2022/08/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にスメディさんが現れました。
スメディ > 冒険者ギルドの掲示板前に巨女がいた。
この街のギルドではそこそこ有名人な女だが、有名なのはその姿ばかりではない。
戦士としての実力もまた、折り紙付き。
故に、見た目と合わせて有名になったというのもあった。

「うーん……ちょっと、安すぎるなぁ」

掲示板の前、つぶやいた言葉。今の仕事は初級向けのものばかりで自分がやるには簡単すぎる。
それでもやるのは構わないのだが、それでは初級冒険者の食い扶持を削ることになる。

流石にそれはしたくない。
最悪、己はどこかの傭兵に参加することで食い扶持を稼ぐことも可能なのだ。
最近は冒険者に重点を置いているのはあったのだが。

スメディ > しばらく考えていたが、やっぱりギルドの仕事を請けるのはやめた。
自分が受けずとも誰かが受ける程度の仕事。
ならば、その人たちに残しておくのも意味があるだろうと。

「……確か、アイツが街に帰ってきてるって聞いたな。
そっちまわりで仕事ないか聞いてみるか」

傭兵仲間の誰かを捕まえて、そっちの仕事を取ればよいと。
ギルドの受付にじゃましたね、と一声かけてから外へと出る。

今度は傭兵仲間を探して酒場巡りをするために。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からスメディさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 夕暮れをすぎて、空が暗くなりはじめるころ。大通りから一本路地を曲がったところにある小さな食堂で、今日はすこし早めの夕食を取っていた。
毎日暑いせいで家事をさぼり気味になっていたけれど、こうして外食をしていると気持ちも晴れる。
お店の中が混んでいないから、食後の休憩までゆっくりと時間を使わせてもらって。背凭れに身体を預けながら、すこしの間、ぼーっとしていた。

「……はい?あ、え…と、それじゃあ…お願いします」

そうやって食休みをしている間に、追加の注文を取れるだろうとお店の方が考えていたのかはわからない。けれどタイミングを見計らったように食後のデザートをすすめられると、迷った末に、首を縦に振った。
食事自体はそんなに多く食べてもいないし、ちょっとのデザートくらい、いいだろうと考えて。
メニューを覗きこんで、じっと考えた。それから、砕いた氷に甘いクリームを乗せたデザートを注文し。

ミンティ > しばらく待っていると、注文したデザートが届く。ひとさじ掬って口に含んでみたら、冷たさにきゅっと身が竦んだ。それでも冷えた舌が甘さを感じ取りはじめると、すこしずつ頬も綻び。頭が痛くならないように気をつけながら、食後の幸せを静かに堪能して…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。