2023/02/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアイネさんが現れました。
アイネ > 「串焼きの大を3本、包み焼を2つ。ボイルドを4本」

 大通りの露店街で軽食屋の前に佇む女執事。
 既にシルクの手袋を外して臨戦態勢。

 しかし店主から『2本で充分だよー』と言われれば

「いいえ4本で」

 毅然とした態度でそう返せば店主は『勘弁してくださいよー』と言いつつも
 注文されたものを包んで代金を受け取る。

(情報屋の仕入れた流れとは言え、あのやりとりはどうにかなりませんかね)

 歩きながら串焼きにかじりつきつつ、包みの中に忍ばされた紙片を一瞥して。

 ひとまず用事は済んだが、このまま散策すべきか、屋敷へと戻るべきか。

アイネ >  眉一つ動かさず、しかし『もっもっもっ』と串焼きを完食したならば
 包み焼にかじりつく。良く焼かれた生地へ染み込み始めた肉汁がたまらない。

「ふむ。これは。ふむふむ。これは。」

 ソースの濃いめのテイストが食欲を増進する。口元を親指でぬぐってぺろりと舐めて、
 ボイルされた肉に塩を振ったものを四人前、串焼きで余った串に次々挿して平らげていく。

 濃いめのソースの後にあっさり塩味。
 肉の後に肉を食べているのに重くならない。

「ふむ。」

 大通りを歩きながら平らげてしまえば、手近な店にまた足を運ぶ。

「肉団子のスープを大で、後はベーコンと野菜のサンドを。」

 それとこれをお願いしますと食べた後の屑を店主に託して多めにチップを払う。
 ダンタリオの家に仕える者は王の愛する街を汚したりしないのだ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアイネさんが去りました。