2022/08/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にビリー・ラプラスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からビリー・ラプラスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/食堂」にトレイルさんが現れました。
■トレイル > (がやがやと賑わう食堂、20人程度は収容出来るスペースの大半が埋まっていて、テーブル席は空いておらず、案内されたカウンター席のなるべく隅の方に腰掛ける。
暖かいお茶に食べやすくて消化の良い、胃に優しいものを注文をして先に来た暖かいお茶を飲んでほっと一息をつく。
長らく休暇をとることが出来ず、城に詰めてこなしていた仕事がようやく終わって解放され、馴染の食堂で食事を取ろうと来たはいいものの、胃の調子が悪く感じていた)
「詰めてるときはほとんど飲まず食わずだったし、胃が弱るのも仕方ないかなぁ。
良く倒れずに済んだなぁ、意外と頑丈なんだな、私」
(最低限、倒れない程度にしか取れなかった食事、不眠不休での作業、仕事が終わると同時に雑魚寝室で死んだように泥のように眠り、ようやく起きて城下へと出ることが出来て食事を欲したのだが、胃の調子を考えると酒や肉といったものは食べられそうになさそうだった)
■トレイル > 「というか、まず仕事量がおかしいんだよな。
なんで私だけであれだけの書類を捌かないといけないんだろう。
人数だって少なくない人数がいたのに、やたらと書類が回ってくるし、それが延々続いて……最後の方じゃ何人か倒れてたし」
(あちらこちらの部署にわたり決済、サインの必要な書類を持って城内を歩き回り、次はあちら、その次はこちらとたらい回しにされて。
書き損じや文字が滲んでいるというミスがあればまた一から書類を作り直させられる。
もちろん、城内で使用する書類なのだからそういうミスがあってはいけないのは分かるものの、最後の方では別にいいじゃないか、と誰もが口には出さないものの心では想っていて)
「よくよく考えたら、最後に清書する必要がある書類は清書担当がするんだから、途中での書き直しって最低限で良かったんじゃ……?あいたたたた……考えたら胃が……」
(ふと気づいた事実になんともやりきれない気持ちになり、痛みだした胃のあたりを撫でながら暖かいお茶を飲んで気持ちを落ち着けようとする。
取り敢えず修羅場は終わったのだから、余り思い出さないようにしようとカウンターに疲れた体を預ける)
■トレイル > 「そもそも、仕事に爵位を持ち出すの辞めて貰いたい。
同じ文官として勤めてるんだから、爵位が下なのだからとか言って仕事を押し付けないで欲しい。
それにその爵位って家の爵位であって、自分が継いでる訳じゃないんだから、それを笠に着るの本当に辞めて欲しい。
爵位を継げないから城で文官仕事をしてるんだから、家の爵位は違っても、立場は一緒なんだから、辞めて欲しい、本当に」
(三男であった為に、家を出て働かなければ食べていくことが出来ないので頑張って文官試験に合格したのは嬉しかったものの、まさかここまで実家の爵位を持ち出してくる人間が多いとは思わなかった。
爵位が下だからと言って仕事を押し付けられている人間もたくさんいたし、自分もまた押し付けられた側だけに本当にそういうのは辞めて欲しい、特に修羅場のときは)
「とはいえ、逆らうと実家に迷惑がかかるし……上司もどちらかというと爵位を笠に着る側だから、言うだけ無駄なんだよなぁ。
はぁ……休み明けで職場にいくのが今から憂鬱だ……」
(貰えた休暇は明日一日だけ。明後日からはまた城に出仕しなければならず、明日は躰を休めるのと溜まった洗濯物を片付けなければならない。
こういうとき、自宅に住んでいると家事をするのが酷く億劫になる為、家を処分して城の文官寮に入ろうかと考えてしまう。ただ、そうすると職場でも寮でも同僚や上司に会うことがある為、ストレスが半端ないことになりそうで、そちらの方が家事の負担より嫌である)
■トレイル > 「仕事もなぁ、最初から覚える気がないっていうのは辞めて欲しいなぁ。
出来る人間がやった方が早いって言うけど、分担した方がもっと早く終わるんだし、その出来る人間が倒れたら誰も出来なくなるとかなったら大変なんだから。
修羅場だから教えて貰ってる暇はないって言うけど、そんなに難しくない、それこそ爵位が上だっていうなら教育レベルだって上なんだろうし、直ぐに出来ておかしくないんだし、結局は面倒で自分がやりたくないってだけなんだよなぁ」
(修羅場で教えてもらいながら、教えながらするのは効率が悪いとは言うものの、作業が出来る人間が増えた方が最終的には効率が良くなるのだから、憶えてくれればいいのにと思うものの、出来る人間がやればいい、とか爵位が、とか言い出して話にならなかった。
きっと、修羅場じゃなくてゆっくり時間が取れるようになっても、覚える気なんて端からないんだろうな、とため息を零していると、頼んだものが運ばれてきた)
「あ、どうもありがとう。それじゃあ、頂きます……ん、暖かいのが胃に沁みる……野菜も噛んだら歯ごたえなく噛み切れて、消化に良さそう」
(頼んだのは野菜がとろとろになるまで煮込んだ野菜スープ。
口に運べば野菜が口の中で蕩けて、少し大きな塊の野菜も噛むとその形を崩していく。
疲れた体に沁み渡るような優しい味に、一口一口、ゆっくりと時間を掛けて味わっていく。
このときばかりは、職場での嫌なあれこれを忘れて、美味しいスープを楽しんでいるのが分かるくらいに、顔を綻ばせている)
■トレイル > (野菜スープをゆっくりゆっくり口へと運んでいく。
慌てて食べると間違いなく気管に入って咽て咳き込んで酷いことになるので、慎重にゆっくりと。
自然と食べる早さも遅くなるものの、それぐらいが今の胃の具合にはちょうど良いらしく、びっくりした胃が痙攣するということもなく。
平和に静かに、なんとなく救われている気持ちになりながら時間を掛けてスープを食べつくしていく)
「ん、ごちそうさま、と。お勘定をお願い。美味しかったよ、ごちそうさま」
(食べ終わり、暖かいお茶を飲んで一息ついて。客も増えていきそうな感じがするので長居するのも迷惑だろうと、お代を支払い食堂を出る。
そして自宅に帰ってベッドでまたひと眠りすることにする。
やはり床で寝たのでは疲労は完全に抜けなかったので、まだ少し眠気がする。
暖かいものを食べてそれが加速しているような気がするため、早めに自宅へと戻る為、少し小走りで家へと向かい帰っていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/食堂」からトレイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > なんとなく思い立って夜の散歩に出てみたけれど、特に行くあてもなかったから、ただ街の中をふらふらと歩き回る事になった。
週末とあってこの時間でも賑やかな大通り。公園のあたりに出ている屋台を覗いてみたり、冷たい飲み物を買ってみたり。目的はなくても自由気ままにすごしているだけで、それなりに楽しい時間。
あとはもうすこし涼しければ言う事もなかったのだけれど。まだ日中の熱気が若干残っているようにも感じられる。夏の夜らしい蒸し暑さに、襟元に手をかけて、はたはたと揺らし、服の中に空気を取りこもうとして。
「ゎ、と……、すみ、ません…」
あちこち、よそ見をしながら歩いているせいで、すれ違う通行人とぶつかりそうになる事も何度か。
幸い、手にした飲み物をかぶせてしまうような事態にはならなかったけれど。ぺこぺこと頭を下げて謝罪して。
飲み終わるまでは、どこか落ち着ける場所にいた方がいいのかと思いもするけれど、自分でも立ち入りやすそうな酒場などは、今も盛況の様子。とても空席が見つかりそうにもなかった。
■ミンティ > しばらく散歩を楽しんでいると、酒場兼食堂の店内から声がかかる。振り返ってみれば、ときどき仕事について教わっている商人仲間の一人。一緒に飲まないかとのお誘いに、小首をかしげて考えて。相談したい事があったのだと思い出すと、そちらのお店にお邪魔する。自分はお酒は遠慮するけれど、と念押ししつつも強引に勧められそうになったり。
そんな風に、夜のひとときを過ごす事になって…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。