2022/08/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 大きな宿や酒場が並ぶ、旅人がまっさきに辿り着くような大通りからはすこし離れたところにある小さな商店街。周囲に住む人たちが生活に必要なものを揃えるためのお店や、多くの人には縁がないような専門店が軒を連ねる端の方にある古物店。
骨董品を扱うお店の軒先に置いた小さな椅子に腰かけて、バケツに溜めた水に足を浸している。
今日もいつもどおりに店番をしていたのだけれど、陽射しが届かない屋内でもじわじわ体力を奪われるような夏の暑さに、すっかり参ってしまった。
このままだと本当に倒れてしまうと思い、外に出て、足先から冷やしはじめて、すこし時間が経っていた。

「……んー…、ぅ」

小さい声で呻きながら、溜息をこぼす。
用意したころは冷たかったバケツの中の水も、すっかりぬるくなってしまっている。
それでも火照った身体から体温を奪ってくれるだけでもありがたいもので。一度休憩をとってしまうと、今度はなかなか立ち上がりにくくなってしまった。

ミンティ > ここにいれば来客があっても気がつけるだろう。そう考えたら店内に戻る気にもならなくなって。足元から涼んでいるうちに、次第にうとうとしてきてしまった。そのまま眠りに落ちて、近所の子どもに悪戯されて目を覚ますはめになったようで…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 大通り沿いにある、このあたりでは一番大きな雑貨屋さん。新鮮な食べ物以外なら大体のものが揃いそうだと思えるほど、いろんな商品でいっぱいの中、迷路みたいに連なっている棚の間を歩いて、目的の商品が並んでいる場所を目指す。
夜だというのに結構な賑わい。楽しそうに遊び道具を見る若い客層を避けるようにして、しばらくうろうろ、迷いながらも見つけた魔道具のコーナー。
仕事中、店番をしている間に涼しくなれるようなものがないかと。適当な品物を手に取ってみて。

「ぇと……、っ、……ぅわ」

扱い方がわからずにもたもたして、小さなスイッチみたいなものを押した途端に、魔道具から吹きつける風。前髪を浮かせる勢いの風量に、思わず声をもらして。

ミンティ > カウンターに置いておけば、たしかに涼しくなりそう。けれど骨董品の手入れをする時に、小さな部品をばらしたりもするから、そういったものが飛ばされてしまわないかと不安になって。
悩みに悩んだ末に選んだのは、以前にも使っていたけれど今は壊れてしまった、冷気を放つ水晶玉タイプの魔道具。それを一つ手に、他に買うものはないかと、またのんびり店内を歩きはじめて…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。