2022/12/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にレナードさんが現れました。
■レナード > 今日はギルド関連の仕事はお休みして休息日と決めて働かないと決意した。
とは言えただ無為に過ごすわけではなく、刃こぼれした武器の研ぎに軽装防具の修繕や、ポーション類や応急手当の備品の補充など、ここ数日で消耗した道具類を補充がてら買い出しに平民地区をあちこちと歩き回り、予定を終えてみれば既に日は落ちて夜の冬空が広がっていた。
そしてちょうど空腹を訴える腹の虫を沈めるために
夕食がてらと露店の並びを眺めていれば、珍しく東方の地酒を取り扱う屋台と出会い、燗酒を徳利で頼み銚子も借りて広間のベンチに陣を張る。
夕時は過ぎ、家へ帰る人や稼ぎでぱーっと夜の街へ繰り出してゆく冒険者の姿を眺めながら、銚子に温まった酒を注ぎクィっと傾け。
「――っはーぁ…五臓六腑に染みわたるってのはこういうんだろうなぁ…。」
年寄り染みた独白を零しながら、つまみにと炙って裂いた烏賊干しを齧りてまた酒を飲み街を眺める。
寒空の下ながら、吹き抜ける冬の風は内より暖まる酒精を覚ますかの如き心地よさを感じつつ、ふと見上げては冬の澄み渡った夜空を眺めていた。
■レナード > ぼーっと見上げる夜空でふと星が流れ落ちる。
そういえばと、ある人物が言っていた言葉をふと思い出しては
物は試しと試みてみるが、刹那の時の出来事に苦笑を浮かべ。
「いやいや、やっぱり冷静に考えてみると無理だよなぁ。
――ガキん頃ってのはそういうの考えなかったっけか。」
独白を残しつつ、また酒を一口銚子に注ぎ煽る。
今日は仕事らしいことはしていないが、夜遊びは別。
今夜は何処に出向くかと平民、富裕、貧民それぞれの地区のナイトスポットを思い出しつつ、出向く店を脳内で選び始めて。