2023/01/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に種喰らいの獣さんが現れました。
■種喰らいの獣 > 暗がりに紛れてしまうような黒塗りの大型犬が、のしのしと路地裏を歩いていた。
久しく空腹を覚え、実績ある狩り場の路地裏を練り歩いているところ。
淫魔から頂いた力を用いて、取り込む価値ある雌をこそ誘う催淫の匂いを振り撒いて進む。
ただの町娘になど作用しない。一定以上の魔力だの、妙な能力だの。そんな因子に作用して、誘惑する。
そういった点では多くの町民とは上手く折り合いがついてると言えるのか。
ごくまれに何の能力もない駆け出しが引っかかることもあるようだが、それは恐らく『母胎』としての相性故だろう。
狙われた雌にはたまったものではないだろうけれど。
獣はそんなこと気にかけるはずもなく。
すん、すん。
時折鼻を鳴らして。
探るのはやっぱり、若く、瑞々しい雌の匂い。
■種喰らいの獣 > 大口を開け、伸びをする。
この日はハズレだったようだ。
ねぐらへ帰って、もう一眠りすることとしよう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から種喰らいの獣さんが去りました。