2022/11/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエルフェさんが現れました。
エルフェ > 「えーーーー……だめ? 受けられない? ほんとぉ?」

平民地区にある冒険者ギルド。
そのカウンターで不満げに唇を尖らせるわたし。
なぜ?それはそう。手の中にある手配書が理由。

「まー、確かに?大量発生!っていうので、ソロのわたしが行くのは難点かもしれないけど……。
 でもでもさ。急ぎの感じなんでしょ? ほら、それならさ? ……だめ?」

その手の中にあるのは、とあるダンジョンで大量発生したコウモリ型の魔物の討伐任務。
なんでも、三半規管を狂わせたり、吸血したり。毒を使ったりする厄介な獲物。
しかも、其処はいわゆるエロトラップダンジョンみたいな、卑猥な罠があるとかなんとか。他に救出する人がいないと受け付けられない―――とかなんとか言われてしまったのが、事の始まり。

「んー……じゃあ、臨時のパーティーでも組めばいいんだろうけど。はてさて……。」

きょろきょろと視線を彷徨わせる。
今までの激しめの会話を聞いた上で、ダンジョンに付き合ってくれる優しい人がいるかどうか。視線が噛み合う人はいるか……探してみて。

エルフェ > 「なんなら、冒険者とかじゃなくて、支援とかが出来る人とかでもいいんだけど……んー。どうしようかなぁ。」

ちなみに、なんで行きたいか!って言えば、このコウモリの体液が割と良いお金で売れるから。つまり、お金目当て。
先日、かなり値の張る果実を購入し、懐事情が少しだけ緩んじゃったので、稼がなきゃ!という気持ちで受けた次第。

それに、音波に関しては風の精霊に音を消してもらい、土の精霊にかばってもらう。精霊術使いとしての戦術があればなんとでもなる……。
そう思ってるからソロで行こうと思ったのだけど……。如何せん、見た目も相まってギルドの受付嬢さんは自分を向かわせたくないみたい。

……まぁ、こうやってギルドの受付でちらちらと視線を巡らせるのは、そのダンジョンに一緒に向かった結果、あわよくば!なんて不順な動機も含んでるのは―――ひみつ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にネージュさんが現れました。