2022/10/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からベアトリス = プラマーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にダークネスさんが現れました。
■ダークネス > 「…………くぅ~~~~~。」
欠伸を全力で噛み締めながら平民地区の大通りを歩く。
今日も仕事の帰り道、適度難易度と適度に良い依頼者で満足の行く仕事ができて機嫌は良し、けども……最近血を吸えなくて少しだけ、本当に少しだけ別腹で空腹である。
後天的吸血鬼なので――他の後天的な吸血鬼は知らないが――生前?吸血鬼変化前?と同じ食事で空腹を癒す事ができる、出来はするがそれとは別に無性に血を吸いたくなる時があり、その時は周辺の異性が特においしそうな香りがしてきて、全身は心地よい疼きに襲われ、と、とんでもない状態になるので、過度に血液的な空腹がある時は宿に篭ってチーズを食べる事にしている。
今夜は平気な筈だったのだが、仕事で力と血を使った所為もあってか少々お腹が我侭で、ぐぅ~と判りやすい音を立て吸血を促してくる。
だから、なるべく周囲の人間に視線を向けず、こうして人気の無い路地を探してうろうろしているが、こんな日に限って睦み合いの男女が多く、何処を見ても誰かしらの人影もあり、どうしたものかと……。
少し目が回ってきたかもしれない。
■ダークネス > 娼婦にお金を払って吸血させてもらうか、それとも裏で血液袋を買うか、最悪は動物の血液でも構わない……と思う。
手法は色々あれど実行可能なものは僅か。
噛み締めた欠伸をくはぁ~~っと開放すると、目元を擦りながら、宿のほうへと歩いていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からダークネスさんが去りました。