
そうしていたところに掛けられる声に、そちらへと顔を向ける。
そこに居たのは一人の女性、ここに居るという事は同じ冒険者なのかもしれない。
その顔に見覚えがあるかどうかだが、すれ違う程度はしたかもしれないが顔を覚えるまでにはいってない相手、なのだろう。
「ええ、何もしない日ってのんびり出来て悪くはないのだけど…
少しは動きたくなる日ってのも、あるでしょう?
そういう事かしら?」
小さく小首を傾げながら、ニッコリと笑顔を浮かべてみせる。
「そうね、これもなんとなくってものなの。
今日は、こうした依頼を受けたいなって、そんな日だったから」
笑顔を浮かべたまま、自分の体を見詰める女性にそう答える。
採集をするのに格好を気にしているみたいだが、そんなものですか?なんて返してしまう。
別に仕事をする格好なんて自由だからというのが自分の考えだったから。
■アレンシア > 「なるほど……そういうお考えなのですね。あ、アレンシアと申します。お見知りおきを」
のんびりと口になさるという事は財政に余裕がある方なのかな?とはぼんやり思い。他人様の事を詮索する気も無いのでその考えは直ぐに仕舞い込んだ。
「良い防具ですし機能的に問題は無いのです。ただ……見ての通りなので……」
秘所や乳首がギリ隠れているか。下手したらアレンシアの大きい乳輪は見えてしまっているかもしれない。程度の露出度が高すぎる鎧は流石に恥ずかしいようだ。女になりたての頃は気にもなっていなかったのだが女に慣れるに従って恥じらいを覚えるようになってきたアレンシアであった。
「あ、宜しければ一緒します?」
露出の話を誤魔化すようにそう口にして。アレンシアは結構強くなってきたので普通の採集依頼でどうこうという事も無いのだけれどこの人が一人で大丈夫な人かどうかはわからないのでお誘いしてみた。
■エデン > 「うふふ、そういうのも悪くはないでしょう?
アレンシアさん、ですね。
私はエデン、よろしくお願いしますね?」
女性が何を思って、何をいい掛けたのかはわからないが。
それを気にする事もなく、名乗りを返して小さく頭を下げてみせた。
「見た感じはそうは見えないのだけど…魔法製なのかしら?
でも、それはそれで可愛らしい姿がいつでも見られるのだし、悪くはないと思うわ?」
はっきりと良い防具と言い切るのだ、それなりの効果があるのだろう。
その露出度に本人は恥ずかしそうにしているのだが、それが良いのだといわんばかりに褒めてみる。
純粋に、自分から見てそう思っているのは事実なのだから。
そして、彼女からの同行の申し出。
その言葉を聞けばパッと顔を輝かせる。
「ご一緒してくれるなら、それほど嬉しい事はないわ?
採集って面白味がないとか、そういう人達も居るからちょっと不安だったの」
ポンッと両手を合わせながら言葉通りに嬉しそうにそう伝えれば。
どの採集以来が良いかしら?なんて、彼女へと聞いてみる。
その内容は色々とあるが、採集する物によって向かう先も変わるものなのだ。
植物だったら森林地帯だし、鉱石だったら洞窟だろうし。
■アレンシア > 「エデン様……ですね、覚えました。ええ、結界が張ってありまして虫ぐらいは避けてくれますし日焼けもしませんし快適な温度を保ってくれますしで肌が露出している問題は無いのですが……可愛い、ですか?」
年相応の可愛らしい顔をふにゃりと笑み崩して照れるアレンシア。防具はアレンシアの説明だけでもかなり優秀だと判定されるであろうか。実際露出度以外に難点は無いのだ。
「どんなのでも良いのですが……力は使わないやつの方が良いとは思います」
雌の体つきしてるアレンシアにエデン様も女性らしい身体つき。つまり肉体労働はそこまで得意では無さそうに見えたのだ。アレンシア自身胸が大きすぎて単純な力作業は得意ではない。
「多少危険ぐらいでしたら何とか出来はすると思うのですが……きちんとお守りさせていただく所存ですっ!なので報酬多めの依頼を選ばれても大丈夫かな?とは」
普通の敵が出るぐらいなら何とかしますよと申告し。剣技はともかく神聖魔法が結構高位のものが使えるようになっているので普通に出てくる敵ならそこまで怖くはなかった。
■エデン > 「様…あらあら、私に様なんて付けなくて良いわ?
同じ冒険者仲間…でしょう?
エデンさんでも、エデンでも、好きに呼んでくれれば良いの」
クスクスと彼女の呼び方に面白うそうに笑いながら、鎧の説明や自分のいった言葉の反応に目を細める。
「そう、可愛いわ?
これで肌が露出しているのも問題ないわね?」
改めて、ニッコリと微笑めば彼女へとそう続ける。
「2人も居れば確かに少しは戦えるのだけど、危険は少ないに限るでしょう?
特に今日みたいにゆっくりと仕事をしたい時は、ね?
まあ、向かう先に偶然危険があってしまったら仕方がないのだけど…
それだったら薬草採集にしましょうか?
あんまり遠くはないから、そうかからずに仕事を終えれると思うわ?」
自信満々な申し出ではあるものの、今日はそうした気分であると先にいってしまっている。
だから、張り出されている中でも最も安全そうな依頼を勧めてみるのだ。
そうして、当たり障りのない話を彼女と進めているのだが。
こうして言葉を交わし対面する時間を取る事で、自分のもう一つの目的の達成にも近付く事だろう。
新たなオトモダチを作る、という目的に。
■アレンシア > 「はい。ではエデンさん。で」
ふんわりと笑むアレンシア。魅了などしなくても十分すぎるほど友好的なのだがそれをどう判断するかはエデンさん次第なのであろう。
「ではそのように」
戦うことも出来ると言っただけでそういう気分ではないと返されれば固執する理由も無くあっさりと受け入れて。カウンターに持っていって2人で仕事しますと伝えてから戻ってきた。
「それでは行きましょうか?素敵な女性とデートできてうれしいです♪」
元から友好的なのでどこまで効いているのか。というのは解りにくいのだろうけれどオトモダチという目的には近づいているのだろうか。
■エデン > 「分かったわ、それではそれで」
魅了と呼ばれる力と自分の使う力は方向性が少々違う。
それでも、結局は友好的であるなら同じ結果なのだから全く問題無いだろう。
そして依頼が決まれば後は早かった。
彼女もそう拘りも無かったらしく、すぐに依頼をカウンターに持っていき受けたのだ。
それくらいは自分でやろうと思っていたのだが、彼女が動いてくれるなら彼女に任せた、そんな形。
「そうね、アレンシアさんがそういうなら、2人のデートと洒落込みましょう?」
これだけ友好的であれば目を合わせる時間はそう必要なさそうで。
それなら、言葉を交わし続け時間をかけて彼女の思想への影響を強めていけば良い。
依頼という名のデート、それはそれで楽しもうと考える。
「場所も近いし、採集だけなら準備も今のままでいいかしら。
それじゃあ、すぐに向かいましょう?」
服装と装備を確認してから、彼女へと手を差し伸べてそう伝える。
彼女がその手を取ったなら、早速目的の場所へと向かうのだ。
■アレンシア > 「ええ、では頑張りましょう!」
元から戦闘依頼を受ける気でしてきた準備。問題があるはずも無くエデンさんと一緒に目的地へと向かうのでした。
【場所移動します】
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からアレンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からエデンさんが去りました。