2023/04/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレイさんが現れました。
クレイ >  
 今回はとある仕事……の下準備。というよりほぼ面接。
 簡単に言ってしまえば自身のパトロンでもある貴族が次の戦場で動かす私兵部隊を揃えたいという事だった。
 騎士を集めれば良いと思われそうだが、騎士のように多人数での戦いではなく、冒険者や傭兵等のように臨機応変に動ける少人数の局地戦部隊の方が次は良いとの事。
 そしてその面接官兼私兵部隊の隊長として抜擢されたのが自分である。
 声をかけた相手は傭兵だけではなく冒険者や奴隷商。場合によっては学生。士気高揚の為に娼婦や踊り子まで声をかけている。言ってしまえば何でもありだ。
 今回ここにいるのも大体期限の間はこの酒場にいるから興味があるなら話しかけて来いと伝えてある。だから座っているだけだ。
 果たして誰か話しかけてくるか、それとも今日は外れか。

クレイ >  
 士気高揚の娼婦や踊り子はともかく学生というのはどういう事なのか。実際学校も学校だけにそう言う相手は集めやすい。
 だから親とか責任者の許可が下りるならという条件付きで許可している。とはいえ前線で戦わせるのではなく後方支援とか治療とかがメインになるだろうが。
 娼婦や踊り子は言わずもがな、そう言った用途だ。戦場は決して綺麗ごとだけでは片づけられない。そういった用途を確保しなければ最悪部隊は暴走。村を襲撃し始める。自分が指揮する以上それをさせるつもりはない。

「……まぁ、つってもなぁ」

 正直集まりが良いとはいえない。
 そりゃそうだ、普通に優秀な者ならばもっと高額の前線に行くし、逆に不安が残るような奴はそもそも戦場になんてこない。
 おごり高ぶった奴はこっちから願い下げ。
 結果として集まりは良いとはいえない。だからといって依頼として出してしまえば今度は金額がオーバーする。
 水を飲みながら難しい顔をしている。

クレイ >  
 その日は外れ。話しかけられる事はなかった。
 そもそも規定の人数が集まるかが怪しいレベルになりつつある。
 まぁ集まらなかったときは集まらなかったときだ。その場合は別のルートから人数だけは集まる事だろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からクレイさんが去りました。