2022/10/13 のログ
ご案内:「平民地区 カウンターありの食堂」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > あむあむ♪もぐもぐもぐもぐ……

「ーーんむっ!?」

少年はびっくりした顔をして、自分の胸をトントンと叩く。
白髪がすこしまじった、ごつい身体つき、いかつい顔のマスターが無言で少年の前に水のコップをおく。 少年はその水をごくごくと飲み干して

「――っぷぁ! 喉につまっちゃった♪ ごはんおいしい♪」

ふぅっと一息ついて、まだ夢中でチキンステーキを頬張り、パンをちぎる。
がつがつむしゃむしゃと多少お行儀は良くないが、美味しそうに食べる少年を無愛想な顔で店主は見下ろして、何も言わず食器を拭いている

平民地区のどこにでもあるような食堂。客は今日はまばら
酒とつまみはそこまで多くないせいかこの時間になると客は酒場のほうにいく。

「あむっ♪ 美味しい♪美味しい♪」

夢中で食事をすすめる。一息つくときはなぜか店主に美味しいね♪ と言う。
おだててるわけでもなく少年は単純にコミュニケーションが好きだし相手に好きとか美味しいとか好意を伝えるのが好きなのだ。たとえそれが無愛想で無言な店主でも変わらない

シャルティア > チキンステーキを嚥下して、サラダをつつく。
お腹いっぱいになってきて幸せ。はふー、と一息ついてお腹をさすってると――コトンとテーブルにおかれる小さなお椀。
カラメルのない小さなプリンを置いた店主は何も言わずに洗い場に帰ってしまう。

「おおっ ぷりんだ! おじちゃんありがとう♪」

顔をぱぁぁっと明るくしてプリンを頬張る。くどいくらいに甘いプリンはまさに子供用といったところ。むーん♪とニコニコ嬉しそうにプリンをゆっくり食べる。
甘いデザートをちょっとでもいっぱい味わうためにちょっとずつ食べる。
とはいえプリン自体小さいのですぐになくなって

シャルティア > 「たべたー!ごちそーさま!」

元気の良い声。少年のほうを向かずに皿を洗ってるマスターに手を振って

「またくるねー、ばいばい!」

と元気よく店を飛び出していく

ご案内:「平民地区 カウンターありの食堂」からシャルティアさんが去りました。