2022/11/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 体格が大きいというのは、なかなか困ったことが多い。
そりゃあ戦場ではそれによって助けられたこともたくさんあるのだけれど、
日常生活においては、とかく、でかすぎるというのは問題になる。
例えば今、男がいる雑貨屋では、――先日もそうだったんだけど、体格に合うだけの衣類がなかったりもする。

「んぐ。………なんだ、やっぱり特注しかないのか。」

もちろん特注は金がかかる。時間もかかる。いいことはあんまりない。
呻いて振り返ろうとした瞬間、大きさゆえの弊害がまたひとつ。
男にとっては狭いスペースで動いたから、肘がこつんと、置いてあるマグカップに当たり

「んな、……っ」

ぐらりと机の上から揺れて――落ちそうだ。
さて、手を伸ばそうとするが間に合うか、否か。

イグナス > 「はー。」

危なかった、何とか。マグカップを置きなおして、あきらめた。
しかたない、と。雑貨屋から足を踏み出して

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。